ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2021年5月23日〜29日


2021年5月23日〜29日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

こちらから読む:2021年5月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧

ビットポイント「NFT事業」参入へ

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リミックスポイントは2021年5月24日に、暗号資産取引所を運営している同社の連結子会社「BITPointJapan(ビットポイントジャパン)」がNon-Fungible Token(NFT)を活用した事業に参入することを発表しました。具体的にはNFTマーケットプレイスを提供するだけでなく、NFT活用企業の支援事業なども検討していると報告されています。

SBI VCトレード「LTC・BCH」取扱い開始

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SBI VC Trade(SBI VCトレード)は2021年5月27日に、同社が提供している板形式の暗号資産現物取引所サービス「VCTRADE Pro」において、新たにビットコインキャッシュ(BCH)ライトコイン(LTC)の取扱いを開始したことを発表しました。これにより、SBI VCトレードが取り扱う暗号資産は合計5種類となりました。

金融庁:デリバティブ大手「Bybit」に警告

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金融庁は2021年5月28日に『無登録で暗号資産交換業を行った』として暗号資産デリバティブ取引所「Bybit(バイビット)」を運営しているシンガポールの企業「Bybit Fintech Limited」に警告を発しました。

Bybit(バイビット)は今月25日に、中国で仮想通貨規制が強化されたことを受けて『中国国内のIPアドレスに紐づけられているユーザーアカウントを2021年6月15日に停止すること』を発表しています。

「ビットコインマイニング評議会」設立へ

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ビットコイン(BTC)を大量に購入していることでも知られる「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」や「Tesla(テスラ)」のCEOは2021年5月25日に、北米のビットコインマイニング業者とミーティングを行った上で、BTCマイニングにおけるエネルギー消費の透明性を推進し、世界中で持続可能なイニシアチブを加速させるために『ビットコインマイニング評議会』を設立することで合意したことを明らかにしました。

カルダノ「スマートコントラクト機能実装」に向け前進

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カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)の開発を担当している「Input Output Global(IOG)」は2021年5月28日に、スマートコントラクトなどの新機能導入に向けた「Alonzo(アロンゾ)」と呼ばれるアップデートプロセスをテストネット上で開始したことを発表しました。

なお、今月23日にはカルダノ財団から『カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)のウォレット作成数が100万を突破したこと』も報告されています。

BinanceNFT「公開予定日」が判明

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BINANCE(バイナンス)は2021年5月27日に、同社がリリースを予定しているNon-Fungible Token(NFT)のマーケットプレイス「Binance NFT」の公開予定日を明らかにしました。今回の発表では、最初にNFT作品をリリースする一部のアーティスト・ミュージシャン・アスリートなども明かされています。

日銀総裁「仮想通貨・ステーブルコイン」に言及

HaruhikoKuroda-Cryptocurrency

日本銀行の黒田東彦(くろだ はるひこ)総裁が2021年5月27日に行われた「Bloomberg」とのインタビューの中でビットコイン(BTC)などの仮想通貨に言及し『暗号資産はたくさんあるが、裏付け資産を持っていないため、値動きが激しく、基本的に決済手段としてはほとんど利用されていない』と指摘したことが明らかになりました。しかし同氏は、ステーブルコインについては『将来的に便利な決済手段になり得る』と語っています。

金持ち父さん著者「今のBTCは買いのチャンス」

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ビットコイン(BTC)の価格は今月13日頃から大幅な下落が続いており、19日には一時的に320万円付近まで暴落しましたが、『金持ち父さん貧乏父さん』の著者として知られるRobert Kiyosaki(ロバート・キヨサキ)氏は2021年5月15日頃から『ビットコインがクラッシュしている今は買いのチャンスだ』と繰り返し述べています。

キヨサキ氏は15日のツイートで『問題はイーロン・マスク氏やビットコインではないこと忘れるな。問題はFRB・財務省・バイデン大統領であり、金・銀・ビットコインがその解決策となる』と述べており、20日には『”BTCを買う余裕がない”と言っていた人に朗報だ。BTCがクラッシュした今がチャンスだ。泣き言をやめて行動しろ』とコメントしています。

「インフレ局面、投資するならBTC」レイ・ダリオ氏

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世界最大級のヘッジファンド「Bridgewater Associates(ブリッジウォーター・アソシエイツ)」の創業者であるRay Dalio(レイ・ダリオ)氏は、仮想通貨メディア「Coindesk」が2021年5月24日に開催したカンファレンスのインタビュー動画の中でビットコイン(BTC)を保有していることを明かしました。同氏は『インフレ局面おいては、個人的に債券よりもビットコインを保有することを好む』と語っています。

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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