【墨汁速報】イーサリアム2.0遂に正式開始 約580億円分のETHがステーキングされる

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イーサリアム2.0のBeacon Chainがジェネシスを迎え、2020年12月1日21時に正式にネットワークを開始した。イーサリアム2.0の元の構想は、5年前のイーサリアムネットワークの開始前からあり、実に6年の歳月を経てリサーチと開発が行われてきた。

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イーサリアム2.0遂に正式開始

2020年11月24日にイーサリアム2.0の開始条件である524,288ETH以上のデポジットがされたことで、最短起動が確定していた。つまり今後32ETHをステーキングし、イーサリアム2.0バリデータとしてネットワークに参加することで、年間最大21.6%の報酬を得ることができる。

またすでに32ETHをステーキングしている場合、ネットワークに参加しなければペナルティ(Inactivity Leak)としてステーキングしたETHが少しずつ徴収されていくため注意が必要となる。このイーサリアム2.0 Beacon Chainは、イーサリアムの完成版である”セレニティ”として今後並行して開発されていく。現在はバリデータの報酬やファイナリティなどのイーサリアムの新しいCasper FFGというアルゴリズムを利用してネットワークを構築していく初期段階となる。

 

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Beacon Chainローンチは成功へ

イーサリアム2.0のBeacon Chainでは、32スロット(ブロック)を1つの単位としてエポック(Epoch)と呼ぶ。Beacon Chain開始時の最初のエポックはEpoch0であり、88万ETHのステーキングつまり27500バリデータのうち、82.27%がジェネシスローンチ(開始)に参加したことになる。

出典:Beaconcha.in

つまり約22600バリデータがネットワークの開始に参加したということだ。ここでは無事Epoch0からEpoch1、2へと正常に進んでいる。Epoch1でのバリデータ参加率は85.31%、Epoch2での参加率は87.98%となっており正常にネットワークを維持できていると言えるだろう。

イーサリアム2.0の独自のコンセンサスアルゴリズムのPoSである”Casper FFG”では66.6%以上のネットワーク参加が必要となっている。Beacon Chainを同期するBeacon Nodeでも正しく認識されており、Epoch0のファイナライズ(確定)を正常に確認できた。

 

ETHステーキング数は約580億円へ

イーサリアム2.0のバリデータとしてネットワークに参加するためのETHステーキング(デポジット)数はデポジットコントラクト(0x00000000219ab540356cBB839Cbe05303d7705Fa)を確認すると約88万ETHとなっている。

88万ETHは日本円にして約580億円相当のイーサリアムとなっており、このステーキングされたETHは開発がフェイズ2まで進むまで引き出すことはできず、デポジットコントラクト内にロックされる。

出典:Etherscan

 

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参照元:CoinChoice

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