Twitter主導の分散型SNS「Bluesky」仮想通貨Zcash開発者がリーダーに


Twitter(ツイッター)が主導している分散型SNSプロジェクト「Bluesky(ブルースカイ)」のリーダーに、ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)でソフトウェアエンジニアを務めた経歴を持つJay Graber(ジェイ・グラバー)氏が任命されたことが明らかになりました。

こちらから読む:アルゼンチン大統領、BTC法定通貨化に前向き「暗号資産」関連ニュース

Zcash開発者「ジェイ・グラバー氏」をリーダーに任命

ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)でソフトウェアエンジニアを務めた経歴を持つJay Graber(ジェイ・グラバー)氏は2021年8月17日に、Twitterが主導している分散型SNSプロジェクト「Bluesky(ブルースカイ)」のリーダーに就任したことを明らかにしました。

ジェイ・グラバー氏がBlueskyのリーダーに就任したことは「Twitter」のCEOであるジャック・ドーシー氏も報告しており、グレイバー氏のツイートを引用する形で次のようにコメントしています。


【ジャック・ドーシー氏】
ジェイがBlueskyをリードします!Twitterとソーシャルメディアの分散化にまた一歩近づきました。私たちはコードを介して遥かに速く移動することができるようになります。

【ジェイ・グラバー氏】
嬉しいお知らせがあります。ソーシャルメディアを分散化するためにTwitterが始めたイニシアチブ「Bluesky」を私が率いることになりました。最新情報は「Twitter」と「blueskyweb.org」でフォローしてください。

Blueskyのチームメンバーも募集

BlueskyはTwitter社が主導している「ソーシャルメディアの分散化」に向けたイニシアチブであり、従来の一般的なSNSサービスが中央集権的な企業によって管理されているのに対して、Blueskyは非中央集権的なSNSを目指す非営利団体によって開発が行われています。

ジャック・ドーシー氏は2019年に「TwitterがBlueskyに出資したこと」を明かしており、『Twitterは元々分散型インターネット標準になる可能性があったが、当時の様々な理由によって中央集権型ソリューションとなった。ブロックチェーン技術が誕生によって分散型のアプローチを取ることができるようになったため、オープンで持続的なホスティング・ガバナンス・収益化のための一連の分散型ソリューションをもたらすことができるようになった』と語っていました。

Jay Graber氏は暗号化技術をサプライチェーンのセキュリティや可視化に応用しているブロックチェーン企業「Skuchain」でソフトウェアエンジニアを務めるなど、仮想通貨・ブロックチェーン業界で様々な経歴を有している人物であるため、今後の取り組みには注目が集まっています。

なお、Jay Graber氏は一連のツイートの中で『私は過去1年間に渡って分散型ソーシャルエコシステムの思想家や構築者グループと緊密に協力してきました。次のステップはBlueskyチームの採用です。Twitterや他の企業と緊密に連携することを楽しみにしています』とコメントしており、『興味のある方は公式サイトやDiscordコミュニティに参加してください』としてメンバーの募集も募っています。

>>「Blueskyの公式サイト」はこちら
>>「BlueskyのDiscordコミュニティ」はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です