仮想通貨、決済手段としての使用率は「1%未満」オーストラリア中央銀行が報告


オーストラリアの中央銀行である「オーストラリア準備銀行(RBA)」が公開したレポートでは、仮想通貨の認知度は高いものの、実際に仮想通貨を支払い手段として使用している人の数はごく僅かであることが報告されています。

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認知度は80%以上、使用率は1%未満

オーストラリア準備銀行(RBA)が公開した2019年の調査報告書では、回答者1,100人のうち80%以上が仮想通貨のことを知っていたにも関わらず、商品やサービスの支払いに仮想通貨を使用したオーストラリア人の数は回答者の1%未満だったことが報告されています。

決済手段としての認知度では「後払い式決済」や「非接触型決済」に続いて3番目に広く知られている決済手段であったものの、使用率に関しては認知度が低い「スマホアプリ決済」や「AliPay/WeChat Pay」などよりも低いという結果が示されています。

(画像:RBA)(画像:RBA)

仮想通貨決済の利用率は低かったもののオーストラリアでは仮想通貨決済を導入する店舗も増えており、2018年1月にはオーストラリアのブリズベン空港内にあるショップで仮想通貨決済が導入されたことが報告されていた他、昨年7月には同国で1,400店舗以上を展開している大手スーパーマーケット「IGA」が仮想通貨決済を導入したことも報告されています。

その他の決済手段に比べると仮想通貨決済に対応している店舗数は限られているため、仮想通貨が利用できる環境が整っていないという問題もあると考えられますが、一般的に使用されているその他のキャッシュレス決済手段が利用できる環境において、仮想通貨を支払い手段として利用したいと考える人々は少ないのが現状のようです。

>>「オーストラリア準備銀行」が公開したレポートはこちら

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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