指紋認証機能付きハードウェアウォレット「MoriX Wallet Card」発売へ|仮想通貨7銘柄に対応


東京都に本社を構え指紋認証システムを開発・販売している「株式会社MoriX(モリックス)」は、仮想通貨を安全に管理できる指紋認証機能付きのICカード型ハードウェアウォレット「MoriX Wallet Card(MWC)」を2020年6月販売することを明らかにしました。

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MoriX Wallet Card(MWC)とは

MoriX(モリックス)が2020年6月に販売開始を予定している「MoriX Wallet Card(MWC)」は、指紋認証機能付きのICカード型ハードウェアウォレットであり、仮想通貨交換業者や一般ユーザー向けに1枚あたり2万円で販売することが予定されています。

MoriX Wallet Card(MWC)には指紋センサーと認証アルゴリズムが実装されているため、利用者は指をICカード上の指紋センサーに置くだけで本人確認を完了し、仮想通貨の送金などを行うことができるとのことです。

なお、指紋情報はカード利用時に登録した後は改ざんできない仕組みが採用されており、それらの指紋データは暗号化された上でカード内に記録されているため、サーバー上で指紋情報がやり取りされることはないと説明されています。

仮想通貨7銘柄に対応

現時点で利用可能な仮想通貨は以下の7銘柄となっており、今後はエックスアールピー(XRP)ERC20トークンなどにも対応していく予定だとされています。

【MoriX Wallet Cardの対応仮想通貨】
ビットコイン(Bitcoin/BTC)
イーサリアム (Ethereum/ETH)
ライトコイン(Litecoin/LTC)
ドージコイン(Dogecoin/DOGE)
ダッシュ(Dash/DASH)
ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)

ディスプレイ内蔵で受金・残高確認も簡単

(画像:MoriX)(画像:MoriX)

仮想通貨の送受信は「パソコン・スマホ・タブレット」に導入したアプリを使用することによって行うことができます。具体的には、アプリで送金先アドレスなどの情報を入力して、カードを指紋認証することによって送金などの機能を利用することができるとされています。

また「MoriX Wallet Card」には電子ペーパーを用いたディスプレイも搭載されており、QRコードを生成する機能も備えているため、ディスプレイに表示させたQRコードを相手に見せることによって「MoriX Wallet Card」だけで仮想通貨を受け取ることもできるとされています。

なお、このカードには薄型の充電池が内蔵されているため、USBによる充電で2週間程度利用することができ、ディスプレイには資産の保有状況などの情報を表示させることもできるとのことです。

MoriXは、独自特許を持つ指紋センサーと認証アルゴリズムを活用し、金融分野向けの指紋認証センサー付きの決済カードを開発している他、エンターテインメント分野向けの指紋認証センサー付きの会員証、自動車分野向けのスマートキー、公的機関向けのカードなどの開発も行っているため、専門知識を持つ同社が発行する「MoriX Wallet Card」には期待が高まります。

>>「MoriX」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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