SBIHD:セキュリティトークン事業で「野村」と提携へ|合弁会社BOOSTRYに資本参加
「SBIホールディングス」と「野村ホールディングス」は2020年7月22日に、セキュリティトークン(デジタル証券)事業の分野で提携することを発表しました。SBIホールディングスは、野村ホールディングスの傘下でセキュリティ・トークン・オファリング(STO)のプラットフォームを開発している「BOOSTRY(ブーストリー)」に出資するとのことです。
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セキュリティトークン事業拡大に向けて協働
SBIホールディングスは2020年7月22日に、SBIホールディングス・野村ホールディングス・野村総合研究所の3社が「BOOSTRY株式の一部をSBIホールディングスに譲渡すること」や「BOOSTRYの運営・事業に関する業務提携を結ぶこと」などに関する基本合意書を締結したことを発表しました。
SBIホールディングスは野村ホールディングスからBOOSTRY株式の10%を取得するため、BOOSTRYへの出資比率は「野村ホールディングス56%、野村総合研究所34%、SBIホールディングス10%」となる予定だとされています。
BOOSTRY(ブーストリー)は「野村ホールディングス」と「野村総合研究所」が出資する形で2019年9月に設立された企業であり、ブロックチェーン技術を活用したセキュリティトークン(デジタル証券)の売買プラットフォーム「ibet」を運営しています。
「SBIホールディングス・野村ホールディングス・野村総合研究所」の3社は、今回の提携を通じてブロックチェーン・セキュリティトークンに関する各社のノウハウや経験を共有し、BOOSTRYのセキュリティトークン事業の拡大に向けて協働することを目指すとのことです。
BOOSTRYが提供するトークン基盤は共同利用することができるため、このプラットフォームを広く迅速に普及させることによって、業界の健全な発展に貢献できると期待されています。
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