ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2020年6月28日〜7月4日


2020年6月28日〜7月4日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

こちらから読む:2020年6月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧

SBI VC トレード「iOS版アプリ」リリース

SBIVCTrade-App-VCTRADESP-iOS

SBI VC Trade(SBI VC トレード)は2020年6月29日に、スマートフォンアプリである「VCTRADE SP(iOS版)」のサービスを開始したと発表しました。

同社はSBIのFX取引所「SBI FX トレード」と協力して、2020年7月1日から両方のサービスで新規口座開設を完了し、アンケートに回答したユーザーに対して「50XRP」をプレゼントするコラボキャンペーンを開催することも発表しています。

「デジタル円」に関するレポート公開:日本銀行

BankofJapan-CBDC-Digital-YEN

日本銀行は2020年7月2日に公開した「中銀デジタル通貨が現金同等の機能を持つための技術的課題」というレポートの中で、日本銀行独自の中央銀行デジタル通貨(CBDC)について『実証実験等を通して、技術面からみた実現可能性(フィージビリティ)を確認していくとともに、海外中銀や内外の関係諸機関と連携をとりながら、CBDCに関して検討を進めていく方針である』と説明しました。

このレポートの中では、中央銀行デジタル通貨に関する概要説明や現在の状況、求められる機能性、解決すべき課題、議論すべき点などといった様々な事柄が記載されている他、「オフラインP2P決済の実装方法」に関する具体的な実装案なども記載されています。

Pundi X:XPOSデバイスで「PayPal」サポート

PundiX-XPOS-PayPal

暗号資産による支払いに対応したPOSレジ端末などを展開しているシンガポールの企業「プンディエックス(Pundi X/NPXS)」は2020年6月30日に、同社が展開しているブロックチェーン基盤のPOS端末「XPOS」がオンライン決済サービス「PayPal(ペイパル)」をサポートしたことを発表しました。

XPOSデバイスで「PayPal」がサポートされたことによって、PayPalが提供している基本的な機能がXPOSでも機能することになるため「電子メール・携帯電話番号による支払い」や「QRコード・クレジットカードなどによる支払い」に対応できると説明されています。

Cardano(ADA)コインベース上場の可能性

Cardano-ADA-Coinbase-Custody

カルダノ(Cardano/ADA)の開発を担当している「IOHK」は2020年7月3日に、米国の大手暗号資産取引所「Coinabse(コインベース)」との間でカストディ(保管)契約を結んだことを発表しました。

また『カルダノエイダコイン(ADA)は2020年内にCoinbaseに上場する可能性がある』とも報じられています。

「高齢世代のビットコイン投資」が倍増

Bitcoin-investment-increases-in-older-generations

暗号資産業界では、ビットコイン(BTC)に投資している人々の多くは1980年〜2000年代頃に生まれた「ミレニアル世代」が特に多いとされていましたが、イギリス・ロンドンを拠点とするフィンテック企業「Mode Banking(モード・バンキング)」が2020年7月1日に公開した調査報告では『2020年2月以降はビットコインに投資する高齢者世代が倍増している』と報告されています。

また同社は「新型コロナウイルスの影響でビットコイン投資が増加したこと」や「Google検索で”投資先”というキーワードの検索量が増加していること」なども報告しています。

本格的な強気相場到来は近い?Willy Woo

WillyWoo-Bitcoin-Chart

暗号資産の暴落・高騰予想を的中させていることでも知られる著名アナリストのWilly Woo(ウィリー・ウー)氏は、2020年6月27日にビットコイン(BTC)の新しい分析モデルを公開し、『今後1ヶ月ほどで指数関数的な強気相場が始まる』との予想を示しました。

同氏は『ビットコインは新型コロナウイルスの影響で価格上昇が終了するまで強気相場入りの準備を進めていた』と述べており、『7月頃には新しい強気相場が始まるだろう』と説明しています。

「暗号資産5銘柄の価格予想」公開:CRR

CryptoResearch-Bitcoin

暗号資産やブロックチェーンの分析を行なっている「Crypto Research Report(CRR)」は、先週公開した最新版レポートの中でビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)ライトコイン(LTC)ステラ(XLM)ビットコインキャッシュ(BCH)などといった主要な暗号資産5銘柄の価格予想を公開しました。

同社は、暗号資産の活用において「獲得できる可能性のある市場の規模」を導き出した上で「それらの市場で暗号資産がどれくらい普及するか」を予測することによって、対象となる暗号資産の将来価格を予想しています。

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です