ゲーム特化のブロックチェーン「Oasys」登場|国内有名企業も多数参画
「doublejump.tokyo」「gumi Cryptos」「CryptoGames」「Thirdverse」などといったゲーム関連の有名企業が多数参画するゲーム特化のブロックチェーンプロジェクト『Oasys(オアシス)』が発足したことが明らかになりました。
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ゲーム特化のプロジェクト「Oasys(オアシス)」発足
ゲーム分野に特化したブロックチェーンプロジェクトである「Oasys(オアシス)」は2022年2月7日に、ゲームコミュニティ向けに特別に設計・開発された同プロジェクトのブロックチェーンが正式にリリースされたことを発表しました。
Oasys(オアシス)は、環境にも優しいプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用した『Blockchain for The Games』をコンセプトとするEVM(イーサリアム仮想マシン)互換のプロトコルだと説明されており、「Layer 1(Hub-Layer)」と「Layer 2(Verse-Layer)」の技術を組み合わせた独自の「Oasysアーキテクチャ」を採用することによって高速かつトランザクション手数料無料のネットワークを展開し、より快適なユーザー体験をゲーマーに提供することを目的としていると説明されています。
このブロックチェーンプロジェクトはブロックチェーンゲーム業界を代表する複数の有名企業の関係者によって設立されており、公式発表では創設メンバーとして以下のような人物が挙げられています。
- Gabby Dizon氏(Yield Guild Games 共同創設者)
- 中谷 始氏(バンダイナムコ研究所 代表取締役社長)
- 國光 宏尚氏(gumi創業者/Thirdverse 代表取締役CEO)
- 上野 広伸氏(double jump.tokyo 代表取締役CEO)
- 内海 州史氏(セガ 取締役副社長)
複数のゲーム関連企業が初期バリデータとして参加
Oasys(オアシス)の発足に伴い、同日8日には日本国内の複数のブロックチェーンゲーム関連企業からも「Oasysの技術活用」や「Oasysのプロジェクトに”Initial Validator”として参画する」といった発表が行われており、具体的には以下のような企業から発表が行われています。
MCH株式会社
My Crypto Heroesの運営・開発を行うMCH株式会社は、ゲームに特化したブロックチェーンプロジェクト「Oasys(オアシス)」を活用し、高速かつトランザクション手数料無料の独自ブロックチェーン「MCH-verse」を展開することをお知らせします。また、MCH社は「Oasys」の”Initial Validator”としても参画予定です。
株式会社gumi
株式会社gumiは、連結子会社でブロックチェーン事業を展開する株式会社gumi Cryptosが、Oasys PTE. LTD.が手掛けるゲームに特化したEVM互換パブリックブロックチェーン「Oasys」に、初期バリデータとして参加予定であることをお知らせいたします。
CryptoGames株式会社
ブロックチェーンゲームの開発を行う、CryptoGames株式会社は、開発中の全てのNFTで遊べる世界を実現するNFTゲーム群「TCGVerse」において、ゲームに特化したブロックチェーン「Oasys(オアシス)」を採択し、また、CryptoGames株式会社は「Oasys(オアシス)」の”Initial Validator”としても参画する予定であることをお知らせいたします。
株式会社Thirdverse
株式会社Thirdverseは「Oasys PTE. LTD.」と提携し、同社が開発するブロックチェーン「Oasys」のValidator Nodeの運用を開始することをお知らせします。Oasysは、Layer1(Hub-Layer)とLayer2(Verse-Layer)技術を組み合わせた独自の「Oasysアーキテクチャ」を採用した、EVM互換のプロトコルです。弊社は「VRxメタバース」の世界を実現を目指す「Thirdverse構想」を掲げており、本提携では、VRゲーム、メタバース部分を担う一企業として参画を予定しております。
>>「株式会社Thirdverse」の公式発表はこちら
>>「Oasys」の公式発表はこちら
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