暗号資産取引所FTX:NBAチーム「Miami Heat」のホームスタジアム命名権を獲得


暗号資産デリバティブ取引所「FTX」がアメリカ・フロリダ州マイアミを本拠地とする全米プロバスケットボール協会(NBA)のチーム「Miami Heat(マイアミ・ヒート)」のホームスタジアム命名権を取得したことが明らかになりました。FTXはマイアミ・デイド郡と19年間で約9,000万ドル(約98億円)のパートナーシップ契約を結ぶとされており、スタジアムの名称は『FTX Arena(FTXアリーナ)』と名付けられています。

こちらから読む:Fidelity、ビットコインETFを申請「暗号資産」関連ニュース

FTX「マイアミ・デイド郡」とパートナー契約

アメリカ・フロリダ州マイアミのデイド郡は2021年3月23日に、暗号資産デリバティブ取引所「FTX」にマイアミを本拠地とする全米プロバスケットボール協会(NBA)チーム「Miami Heat(マイアミ・ヒート)」のホームスタジアム命名権を与える19年間のパートナーシップ契約に合意したことを発表しました。

このパートナーシップ契約は2021年3月26日に予定されている特別会議を待っている状態となっており、この会議でマイアミ・デイド郡の郡政委員会に承認されれば、FTXが「NBAチームスタジアムの命名権を獲得した初の仮想通貨関連企業」になると伝えられています。

今回のパートナーシップ契約はデイド郡に19年間で約9,000万ドル(約98億円)の利益をもたらすものであるとされており、ホームスタジアムの名称は『FTX Arena(FTXアリーナ)』と名付けられると報告されています。なお、これらの資金はデイド郡内で「銃による暴力」や「貧困問題」などを解決するために使用されるとも報じられています。

FTXのCEOであるSam Bankman-Fried氏は今回のパートナーシップ契約について次のようにコメントしています。

FTXファミリーが「マイアミ・デイド郡」や「マイアミ・ヒート」のパートナーとなれることに興奮しています。

このパートナーシップ契約は、単に郡の象徴となる建物に当社の名前を付けるだけのものではありません。これはこれはマイアミとその周辺都市で成長している多様なコミュニティに価値を提供するだけでなく、チャンピオンシップコミュニティ・チャンピオンシップ組織・チャンピオンシップ文化に参加するチャンスでもあります。

なお、FTXとデイド郡は今回のパートナーシップを通じて「テクノロジーとフィンテックの教育」や「デイド郡居住者の経済的健康」などを含めた複数の取り組みでも協力するとされており、『FTXはデイド郡市民の繁栄を支援するために、パートナーシップの範囲を超えてデイド郡コミュニティにさらに500万ドル(約5億5,000万円)を寄付することを約束した』とも報告されています。

>>「マイアミ・デイド郡」の公式発表はこちら
>>「FTX」の公式サイトはこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です