dHealth Network(DHP)の「IDO詳細」が判明|ハーベストの必要残高も引き下げ
シンボル(Symbol/XYM)のハーベストを行っていた人々に無料配布されたことでも注目を集めていたヘルスケア分野に特化したブロックチェーンネットワーク「dHealth Network」のトークン「デジタルヘルスポイント(Digital Health Point/DHP)」のIDO詳細が決定したことが明らかになりました。DHPのIDOは、カルダノ(Cardano/ADA)エコシステム向けに設計された分散型ローンチパッド「Occam.fi」が提供する「Occam Razer」と呼ばれるローンチパッドで実施されることになっています。
こちらから読む:Chiliz初、ACミランの公式NFTを配布「暗号資産」関連ニュース
dHealth NetworkのDHP「IDO詳細」が判明
ヘルスケア分野に特化したブロックチェーンネットワーク「dHealth Network」のユーティリティ・支払いトークンである「デジタルヘルスポイント(Digital Health Point/DHP)」のIDO詳細が決定したことが明らかになりました。
「dHealth Network」はシンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーン技術を応用して立ち上げられたヘルスケア分野に特化したブロックチェーンネットワークであり、今年5月には「ビタミン剤の生産」やインフルエンザウイルスに効く抗ウイルス薬「タミフルの販売」などで知られる大手企業「Roche(ロシュ)」がスーパーノードとして参加したことなどでも注目を集めていました。
このプロジェクトは2021年6月に、シンボル(Symbol/XYM)のハーベストを行っていた人々に対して「10,001 DHP」を無料配布しており、「dHealth Wallet」で10,000DHP以上を保有している人々は”DHPのハーベスト”も行うことができるようになっていたため、SymbolコミュニティではDHPの今後にも注目が集まっていましたが、今回はDHPの初回販売となる「IDO(Initial DEX Offering/イニシャル・デックス・オファリング)」の詳細が明らかになりました。
IDOは「日本時間2021年11月9日」に開始予定
デジタルヘルスポイント(Digital Health Point/DHP)のIDOは、カルダノ(Cardano/ADA)エコシステム向けに設計された分散型ローンチパッド「Occam.fi」が提供する「Occam Razer」と呼ばれるローンチパッドで実施されることになっています。
DHPのIDOは「日本時間2021年11月9日19時00分」に開始される予定となっており、IDOに参加するためにはOccam Razerで発行された仮想通貨である「OCC」を一定数量保有している必要があると説明されています(詳細はこちら)。
なお、DHPは主にSymbolコミュニティで注目を集めていましたが、dHealth NetworkはCardanoブロックチェーンでもネットワークを展開しているため、今回のIDOではCardanoブロックチェーンを用いて発行されるDHPが販売されることになります(Cardano版DHPとSymbol版DHPはブリッジを介して変換できるようになると予想されます)。
We are delighted to announce that our #IDO will go live on #OccamRazer platform on the 9th of November!
Our solution, already supported by leading pharmaceutical giant Roche and top Swiss Universities, will leverage the #Cardano network to add to its network of supernodes! https://t.co/wbAHVcTBfI
— dHealth Foundation (@dHealth_Network) October 28, 2021
私たちのIDOが「OccamRazer」のプラットフォーム上で2021年11月9日に開始されることをお知らせします。
すでに大手製薬会社ロシュやスイスのトップ大学に支持されている当社のソリューションは、Cardanoネットワークを活用してスーパーノードのネットワークを増やしていきます。
今回のIDOが実施されることによって「DHPの価格」が定まっていくことになるため、仮想通貨コミュニティではDHPの価格にも注目が集まっています。
DHPのハーベストは「2,000DHP」からでも可能に
dHealth Networkは2021年10月28日のツイートで、DHPのハーベストに必要なDHP数量が「2,000DHP」に引き下げられたことも報告しています。
DHPのハーベストに参加するためにはこれまで少なくとも「10,000DHP」が必要となっていましたが、今回「dHealth Wallet」がアップデートされたことによって、現在は「最低でも2,000DHPをdHealth Walletに保管している人々」がハーベストに参加できるようになっています。
In case you missed it, with the recent dHealth wallet update Harvesting can now be initiated with a minimum balance of 2'000 instead of 10'000 #DHP
— dHealth Foundation (@dHealth_Network) October 28, 2021
因みに、最近dHealth Walletがアップデートされたことによって、10,000ではなく2,000の最低残高からハーベストを開始できるようになりました #DHP
DHPがIDOで販売されることに加えて、ハーベストの参加条件が下がったことによって、今後はDHP保有者が増え、ハーベストに参加する人も増えていくことになると予想されるため、今後の「dHealth Network」の成長には注目が集まっています。
こちらの記事も合わせてどうぞ
ADAを取り扱っている暗号資産取引所ビットポイントの新規登録はこちらからどうぞ。