【NFT×スポーツブランド】世界最大手スポーツブランドにおけるNFT活用事例5選

NFTが話題となり、最近ではさまざまなスポーツブランドがNFT界隈に登場してきています。

有名なプロジェクトとのコラボレーションや、メタバース空間で利用できるウェアアイテムなど、NFTに参入するスポーツブランドが増えてきています。

今回は、そんなスポーツブランドのNFT活用事例をご紹介します。

世界最大手スポーツブランドにおけるNFT活用事例5選

adidas(アディダス)

BAYC×Adidas
引用:アディダスオンラインショップ

リリース時期:2021年12月

HP:adidas NFT

adidas(アディダス)は、NFTコレクション「Into The Metaverse」を発表しました。

「Into The Metaverse」とは、3つのNFTブランド(NFTコミュニティー)とアディダスがコラボしたNFTプロジェクトのことです。

3つのNFTブランドとは、「Bored Ape Yacht Club」「PUNKS Comic」「gmoney」であり、これら3つのプロジェクトはNFT界隈で最も注目されています。

アディダスは「Into The Metaverse」のプロジェクトで、「トラックスーツ」「フーディー」「ビーニー」など、3万点におよぶNFTアイテムを販売し、累計約26億円を売り上げました。

「Into The Metaverse」にてNFTを購入するとメタバース内で使用できるNFTアセットと現物のアイテムの両方が手に入ります。

Nike(ナイキ)

NIKELAND on ROBLOX
引用:Roblox(Twitter)

リリース時期:2021年11月

HP/販売場所:NIKELAND

NIKE(ナイキ)は、Roblox(ロブロックス)内に、ファン同士が繋がり、創作し、体験を共有したり競い合ったりすることができるNIKELANDを作成しました。

Roblox(ロブロックス)とは、自分独自のゲームを作成したり、他の人が作ったゲームをプレイしたりできるオンラインゲーミングプラットフォームであり、ゲーム作成システムです。

スポーツと遊びをライフスタイルに変えるという目標のもと、ナイキ本社から着想を得た建物やフィールドがある独自の世界を作り上げました。

さらに、デジタルショールームで、自身のアバターにナイキ製品を着用させることができるなど、NFTとの関連も今後出てくるでしょう。

また、12月にNIKE(ナイキ)は、ファンション関係のNFTを手がけるNFTスタートアップ「RTFKT(アーティファクト)」の買収をTwitterで発表し、NIKE(ナイキ)のスニーカーNFTが続々とNFTとして発行されていくと考えられます。

UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)

Under Armour×Stephen Curry
引用:Under Armour (Twitter)

リリース時期:2021年12月

HP:Genesis Curry Flow

販売場所:Curry – Market

NBAバスケット選手のステフィンカリー(Stephen Curry)とスポーツブランドのUNDER ARMOUR(アンダーアーマー)が2021年12月22日にコラボNFTを販売しました。

このNFTは、ステフィンカリー選手が12月14日に行われたNBAのニューヨーク・ニックス戦でレギュラーシーズンにおける3ポイントシュート通算成功数のNBA新記録(2,974本)を達成した記念として発行されたNFTです。

発行されたNFTは、カリー選手が記録を達成した試合で着用していたアンダーアーマーのシューズ「Curry Flow 9」であり、新記録の数字にちなんで、2,974枚のNFTが発行されました。

レアリティは、The Lab、Warp、Flow、Broken History、Unanimousの5種が用意されそれぞれ、1389枚、788枚、470枚、297枚、30枚が取り扱われました。

価格は333ドルで発売され、収益は全て“子どもたちのスポーツ振興を対象とした慈善団体”へ寄付されます。

このNFTは、現状、DecentralandThe SandboxGala Games、の3つのゲームプラットフォームで使用できます。

PUMA(プーマ)

PUMA×Gutter cat gang
引用:Gutter Cat Gang(Twitter)

PUMA(プーマ)はTwitterアカウント名を「Puma.eth」に変更しました。

これにより、NFT界隈を引っ張っていくブランドのひとつに仲間入りを果たしました。

また、Twitterのプロフィール画像をNFTに変更したことも、Twitter上で公表しました。

さらに、PUMA(プーマ)の社名、ロゴの由来となっているネコ科の動物ピューマにちなんで、猫関連のNFTプロジェクトとのコラボレーションをTwitter上で示唆しています。

現在、協同しているのは次の4つのプロジェクトです。

さらに、PUMA(プーマ)はメタバース上で利用できる衣装やバッグ、スポーツ用品をリリースすることを念頭に置いた、メタバース参入を示唆する商標登録の申請を行いました。

Asics(アシックス)

Asics×NFT
引用:asicsプレスリリース

リリース時期:2021年7月

HP:Asics NFT | Asics Corporation

販売場所:NFTマーケットプレイス「OpenSea

Asics(アシックス)は、シューズのNFT「SUNRISE RED NFTコレクション」をデジタルオークションで販売しました。

「SUNRISE RED NFTコレクション」は、Asics(アシックス)では初めてとなるシューズのNFTで、ランニングシューズやタウンユース向けのスポーツスタイルシューズ、サンダルなど9種類がNFTとして発売されました。

発行されたNFTは、Limited Editionが各種20点限定、Gold Editionが各種1点限定となっています。

Limited Editionは、朝日が昇る力強さをイメージした鮮やかな「サンライズレッド」を全体に配したデザインとなっており、Gold Editionはメタリックなゴールドを全体に配したデザインとなっています。

合計で189点のNFTが出品され、オークション形式で販売されました。

オークションで落札したこのNFTの所有者は、メタバース上でも利用できる3Dモデルやテキスチャーを入手することができます。

終わりに

今回は、NFTプロジェクトを行っている大手スポーツブランドについてご紹介しました。

NFTとメタバースの相性が良いこともあり、スポーツブランドがかなり力を入れて、メタバース上で利用できるNFTアセットを制作しています。

スポーツブランドは、一般的なアパレルブランドと違い、契約しているプレーヤーを多数抱えているため、記念NFTというような形でNFTを発行しやすいといった利点があります。またこのようなプレーヤーたちは、各々多くのファンを抱えているため、失敗のしにくいプロジェクトであると強く感じました。

今後は、チームとのコラボや、団体とのコラボNFTなども増えていくと予想しています。

盛り上がりを見せるNFTそして、メタバースからますます目が離せません。

参照元:NFT Media

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