eToro:メタバース関連の暗号資産・株式ポートフォリオ「MetaverseLife」を発表


ソーシャルトレーディング・プラットフォームである「eToro(イートロ)」は2022年1月11日に、メタバース(仮想空間)に関連する暗号資産や企業の株式で構成されたスマートポートフォリオである『MetaverseLife』をローンチしたことを発表しました。

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メタバース関連銘柄で構成される「MetaverseLife」

eToro(イートロ)は2022年1月11日に、メタバース(仮想空間)に関連する暗号資産や企業の株式で構成されたスマートポートフォリオである『MetaverseLife』をローンチしたことを発表しました。同社は、この投資商品を通じてメタバース業界の主要プロジェクト(株式と暗号資産の両方)に長期的に投資する機会を投資家に提供すると説明しています。

MetaverseLifeのポートフォリオは「メタバース関連プロジェクトの暗号資産や株式」に加えて「メタバース関連商品やデバイスを扱う企業などといった何らかの形でメタバースに関連している企業の株式」などによって構成されており、具体的には以下のような暗号資産や企業株が含まれています。

新興産業への投資では「分散投資」が重要と説明

eToroは公式発表の中で、MetaverseLifeポートフォリオは「Meta Platforms」や「Roblox」などの株式や、「Decentraland」「The Sandbox」「Enjin」などのメタバース関連プラットフォームにより大きなウェイトを置いていると説明した上で、「Amazon、Apple、Microsoft、Nvidia」などといったメタバースの普及に貢献する有名ハイテク企業もポートフォリオに含まれていると説明しています。

eToroの投資ポートフォリオ責任者であるDani Brinker氏は公式発表の中で『メタバースは今後数年間で非常に大きく成長する可能性を秘めているが、それらの技術採用は一夜にして実現するものではなく、処理能力・帯域幅・ハードウェアなどの面で改良が必要となる』と述べており、『関係者全員が勝者になるとは限らないため、新興産業の投資機会を評価する際には分散投資が重要である』と説明しています。

メタバースは、現実世界と仮想世界の間の究極のフロンティアとして、今後数年間におけるインターネットの最も可能性の高い進化を象徴しています。その可能性は無限大に思えるかもしれませんが、導入は必ずしも容易ではなく、一夜にして実現するものでもありません。メタバースは、より大きな処理能力・帯域幅・ハードウェア(ヘッドセット・メガネ・スマートフォン・クラウドサービス)の改良を必要とします。まだ初期段階ですが、ブルームバーグのアナリストによると、この業界は8,000億米ドル市場になる可能性があります。

新興産業の投資機会を評価する際には、関係者全員が勝者になるとは限らないため、分散投資が重要です。新興産業の発展状況を調べる時間がない人にとって、市場は圧倒的な存在に見えるかもしれません。選択した資産をポートフォリオにパッケージ化することで、私たちは重い仕事をこなし、お客様がメタバースへのエクスポージャーを得て、さまざまな資産にリスクを分散できるようにしています。

メタバース(仮想空間)への注目度が高まるにつれて最近では「メタバースに特化した投資商品」も増えてきており、昨年末には「ProShares(プロシェアーズ)」が、メタバース分野に特化した『ProShares Metaverse Theme ETF』と呼ばれるETFを米国証券取引委員会(SEC)に申請したことも報告されています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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