仮想通貨取引所「bitbank(ビットバンク)」とは?基本情報・特徴・メリットなどを解説


仮想通貨取引所「bitbank(ビットバンク)」の基本情報やサービスの概要、取り扱う暗号資産・特徴・メリット・デメリットなどを初心者向けにわかりやすく解説します。

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bitbank(ビットバンク)とは

bitbank-logo

bitbank(ビットバンク)とは、2014年5月に設立されたビットコイン・イーサリアム・XRPなどの仮想通貨を売買することができる暗号資産(仮想通貨)取引所です。仮想通貨投資の初心者から上級者までが使用できる、シンプルかつ高性能な取引ツールを提供している同社は2020年2月20日時点で「日本国内の暗号資産取引量No.1」を獲得しています(CoinMarketCap調べ)。

2020年5月時点では合計6種類の仮想通貨を取り扱っており、自分が保有している仮想通貨を同社に貸し出すことによって”追加の利用料”を受け取ることができる「暗号資産を貸して増やす」などのサービスも提供しています。

取り扱う仮想通貨の種類はそれほど多い訳ではないものの、主要な仮想通貨は全て取り扱っており、取引画面に表示されているチャートでは80種類以上のインディケータを表示させることもできるため、頻繁にトレードする仮想通貨トレーダーなどに魅力的な取引所となっています。

取り扱う仮想通貨

bitbank(ビットバンク)が取り扱っている仮想通貨は、2020年5月時点で以下の6銘柄となっています。

ビットコイン(Bitcoin/BTC)
イーサリアム(Ethereum/ETH)
エックスアールピー(XRP/XRP)
ライトコイン(Litecoin/LTC)
モナコイン(Monacoin/MONA)
ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCC)

サービスの種類・概要

暗号資産取引所

暗号資産取引所サービスは、他のユーザーとの間で日本円と暗号資産を交換したり、暗号資産同士を交換したりすることができるサービスです。ビットバンクの取引所サービスでは、自分が売買したい価格で取引板に注文を出すことができる「指値注文」と、取引板に並んでいる注文価格で即座に売買することができる「成行注文」という2種類の取引方法が提供されています。

また、取引画面に表示されているチャートでは「移動平均線・ボリンジャーバンド・一目均衡表」などといった80種類以上のインディケータを表示させることができ、トレンドラインなどを色分けして記載することも簡単にできる仕様となっています。

ビットバンクの取引所サービスは、様々な機能を搭載しつつ、比較的わかりやすいデザインで設計されているため、初心者の方でも気軽に利用できると考えられます。

取引所サービスでは、2020年5月時点で以下の通貨ペアが提供されています。

【日本円通貨ペア】
・BTC/JPY
・ETH/JPY
・XRP/JPY
・LTC/JPY
・BCC/JPY
・MONA/JPY

【ビットコイン通貨ペア】
・ETH/BTC
・XRP/BTC
・LTC/BTC
・BCC/BTC
・MONA/BTC

暗号資産を貸して増やす(レンディング)

「暗号資産を貸して増やす」とは、ビットバンクとの間で暗号資産貸借取引契約を締結することによって「最大年率3%の暗号資産」を1年後に受け取ることができるサービスです。

1年間の満了期日を迎えると「募集月に貸出した仮想通貨」+「同社所定の利用料」を受け取ることができます。ビットバンクで口座開設を完了している方であれば、面倒な手続きを行うことなく、申込むだけですぐに利用することができるため、仮想通貨を長期的に保有している場合はこのサービスを利用することによってお得に資産を増やすことができます。

2020年5月時点で対応している仮想通貨は「ビットコインのみ」となっていますが、将来的には「ETH・XRP・LTC・MONA・BCH」といった同社が取り扱っているその他の仮想通貨にも対応する予定となっています。

各種手数料

売買手数料

メイカー(*1) テイカ―(*2)
BTC/JPY -0.02% 0.12%
ETH/JPY -0.02% 0.12%
XRP/JPY -0.02% 0.12%
LTC/JPY -0.02% 0.12%
BCC/JPY -0.02% 0.12%
MONA/JPY -0.02% 0.12%
ETH/BTC -0.02% 0.12%
XRP/BTC -0.02% 0.12%
LTC/BTC -0.02% 0.12%
BCC/BTC -0.02% 0.12%
MONA/BTC -0.02% 0.12%


