Ripple社:オープンメタバース手掛ける「Futureverse」に出資|XRPLなどを統合

Rippleなどから5,400万ドルの資金調達

Ripple社は2023年7月19日に、ブロックチェーン・暗号資産・人工知能などの技術を活用するメタバース企業「Futureverse」に出資したことを発表しました。

Futureverseは18日のツイートで「10T Holdings」が主導するシリーズAラウンドで5,400万ドル(約75億円)の資金を調達したことを発表しており、Ripple社はこのツイートを引用する形で同社に出資したことを報告しています。

Futureverseのビジョンをサポートできることに興奮しています!

「XRPL・XRP・XLS-20」をサポート

Futureverse(フューチャーバース)は、11の異なる企業で構成されるメタバース企業であり、複数のプラットフォームを相互に行き来できるオープンメタバースのプラットフォームや、パブリックブロックチェーンである「The Root Network」などを開発しています。

「The Root Network」は、イーサリアム仮想マシン(EVM)との互換性を有するブロックチェーンとなっていますが、Ripple社との提携によって「XRP Ledger(XRPL)」にも対応、ガス代の支払いで「XRP」を使用できる他、XRPLのNFT規格である「XLS-20」もサポートされていると報告されています。

なお、FutureverseはFIFAとの協力によるフットボールゲーム「AI League」や、モハメド・アリ・エンタープライズとの提携によるボクシングゲーム「Muhammad Ali – The Next Legends」なども展開されているとのことです。

「Futureverse」の共同創設者であるAaron McDonald氏と、「Ripple」のプレジデントであるMonica Long氏は、今回のパートナーシップについて次のようにコメントしています。

【Futureverse:Aaron McDonald氏】
メタバースは人々が互いに関わり協力し合う方法を変革し、ゲーム・支払い・資産管理などを含む様々な分野での体験を向上させる可能性を秘めています。この可能性を実現するためには、オープンで拡張性が高く、相互運用可能なインフラが必要です。

Futureverseは、ネクストレベルの技術インフラとAI主導のコンテンツを組み合わせて、私たち全員が思い描くオープンメタバースを構築します。素晴らしいパートナーである「10T Holdings」や「Ripple」の助けを借りて、メタバースを抽象的なアイデアから具体的でアクセスしやすく、インタラクティブな目的地に導くことができることに興奮しています。

【Ripple:Monica Long氏】
Futureverseのビジョンをサポートし、「The Root Network」と「XRP Ledger」の統合を祝えることを嬉しく思います。

Futureverseはメタバースのような大きなコンセプトに取り組む初期段階のプロジェクトですが、Rippleは基盤となるインフラ開発に貢献して、オープンメタバースのエンドユーザーに真の有用性を提供していきたいと考えています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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