ジンバブエの大手銀行「仮想通貨などのデジタル技術活用方法」を検討


ジンバブエの大手銀行である「CBZ Holdings」が、暗号資産(仮想通貨)などのデジタル技術を活用する方法を検討していることが現地メディア「The Herald」の報道で明らかになりました。

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CBZ Holdings「暗号資産などの技術活用」を検討

ジンバブエ最大の金融機関の1つである「CBZ Holdings」は、暗号資産やその他のデジタルイノベーションを活用する方法について検討していると報じられています。

現地メディアである「The Herald」の報道によると、CBZ Holdingsの会長であるMarc Holtzman氏はインタビューに応じた際に『暗号資産などの技術は将来の新たな機会を切り開く可能性があるため、CBZはこれらの新しいイノベーションをオープンな気持ちで受け入れている』と語ったと報じられています。

Marc Holtzman氏は『仮想通貨やブロックチェーンなどの技術はすでに特定の分野で実際に役立てられているため、これらのイノベーションはビジネスや顧客サービスを強化して、新しい機会を開く可能性を秘めている』と述べており、具体的には「モバイルマネー」や「モバイルウォレット」などの分野でフィンテック企業と協力して、てオープンイノベーション戦略に向けた取り組みを行なっていると説明しています。

仮想通貨・ブロックチェーン・フィンテック・テックフィン・ビッグテックなどは全てエキサイティングなイノベーションであり、進化し続ける顧客のニーズや要望に応えるために特定の分野ですでに役立てられています。私たちは『これらのイノベーションはビジネスや顧客サービスを強化し、新しい機会を開く可能性を秘めている』と考えています。

このような機会は、同じフィンテック企業とのコラボレーションや協力を通じて探究することができるため「モバイルマネー」や「モバイルウォレット」などの分野でこれらのフィンテック企業と協力し、それらの協力を通じてオープンイノベーション戦略に向けた取り組みを行なっています。

同氏は「これらのイノベーションにはリスクが伴う」ということを認めているものの、そのようなリスクについては『幸いなことにジンバブエではジンバブエ準備銀行がこれらのイノベーションと高度なテクノロジーを銀行が活用するのを支援する”フィンテック規制サンドボックス”をすでに公開しているため、この規制サンドボックス制度によって、ソリューションを広い市場に投入する前に事前テスト・潜在的なリスクの検出・リスク軽減策の作成などを行うことができる』と説明しています。

ジンバブエの中央銀行である「ジンバブエ準備銀行」は今年2月に公開した金融政策声明の中で『フィンテック規制サンドボックス制度が2021年3月1日に開始されること』を明らかにしています。しかし、この時点でジンバブエ準備銀行は『暗号資産はサンドボックス制度から除外される』と述べているため、「CBZ Holdings」がどのような形で仮想通貨やブロックチェーン技術を活用するのかについては注目が集まっています。

>>「The Herald」の報道はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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