(*1)メイカー:注文が取引板に並ぶことによって、結果として市場の流動性を作る取引のこと
(*2)テイカー:注文が取引板に並んだ既存の注文で約定することによって、結果として市場から流動性を取り除く取引のこと

入出金手数料

入金手数料 出金手数料
日本円 無料(*3) 550円/770円(3万円以上)(*4)
BTC 無料 0.001 BTC
LTC 無料 0.001 LTC
XRP 無料 0.15 XRP
ETH 無料 0.005 ETH
MONA 無料 0.001 MONA
BCC 無料 0.001 BCC


(*3)銀行への入金時の振込手数料は自己負担
(*4)登録銀行口座が誤っていた場合はユーザー口座へ日本円が返金されるが、組戻手数料として1,320円(税込)が差し引かれる

その他の手数料

口座開設費用 無料
口座維持費用 無料

ビットバンクのメリット

merit

仮想通貨取引量「国内No.1」を獲得

bitbank(ビットバンク)は、仮想通貨の取引手数料が安く(メイカー手数料はマイナス)、スプレッド(売付価格と買付価格の差)も狭いため、取引も活発に行われており、仮想通貨市場のデータを配信している大手サイト「CoinMarketCap」における2020年2月20日のデータでは、日本国内の暗号資産取引所の取引量ランキングで1位を獲得しています。

一部の仮想通貨取引所ではスプレッドが大幅に開いている場合もありますが、ビットバンクは「メイカー手数料マイナス」を採用しているため「売り注文」と「買い注文」が多く入っており、その価格差も狭いため、短期トレードでも利益を出しやすい設計となっています。

「メイカー手数料マイナス」を採用

「メイカー手数料がマイナス」というのはビットバンクの大きな利点の1つです。成行注文で取引する場合には、取引ごとに手数料を支払う必要がありますが、指値注文を出して取引が成立した場合には0.02%の手数料を受け取ることができます。

指値注文で安定して利益を出せる方であれば、ビットバンクの指値注文を利用して取引することによって「マイナス手数料」と「取引」の両方で利益を得ることができます。

仮想通貨取引所のセキュリティ評価で「国内No.1」獲得

bitbank(ビットバンク)は、オフラインで暗号資産を管理する「コールドウォレット」を採用しており、送金時に複数の署名を必要とする「マルチシグ」も採用することによってハッキングなどの被害に対処しています。

セキュリティ対策に力を入れている同社は、2018年10月3日に「ICORating」によって公開された”仮想通貨取引所の安全性ランキング”で日本国内1位を獲得しています。

高性能かつシンプルなサービス|アプリでも「国内No.1」

bitbank(ビットバンク)は、仮想通貨取引を行う際に使用できるツールが充実しているという点でも魅力的です。取引画面で表示できる80種類以上のインディケータは個別に設定を変更することもできるため、自分好みの指標を表示させながら取引することが可能です。

同社が提供しているスマホ向けアプリにも豊富な機能が搭載されているため、外出先でも気軽に取引することができます。ビットバンクのスマホ向けアプリは、2018年10月31日に「App Store」のファイナンスカテゴリ・無料ランキングで国内No.1を獲得しています。

ビットバンクのデメリット

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提供されているサービスが少ない

bitbank(ビットバンク)では「取引所サービス」と「レンディングサービス」が提供されているものの、その他の仮想通貨取引所で提供されている「仮想通貨積立・仮想通貨決済・レバレッジ取引」などといったサービスは提供されていません。

仮想通貨取引・レンディングのみを利用したい場合には、最適な仮想通貨取引所だと考えられますが、積立・決済・レバレッジなどといったその他のサービスも利用したい場合には別の取引所を選ぶ必要があります。

取引できる仮想通貨がやや少ない

bitbank(ビットバンク)で取引できる仮想通貨の数は「少ない」という程では無いものの、10種類近くの仮想通貨を取り扱っているその他の仮想通貨取引所と比べると「やや少ない」というのが現状です。

『色々な仮想通貨を取引したい』という場合には、その他の仮想通貨取引所を利用する方が良いと考えられます。

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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