ロバート・キヨサキ氏:ビットコイン価格「今後5年で1億3,000万円になる」と予想
「金持ち父さん貧乏父さん」の著者として知られる米国の著名投資家Robert Kiyosaki(ロバート・キヨサキ)氏は、貴金属関連の金融メディア「Kitco」で2021年4月5日に放送された番組に出演した際に『ビットコイン価格は今後5年で120万ドル(約1億3,000万円)まで上昇する可能性がある』との予想を語りました。
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BTC価格「5年後には120万ドルになる」と予想
Robert Kiyosaki(ロバート・キヨサキ)氏は以前からビットコインなどの仮想通貨を支持する発言を繰り返しており、過去には『金・銀・ビットコインを購入すべきだ』といった発言も行っていました。
『金・銀は”神のお金”、ドル・ユーロなどの法定通貨は”政府のお金”、仮想通貨は”国民のお金”』だと語るキヨサキ氏は、大量に発行され続けている米ドルなどの法定通貨を以前から問題視していましたが、今回の番組でも『米国の金融暖和や財政出動によって仮想通貨・金・銀は魅力を増している』と語っています。
番組の中で『ビットコイン価格は現在50,000ドル〜60,000ドルの過去最高値に達しているが、BTCを購入するには遅すぎると思うか?』という質問を受けたキヨサキ氏は『常にエントリーポイントがある』と語った上で『私は新型コロナウイルスの影響によって世界経済が停滞していたことを受けて、ビットコインを9,000ドル(約98万円)で購入した。5年後には120万ドル(約1億3,000万円)まで上昇するだろうと思っている』とコメントしています。
「BTCはテスト段階、私は金と銀が好き」とも説明
ロバート・キヨサキ氏は『今後5年でビットコイン価格は120万ドル(約1億3,000万円)まで上昇する可能性がある』と予想していますが、その一方では『ビットコインはまだテストされている段階である』とも指摘しており『私は金と銀が好きだ』と語っています。
ビットコインはまだテストされていませんが、たとえビットコイン価格が急落しても私は耐える余裕があります。しかし私は金と銀が大好きです。金と銀は神のお金です。私は金と銀を探して世界中を旅しました。
同氏は「銀が世界中のテック企業で使用されていて徐々に希少価値が高まっていること」などを説明しながら、金・銀・ビットコインのような希少価値のあるものが優れた投資先であることを語っており、『宗教的な意味ではない』と強調しながら『金と銀は神のお金である』と語っています。
米国の長期化する金融暖和などが「ドル」の価値を引き下げている一方で「金・銀・ビットコイン」の魅力を増大させていると語るキヨサキ氏は『バイデン大統領や共産主義に対してはあまり良く思っておらず、好きではない』とも語っており、『共産主義者はお金を印刷する中央銀行家である』と指摘しています。
また、キヨサキ氏は『年金システムの崩壊などによって私たちは金・銀・ビットコインの購入者になることを余儀なくされている』とも語っており、『今日か明日にでもまたビットコインを購入する可能性がある』とも語っています。
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2021年4月12日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先月14日に670万円付近まで上昇して以降横ばいの状態が続いていたものの、現在は徐々に回復してきており、2021年4月12日時点では「1BTC=6,600,492円」で取引されています。
2020年10月15日〜2021年4月12日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)
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