BINANCE「約650億円相当のBNB」をバーン|価格高騰で過去最高の焼却金額に


大手暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」は2021年4月16日に、同社が発行している仮想通貨「バイナンスコイン(Binance Coin/BNB)」のバーン(焼却)を実施したことを発表しました。第15回目となる今回のバーンでは過去最高額約650億円に相当する「1,099,888 BNB」が焼却処分されています。

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過去最高額「650億円相当のBNB」を焼却処分

BINANCE(バイナンス)は2021年4月16日に、同社が発行している仮想通貨「バイナンスコイン(Binance Coin/BNB)」のバーン(焼却)したことを発表しました。バーン(Burn)とは、運営者が保有している仮想通貨の一部を永久に使えないようにする行為のことであり、市場に流通する通貨が減少することによって希少価値が高まり、通貨の価格が上昇することなどが期待されています。

バイナンスコイン(Binance Coin/BNB)の総発行枚数は2億BNBとなっていますが、BINANCEは四半期ごとに前四半期の取引高に応じて一定量のBNBを買い戻した上でそのBNBをバーンしており、最終的には流通枚数が1億BNBまで半減する仕組みとなっています。

今回実施された第15回目のBNBバーンでは「1,099,888 BNB」がバーンされたと報告されていますが、2021年1月時点で約4,000円となっていたBNB価格はわずか1四半期で16.8倍となる約70,000円まで高騰しているため、今回バーンされた1,099,888 BNBはドル価格で換算すると過去最高額となる595,314,380ドル(約650億円)相当になると報告されています。

(画像:BINANCE)(画像:BINANCE)

バイナンスコイン(BNB)価格上昇の要因は?

バイナンスコイン(Binance Coin/BNB)の価格が大幅上昇した理由については『明確な答えを見つけることはできないが、以下のような複数のことが要因として考えられる』と説明されています。

  • 過去3.5年間にわたるコミュニティとチームの絶え間ない開発活動
  • Binance Smart Chain(BSC)における分散型金融(DeFi)およびその他プロジェクトの成長
  • Coinbaseの上場。これはBNBにもプラスの影響
  • 仮想通貨業界全体の成長
  • 最も重要なのは「BINANCEエコシステムに対するユーザーのサポートと貢献」

BINANCEでは「BNBで取引手数料を支払うことによって、手数料割引を受けることができる仕組み」が採用されているため、BINANCEでの取引が増加すればBNB買いの動きも高まることになると考えられます。

BINANCEは非常に多くの暗号資産を取り扱っている世界最大の暗号資産取引所であり、仮想通貨の価格は現在も上昇を続けているため、現在の仮想通貨取引が活発な状態が続けば、BNB価格もさらに上昇していくことになると予想されます。

>>「BINANCE」の公式発表はこちら

2021年4月17日|Binance Coin(BNB)の価格

バイナンスコイン(Binance Coin/BNB)の価格は今月13日に66,000円付近まで高騰したものの、その後はやや下落しており、2021年4月17日時点では「1BNB=58,386円」で取引されています。

>>BNBを取り扱っている「BINANCE」の公式サイトはこちら

2021年1月17日〜2021年4月17日 BNBのチャート(画像:CoinMarketCap)2021年1月17日〜2021年4月17日 BNBのチャート(画像:CoinMarketCap)

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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