NIKE「仮想世界で使用可能なバーチャルグッズ」の商標申請|メタバース事業参入か
NIKE(ナイキ)がヘッドウェア・サングラス・スニーカー・バックパック・スポーツ用品などといった複数のバーチャルグッズに関する商標を申請していることが米国特許商標庁(USPTO)の書類で明らかになりました。NIKEは現在、仮想アイテムデザイナーの求人募集なども行っているため、業界では『NIKEはメタバース(仮想空間)関連の事業に参入しようとしている可能性がある』として注目が集まっています。
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仮想世界で使用可能なバーチャルグッズの商標申請
NIKE(ナイキ)がヘッドウェア・サングラス・スニーカー・バックパック・スポーツ用品などといった複数のバーチャルグッズに関する商標を申請していることが米国特許商標庁(USPTO)の書類で明らかになりました。
米国特許商標庁(USPTO)が公開した資料によると、NIKEがバーチャルグッズ関連の商標申請書類を提出したのは2021年10月27日とされており、『これらのバーチャルグッズはダウンロード可能でオンラインの仮想世界で使用することができる』とも説明されています。
申請書に記載されているデジタルグッズの中には「履物・衣類・ヘッドウェア・アイウェア・スポーツバッグ・バックパック・スポーツ用品・アート・おもちゃ・アクセサリー」などといった様々なものに加えて、NIKEの有名なロゴである「スウッシュ」や、NIKEのバスケシューズ”エア・ジョーダン”で使用されている「ジャンプマン」のロゴも含まれており、『just do it』という有名なスローガンも含まれています。
メタバース(仮想空間)でデジタルグッズ発売か?
NIKEは現在、会社の求人ページで「バーチャルマテリアルデザイナー」の求人募集も行っているため、一連の取り組みから『NIKEは近年注目を集めているメタバース(仮想空間)関連の事業への参入を計画している可能性がある』と予想する声も出ています。
メタバース(仮想空間)では既に複数のブランドのアバター・アイテム・グッズなどがNFT形式で使用されており、有名ブランドのNFTアイテムは非常に高値で取引されているため、仮想通貨業界ではNIKEのバーチャルグッズにも期待が高まっています。
なお、NIKEは以前から仮想通貨関連の取り組みを進めており、2019年には仮想通貨やブロックチェーンに関連する幅広いサービスに使用する「CRYPTOKICKS(クリプトキックス)」という商標も申請しています。
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