EMURGO×ERGO:ブロックチェーン基盤の「分散型金融ソリューション」構築へ


カルダノ(Cardano/ADA)の公式商業化部門である「EMURGO(エマーゴ)」は2020年6月9日に、金融契約や金融商品を可能な限り効率的かつ安全・簡単に実装できるソフトウェア開発を目指したブロックチェーンプロトコルプロジェクトである「ERGO(エルゴ)」と戦略的提携を結んだことを発表しました。今回の提携によって、ERGOのネイティブトークンである「ERG」がEMURGOの「Yoroi Wallet」でサポートされ、ブロックチェーンベースの分散型金融ソリューションが共同開発されると伝えられています。

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「分散型金融(DeFi)ソリューション構築」などで協力

EMURGO(エマーゴ)が提携を結んだ「ERGO(エルゴ)」は、金融契約や金融商品を可能な限り効率的かつ安全・簡単に実装できるソフトウェア開発を目指したプルーフ・オブ・ワーク(PoW)プロトコルプロジェクトであり、ネイティブトークン「ERG」を発行しています。

カルダノ(Cardano/ADA)の公式商業化部門である「EMURGO」は、ADAを安全に保管することができるウォレット「Yoroi Wallet(ヨロイ・ウォレット)」を開発・運営していますが、今回の提携によって「ERG」がヨロイウォレットで新たにサポートされることになります。なお「ERG」はヨロイウォレットでADAの次にサポートされる最初の暗号資産だと説明されています。

また「EMURGO」と「ERGO」は、今回の提携を通じて「ステーブルコイン」や「ブロックチェーンベースの分散型金融ソリューション」の研究開発にも取り組むとも報告されています。これらのソリューションでは、プライバシー機能が組み込まれたERGOのスマートコントラクトの使用方法やカルダノの大規模なグローバルネットワークとの相互運用などを探究するとのことです。

EMURGOは公式発表の中で今回の戦略的パートナーシップについて『目的に合わせて調整された分散型金融(DeFi)ソリューションのニーズの高まりにも対応するものだ』と説明しています。

>>「EMURGO」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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