ドージコインで「ステーキング」が可能に?イーサリアム共同創設者と提案作成
ドージコイン(Dogecoin/DOGE)の開発支援を行なっている「ドージコイン財団(Dogecoin Foundation)」が、イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏と共同でステーキングメカニズムの導入に向けた提案作成に取り組んでいることなどが明らかになりました。
こちらから読む:dHealth Network、スマホ版ウォレット公開「暗号資産」関連ニュース
今後の計画をまとめた「トレイルマップ」を公開
ドージコイン(Dogecoin/DOGE)の開発支援を行なっている「ドージコイン財団(Dogecoin Foundation)」は2021年12月23日に、今後の計画をまとめた「トレイルマップ」を公開して以下のような複数の取り組みを行なっていく計画を明らかにしました。
- 「Dogecoin.com」ウェブサイトの再設計と「Dogepedia」の作成
- プロダクト開発用ライブラリ「Libdogecoin」の提供
- ドージコインの仕様を理解したい人のためのドキュメント「Dogecoin Standard」を提供
- プラットフォーム導入サービス「GigaWallet」の提供
- Dogecoin Keyring(アプリ/開発キット)プロジェクト
- RadioDogeプロジェクト
- コミュニティステーキング(Proof of Stake/PoS)の提案
- 販売時点情報管理システム(L2アプリ)のパートナーシップ
今回公開されたトレイルマップでは全ての計画の詳細は明らかにされていないものの、提案の中に含まれている『コミュニティステーキング(Proof of Stake/PoS)の提案』に関しては、イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏と共同でステーキングメカニズムの導入に向けた提案作成に取り組んでいることが説明されています。
ステーキングとは「プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake/PoS)」と呼ばれる仕組みを採用しているブロックチェーンにおけるマイニングのようなプロセスのことであり、対象の暗号資産を保有しておくことによって保有量に応じた報酬(ステーキング報酬)を得ることができる仕組みとなっています。
ドージコインはビットコインと同じ「プルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work/PoW)」と呼ばれる仕組みを採用しているものの、現在はヴィタリック氏と共同で『ドージコインのPoS版』を導入する提案を作成しているとのことで、これによって誰もがステーキングに参加してネットワーク運営の貢献に対する報酬を得られるようになると説明されています。
一連のプロジェクトはまだ始まったばかりであるとのことですが、現在は既に影響力のある人物が複数人存在するとのことで、公式発表の中では『これらのオープンソースプロジェクトの開発に貢献する準備をしている人々のグループが増えている。今後数ヶ月で、LibdogecoinとGigaWalletのプロジェクトが具体化していくだろう』とも説明されています。
>>「ドージコイン財団が公開したトレイルマップ」はこちら
>>DOGEを取り扱う暗号資産取引所「BINANCE」はこちら
こちらの記事もあわせてどうぞ