Chiliz:暗号資産デリバティブ取引所FTXの親会社「Alameda Research」と提携
スポーツチームの公式ファントークン発行などを支援している「チリーズ(Chiliz/CHZ)」は2020年8月18日に、暗号資産デリバティブ取引所「FTX」の親会社としても知られる投資会社「Alameda Research(アラメダ・リサーチ)」から戦略的投資を受けたことを発表しました。
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Alameda Researchが「Chiliz」に戦略的投資
チリーズ(Chiliz/CHZ)はスポーツチームの公式ファントークン発行などを支援しているトークン化プラットフォームであり、ファントークンを用いてスポーツクラブの重要な決定に投票で参加することができる「Socios.com(ソシオスドットコム)」や、公式ファントークンの取引所である「Chiliz Exchange(Chiliz.net)」などを展開しています。
Chilizはこれまでにも様々なスポーツクラブとの提携を発表していましたが、今回の発表では暗号資産デリバティブ取引所「FTX」の親会社としても知られる投資会社「Alameda Research(アラメダ・リサーチ)」から戦略的投資を受けたことが報告されています。
Alameda Research(アラメダ・リサーチ)はウォールストリートやシリコンバレーの専門知識を活用して、世界中の仮想通貨市場に流動性を提供する定量的取引会社であり、現在は1億ドル(約106億円)を超えるデジタル資産を管理し、1日あたりおよそ6億ドル〜15億ドル(約633億円〜1,583億円)の取引を行なっていると伝えられています。
「仮想通貨CHZの流動性強化」など実施へ
Chilizの公式発表によると、今回の提携によって「Alameda ResearchによるCHZの流動性増大、Chilizが展開する暗号資産エコシステムの成長サポート、スポーツファン・暗号資産ファン・ChilizパートナーのためのCHZ流動性強化」が行われると説明されています。
「Chiliz」と「Socios.com」のCEO兼創設者であるAlexandre Dreyfus(アレクサンドル・ドレイファス)氏は、「Alameda Research」との提携について次のようにコメントしています。
Alameda Researchは全ての主要取引所&市場での取引を可能とする、暗号資産界の中で最も洗練された取引システムを作り上げました。CHZがAlameda Researchの国際的オペレーションに追加されることを非常に嬉しく思っています。Alamedaチームの皆様をパートナー、そして戦略的投資家として歓迎いたします。
「FCバルセロナ、アトレティコ・マドリード、パリ・サンジェルマン、ユベントス、ASローマ、ガラタサライ、CAインデペンディエンテ・OG」などといった様々なスポーツチーム提携を結んでいる「Chiliz」は、2020年末まで50を超えるクラブチームが「Socios.com」でファントークンを発行する予定であることも明かしているため、これらのファントークンの取引に使用されるCHZの流動性は今後もさらに高まっていくことになると予想されます。
また、本日18日の日本時間20時からは「YouTube」と「Theta TV」で Alexandre Dreyfus氏の”生放送AMA”が行われ、「新たにファントークンオファリング(FTO)を実施する4チームの発表」や「新機能&アップデート・新業務提携&事業開発進捗」などについての発表も行われる予定となっているためこれらの内容にも注目です。
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2020年8月18日|チリーズ(ChiliZ/CHZ)の価格
チリーズ(ChiliZ/CHZ)の価格は今年3月に0.56円付近まで下落した後は順調に回復していましたが、今回の発表を受けてCHZ価格はさらに上昇しており、2020年8月18日時点では「1CHZ=2.26円」で取引されています。
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