ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2021年4月18日〜24日
2021年4月18日〜24日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2021年4月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧
ディーカレット「現物取引の取引所サービス」開始
DeCurret(ディーカレット)は2021年4月19日に『暗号資産現物取引の取引所サービス』を開始したことを発表しました。ディーカレットの取引所サービスでは合計3種類の暗号資産を取引することができ、Maker手数料では手数料を受け取ることができる”マイナス手数料”も採用されています。
なお同社は「現物取引(取引所)サービス」の利用者を増やすことを目的とした『取引所向け継続報酬型紹介プログラム』を開始したことも発表しています。
SBI証券:国内初の「一般投資家向けSTO」実施
SBI証券は2021年4月20日に、日本国内で初となる「一般投資家向けのセキュリティトークンオファリング(Security Token Offering/STO)」を開始しました。
今回のSTOでは「SBI証券」が発行体となる社債型セキュリティトークンが販売されることになっており、このデジタル社債を取得した方には特典として保有額に応じた数量の暗号資産「XRP」が付与されています。
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ワイオミング州「自律分散型組織の法人化法案」を承認
アメリカ・ワイオミング州で、特定の管理者や主体が存在しない分散型の組織である「自律分散型組織(DAO)」の法人化を認める法案が承認されたことが明らかになりました。ワイオミング州知事のMark Gordon氏は2021年4月21日にこの法案の署名を完了しており、2021年7月1日には正式に同法案が施行される予定となっています。
DAO法案とその重要性は?
注目イベント「Cardano Africa 2021」開催へ
カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)の開発を担当している「Input Output Global(IOG)」は2021年4月21日に、「Africa Special(アフリカスペシャル)」として注目を集めているアフリカ政府とのプロジェクトなどに関する特別な発表を行うイベント『Cardano Africa 2021』を日本時間2021年4月30日午前1時30分に開催することを発表しました。
なお、今月22日にはスイスの資産運用企業「21Shares」から『ADAの上場投資商品(ETP)が、2021年4月26日にスイス証券取引所(SIX)に上場すること』も発表されています。
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Venmo「暗号資産4銘柄の取引機能」提供開始
決済大手「PayPal(ペイパル)」が所有するモバイル送金サービス「Venmo(ベンモ)」は2021年4月20日に、暗号資産を取引・保管することができる新機能『Crypto on Venmo』を追加したことを発表しました。
Venmoは発表時点で「ビットコイン・イーサリアム・ライトコイン・ビットコインキャッシュ」の4銘柄をサポートしています。
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Chiliz「合計4チームのFTO」順次開催へ
チリーズ(Chiliz/CHZ)は2021年4月20日に、同社が提携している4つのスポーツクラブ「ギョズテペ」「ウニベルシダ・デ・チレ」「レギア・ワルシャワ」「フォルトゥナ・シッタート」のファントークンオファリング(FTO)を2021年4月27日から順次開催していくことを発表しました。
なお、Chilizは2021年4月22日に、Chilizトークン経済において定められているルールに基づいて、日本円換算で約1億円に相当する「2,023,097.45 CHZ」をバーン(焼却処分)したことも報告しています。
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FCバルセロナのトークン「BINANCE」に上場
BINANCE(バイナンス)は2021年4月21日に、チリーズ(Chiliz/CHZ)が発行を支援している「FC Barcelona(FCバルセロナ)」の公式ファントークン「BAR」の取扱いを開始しました。4,000円前後で推移していたBARファントークンの価格は、今回の発表を受けて一時的に7,300円付近まで急騰しました。
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PlanB氏:BTC急落は「一時的な調整にすぎない」と説明
S2F(ストック・フロー)と呼ばれる価格予想モデルを用いてビットコイン価格予想を行なっている著名アナリストPlanB氏は2021年4月19日のツイートで先日のBTC価格急落についてコメントし『今回の急落は通常の精算イベントであり、ビットコインは強気相場はまだ無傷である』との見解を語りました。
PlanB氏は2021年4月23日のツイートでも『今回の下落は2013年と2017年にも見られた一時的な調整に過ぎない』とコメントしており、「2013年・2017年の強気相場」と「現在の強気相場」を比較した画像を用いて現在のビットコインが強気相場の途中段階であることを説明しています。
PlanB氏が語った内容はこちら