ビットコインATM「ナイジェリア」に初導入|2020年末には30台設置へ


ナイジェリアの仮想通貨ATM関連企業「Blockstale(ブロックステール)」が、同国初となる仮想通貨ATMをナイジェリア最大の大都市ラゴスに設置していることが「BlockNewsAfrica」の報道で明らかになりました。Blockstale社は将来的にナイジェリア全国でビットコインATMを約30台設置することを計画していると伝えられています。

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大都市ラゴスに「初のビットコインATM」導入

Blockstale(ブロックステール)が設置したナイジェリア初の仮想通貨ATMは、同国最大の大都市ラゴス州のアジャにある「Dazey Lounge and Bar」と呼ばれる店舗に設置されています。

仮想通貨ATMの情報サイトである「Coin ATM Radar」に記載されている情報によると、この仮想通貨ATMではナイジェリアの法定通貨ナイラ(NGN)で”ビットコインの売買”ができるとされています。

「BlockNewsAfrica」の報道によると、ナイジェリアはアフリカ最大の仮想通貨市場として知られているものの、同国では仮想通貨ATMがどこにも設置されていなかったと報告されています。Blockstaleの創設者兼CEOであるDaniel Adekunle(ダニエル・アデクンル)氏は『同国に仮想通貨ATMが設置されていないことを知ってビットコインATMを設置した』と語っており、ナイジェリアがアフリカ大陸の中でも特に仮想通貨需要が高い国であることを説明しています。

ナイジェリアは仮想通貨関連の法律が不明瞭ですが、アフリカで仮想通貨トレーダーが最も多い国でもあります。「Blockstale BTM」はナイジェリアでの採用・透明性・セキュリティを促進するために特別に開発されました。

2020年末までに「約30台」を設置予定

アデクンル氏はこの他にも、同社が2020年末までに約30台のビットコインATMを設置する予定であることも明かしています。「BlockNewsAfrica」の報告によると、アフリカには今回設置されたビットコインATMを含めて合計15台のATMが設置されているとのことです。
【アフリカに設置されているビットコインATM】
南アフリカ:7台
ガーナ:2台
ケニア:1台
ボツワナ:1台
ジンバブエ:1台
ジブチ:1台
ウガンダ:1台
ナイジェリア:1台

アフリカ諸国ビットコイン(BTC)への関心が特に高いことでも知られており、Google検索における「Bitcoin」の検索量でもTOP5に「ナイジェリア・南アフリカ・ガーナ」の3カ国がランクインしていますが、ナイジェリアはその中でも”ダントツ1位の検索量”を誇っているため、ビットコインATMも多くの人々に利用されることになると予想されます。

>>「BlockNewsAfrica」の報告はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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