トルコ「暗号資産の決済利用」禁止へ|2021年4月30日から新規制導入


トルコの中央銀行が『仮想通貨決済を禁止する新たな規制』を2021年4月30日から導入することが明らかになりました。2021年4月16日の発表によると、この規制では「暗号資産が直接的・間接的に使用される決済サービスの両方」が禁止されており、「決済サービスプロバイダーが仮想通貨決済に関連する事業に携わること」なども禁止とされています。

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仮想通貨決済禁止などの新規制「4月30日」から施行

トルコ政府の公式メディアは2021年4月16日に『仮想通貨決済を禁止する新たな規制を2021年4月30日から導入すること』を発表しました。これらの規制はトルコ中央銀行によって施行されると書かれています。

この規制の目的は『暗号資産を支払いに使用しないようにすること』だとされており、「決済サービスおよび電子マネー発行における暗号資産の直接的または間接的な使用」が禁止されているほか、「決済サービスプロバイダーが仮想通貨決済に関連する事業に携わること」なども禁止とされています。

ただし、銀行はこの規制から除外されているため「ユーザーは銀行口座の電信送金を使用してトルコリラを暗号資産取引所に入金することができるが、決済プロバイダーは暗号資産取引所に入出金サービスを提供できなくなる」と伝えられています。

トルコでは不安定な経済政策などによって法定通貨「トルコリラ」のインフレが起きていることなどを背景として、仮想通貨投資などが活発化していましたが、今回の規制は『ここ最近で勢いを増していたトルコの仮想通貨市場を停滞させる可能性がある』と懸念されています。

>>「トルコ政府の発表」はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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