ビットコイン価格「300万円」まで下落|著名投資家が予想する今後の動きは?
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2021年1月22日に重要視されていた「1BTC=300万円」のラインにまで下落しました。著名投資家・トレーダーの間では『2021年にBTC価格が現在の過去最高値を超えることはない』といった意見も出ていますが、そのような投資家を含めた多くの著名人は200万円〜300万円の価格帯を”重要なサポートライン”と判断しています。
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ビットコイン価格、一時「300万円」まで下落
ビットコイン(BTC)は昨年9月頃から上昇を続け、今月8日には430万円付近にまで達していたものの、その後は利益確定の売りが加速しており、本日2021年1月22日の午前10時頃には業界で重要視されていた「1BTC=300万円」のラインにまで下落しました。
一部取引所では『一時的に300万円を割り込んだ』とも報告されていますが、今のところ300万円のサポートラインはキープされており、記事執筆時点では「1BTC=3,040,589円」で取引されています。
2020年12月22日〜2021年1月22日 BTCの価格チャート(画像:CoinGecko)
BTCの今後の値動き|著名投資家の見解は?
2021年のビットコイン価格予想では400万円〜3,000万円を予想する意見が多数出ていましたが、最近では『2021年にBTC価格が430万円の過去最高値を超えることはない』といった予想も注目を集めており、米国の投資会社「Guggenheim Partners(グッゲンハイム・パートナーズ)」の最高投資責任者(CIO)であるScott Minerd(スコット・マイナード)氏は『おそらくBTCが高値を記録することは来年までない。2万ドル(約200万円)に向けた下落を見ることになるだろう』と語っています。
また、2018年のBTC価格暴落や、今回のBTC下落を予想していた著名トレーダーのPeter Brandt(ピーター・ブラント)氏は昨年末の予想時に『2万ドル(約200万円)付近に強力なサポートラインがある』ということを示しており、Twitterで24万人ほどのフォロワーを持つ著名アナリストWilly Woo(ウィリー・ウー)氏も2021年1月8日のツイートで『BTC価格が2万ドルまで下落することは二度とない。3万ドル(約300万円)は手強いサポートラインだ』と語っていたため、著名投資家の多くは『200万円〜300万円が重要なサポートラインになる』と考えているのだと予想されます。
ただし、スコット・マイナード氏が『2021年にBTCが過去最高値を更新することはない』と予想している一方でウィリー・ウー氏は『10万ドル(1,000万円)の価格目標は低すぎる』と語っており、今月19日のツイートでは『現在ビットコインは”最低20万ドル(約2,000万円)”に向けて順調に進んでいる』と説明されています。
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