ブロックチェーン用いた3Dデータ関連WEBサイト「Pocket collection」開発:PocketRD


SQUARE ENIX(スクウェア・エニックス)の協力を得て3D技術関連のプロジェクトを推進している「株式会社PocketRD(ポケットアールディー)」は2020年12月7日に、ブロックチェーン技術を活用した3DCGデータなどの大量保存・2次創作・2次流通・販売が可能となるWEBサイト「Pocket collection」を開発したことを発表しました。

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3Dデータ関連WEBサイト「Pocket collection」開発

(画像:株式会社PocketRD)(画像:株式会社PocketRD)

株式会社PocketRD(ポケットアールディー)は2020年12月7日に、3D技術を活用したアートワークやCG創作物などといった3Dデータの大量保存・2次創作・2次流通・販売が可能となるWEBサイト「Pocket collection」を開発したことを発表しました。

「Pocket collection」は、クリエイターが作成した3Dコンテンツの権利をブロックチェーン技術で保護することによって、様々な形でそれらの3Dデータを活用することできる環境を提供するプラットフォームとなっており、特許取得済みの「不正利用検知機能」なども搭載されています。

最近では5Gなどの超高速通信技術の普及に伴い、アニメ・映像・映画・ゲーム・XRなどの各業界で「著作権の所在が明確化な3Dデータアセットの枯渇」が問題視されていますが、「Pocket collection」では3Dデータの権利を保護しながら、2次創作・2次流通でも権利を管理して利益分配を行うことができるようになっているため、クリエイターに利益還元を行いながら3Dコンテンツの創造力を高め、3D市場の活性化を図ることができると期待されています。

「Pocket collection」の主要機能

(画像:株式会社PocketRD)(画像:株式会社PocketRD)

「Pocket collection」は”多くのクリエイターの創作活動における中心的なプラットフォーム”となるために以下のような主要機能を提供して、クリエイターの創作活動を全面的に支援すると説明されています。

ブロックチェーン(権利保護、権利流通)

権利管理、創作履歴、取引記録など3Dデータの流通(2次流通)・遷移をブロックチェーンで保護。モデラーやリガーといった様々なアーティストたちの共同制作(2次創作)において、権利保護や利益の分配も可能。

プロジェクトマネジメント

登録クリエイターへの直接のコミュニケーション機能を搭載。クローズドの環境も作れるため機密保持も可能。

大容量ストレージ

クリエイターの使いやすさを設計したストレージ。ブロックチェーンを活用した創作履歴管理も搭載。先行サービスより料金も安価に設定。自分の作品の制作進行管理、他者との共同作業も行える。

マーケットプレイス

先行サービスの売買取引手数料は30~60%と高額だが「Pocket collection」は売買取引手数料を安価に設定することで、さらなる取引の活性化を図る。

不正検知機能(特許第6726417号)

3次元著作物において「どのように権利を主張するか」を特定する基盤技術。データの構造やモーションに創意工夫がある場合、それらの特徴点を抽出して”権利の主張点”として特定、権利保護基盤内にある特徴点が類似している著作物を自動探索する基盤技術を実装し、健全なマーケット構築を目指す。

Pocket collection(β版)の「テスト参加者」も募集

PocketRD(ポケットアールディー)は今回の発表で「Pocket collection」正式リリース前の”β版テスト”に参加する限定100名の方を選抜募集することを発表しています。

Pocket collection(β版)では参加人数を100名に限定して実証実験を行い、それによって得られたデータを機能やサービスの改善に役立てていくと説明されています。なお、β版テストに参加した方には、その御礼として優先的に収益化支援や機能開発支援を行う予定だと説明されています。

「PocketRD」や「Pocket collection」の詳細は以下の公式サイトで確認することができます。

>>「PocketRD」の公式発表はこちら
>>「PocketRD」の公式サイトはこちら
>>「Pocket collection」の公式サイトはこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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