暗号資産取引所「BITPoint(ビットポイント)」とは?基本情報・特徴・メリットなどを解説
暗号資産取引所「BITPoint(ビットポイント)」の基本情報やサービスの概要、取り扱う仮想通貨・特徴・メリット・デメリットなどを初心者向けにわかりやすく解説します。
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BITPoint(ビットポイント)とは
BITPoint(ビットポイント)とは、2016年3月に設立された株式会社ビットポイントジャパンが運営している日本の暗号資産取引所(関東財務局長 第00009号)です。ビットポイントは暗号資産の「現物取引サービス」と「レバレッジ取引サービス」を提供しており、2020年9月時点では6種類の暗号資産を取り扱っています。
ビットポイントは暗号資産の現物取引にかかる手数料が”全て無料”となっており、その他にも日本円の即時入金手数料・暗号資産の入出金手数料・口座管理料なども全て無料となっています。
ユーザーの意見・要望にも積極的に答えている同社は、これまでにも『ウィジェットを復活してほしい、アルトコインを取扱ってほしい、ダークモードでより綺麗に見れるようにして欲しい、取引サイトで平均取得単価や評価損益を確認できるようにして欲しい』などといった様々な要望に答えてサービスを改善しています。
取り扱う暗号資産
BITPoint(ビットポイント)が取り扱っている暗号資産は2020年9月時点では以下の6種類となっています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・エックスアールピー(XRP/XRP)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
・ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)
サービスの種類・概要
暗号資産の現物取引サービス
暗号資産の現物取引サービスでは、ビットポイントが取り扱っている6種類の暗号資産を日本円との取引ペアで売買することができます。注文方法は「成行注文・指値注文・逆指値注文」の3つから選択することができ、毎取引日16時00分~16時10分までの10分間と臨時メンテナンス時を除いて24時間365日取引することが可能です。
暗号資産のレバレッジ取引サービス
暗号資産のレバレッジ取引サービスでは、証拠金をビットポイントの取引所口座に預け入れることによって、預け入れた金額の最大4倍の額に相当する取引を行うことができます。ビットポイントのレバレッジサービスでは「BTC/JPY」の取引ペアのみが提供されています。
注文方法は現物取引と同様に「成行注文・指値注文・逆指値注文」の3つから選択することができるようになっており、レバレッジ倍率は「1倍・2倍・4倍」から選択することが可能です。
※現在、新規の「レバレッジ取引口座」開設は一時受付停止となっています。
各種手数料
口座管理料
口座開設手数料 | 無料 |
口座管理料 | 無料 |
取引手数料
現物取引手数料 | 無料 |
レバレッジ取引手数料 | 無料 |
法定通貨の入出金手数料
日本円の即時入金サービス | 無料 |
日本円の入金 | お客様負担 (振込手数料実費分) |
日本円の出金 | お客様負担 (振込手数料実費分) |
暗号資産の入出金手数料
暗号資産入金(預入) | 無料 |
暗号資産出金(送付) | 無料 |
BITPoint(ビットポイント)のメリット
各種手数料が無料
BITPoint(ビットポイント)は「口座管理料・無料現物取引手数料・レバレッジ取引手数料・日本円の即時入金手数料・暗号資産の入出金手数料」などを”全て無料”でサービスを提供しています。
一般的な暗号資産取引所では、取引金額に応じた手数料がかかり、暗号資産を外部ウォレットに出金する際にも数百円ほどの手数料がかかりますが、ビットポイントはこれらの手数料が全て無料となっているため、手数料を気にせずに取引や入出金を行うことが可能です。
取引ツールが充実している
暗号資産の現物取引・レバレッジ取引を行うことができるビットポイントの「WEB取引ツール」では、一般的な価格チャートだけではなく「TradingView」を利用した様々なチャート表示・分析が可能となっています。
また同社が提供しているスマートフォン向けアプリ「BITPOINT」は、自分が保有している暗号資産の内訳を一目で確認できるわかりやすい仕様となっており、スマホアプリの取引画面でも「チャート・各種暗号資産の価格・価格変動率・保有資産状況」などといった様々な情報を確認しながら簡単に暗号資産を取引できるようになっています。
BITPOINTアプリでは、ユーザーからの要望に答えて2020年9月から「ウィジェット機能」と「SMSなどでの価格シェア機能」が新たに追加されています。
BITPoint(ビットポイント)のデメリット
2019年にハッキング事件が発生した経歴がある
BITPoint(ビットポイント)では2019年7月に暗号資産の不正流出事件が発生しており、同社のホットウォレットに保管されていた約30億円相当の暗号資産が流出した経歴があります。
その後は「ホットウォレット・コールドウォレットの両方で新しくウォレットシステムを構築する」などとといった再発防止策が取られているため、現在は取引所のセキュリティも強化されていると考えられますが、セキュリティを重視する方にとってはこの点がマイナスポイントになると考えられます。
仮想通貨決済・積立などのサービスは提供されていない
BITPoint(ビットポイント)では暗号資産の現物取引・レバレッジ取引などといった一般的なサービスは提供されているものの、「仮想通貨決済サービス」や「暗号資産の自動積立サービス」などといったその他のサービスは提供されていません。
純粋に暗号資産取引を行いたい場合には、取引手数料も無料で魅力的な暗号資産取引所となっていますが、仮想通貨決済や自動積立などといったその他のサービスも利用したい場合には、他社サービスを利用する必要があります。