【重要】Symbolの技術を悪用した「XYM送金詐欺」に要注意|ウォレット利用者が標的に


シンボル(Symbol/XYM)を自己管理型ウォレットで保管している人々に対して、悪意のある第三者のアドレスへ送金する内容のトランザクション(アグリゲートボンデッド・トランザクション)が送りつけられ、これに署名した場合にXYMが意図せず第三者に送金されてしまう「XYM送金詐欺」が増加していることが明らかになりました。

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覚えのないトランザクションには署名しないように

シンボル(Symbol/XYM)を自己管理型ウォレットで保管している人々に対して、悪意のある第三者のアドレスへ送金する内容のトランザクション(アグリゲートボンデッド・トランザクション)が送りつけられ、これに署名した場合にXYMが意図せず第三者に送金されてしまう「XYM送金詐欺」が増加していることが明らかになりました。

このXYM送金詐欺については「bitbank(ビットバンク)」や「Zaif(ザイフ)」などの暗号資産取引所からも注意喚起がなされており、XYMを自己管理型ウォレットで保管している人々に対して『アグリゲートボンデッド・トランザクションを用いたXYM送金詐欺が増えているため注意が必要である』と警告する内容の注意喚起が行われています。

アグリゲートボンデッド・トランザクションとは、関係する複数の参加者の署名を以て送金を完了する形式のトランザクション(取引)のことであり、「Symbol Wallet」などのような自己管理型ウォレットで利用できる機能となっています。

この機能では「ある人物が他の人物に承認を求めて、その人が署名した場合に取引が実行される」といった取引ができるようになっていますが、今回報告された送金詐欺では『謎の人物から承認を求められたため承認したら、自分が保有していた数千XYMが相手に自動送金された』といった事例が報告されています。

署名してしまった場合にはXYMが自動送金されてしまうものの、署名しなければXYMが送金されることはないため、取引所以外の自己管理型ウォレットでXYMを保管している方々は『身に覚えのないトランザクションには署名してはいけない』ということをしっかりと覚えておく必要があります。

場合によっては自分で何かしらの設定を行なっている最中に「XYM送金詐欺の署名要求」がたまたま届く可能性もあるため、署名する場合にはしっかりと内容を確認するようにしましょう。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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