【速報】ビットコイン価格「80万円台」に急落|仮想通貨市場は全面安の展開に
仮想通貨市場では本日9日の午前1時〜8時頃にかけて大幅な価格下落が見られており、ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は一時的に85万円付近まで下落しました。アルトコインでも同様に暴落が見られており、仮想通貨市場は全面安となっています。
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ビットコイン価格「80万円台」まで急落
ビットコイン(BTC)の価格は先月末に90万円台まで下落して以降は横ばいの状態が続いていたものの、本日9日の午前1時頃からは大幅な下落が見られており、午前7時には「1BTC=85万円」付近にまで下落、その後も下落傾向が続いています。
2020年2月26日〜2020年3月9日 BTC/JPYチャート(画像:bitbank)
ビットコイン価格が急落し始めた2020年3月9日0時頃には、100倍のレバレッジをかけることで知られる大手仮想通貨取引所「BitMEX(ビットメックス)」で大量のロング(買い)ポジションがロスカットされたことも報告されています。
さらに午前8時頃には再びロングポジションの大規模なロスカットが発生しているため、今後の下落にも注意が必要です。記事執筆時点におけるBitMEXのポジションの割合は「ロングが44.4%、ショートが55.6%」となっています。
(画像:bullbearanalyzer.com)
アルトコインも大幅安「XRP」は21円台に
ビットコイン価格の下落とともにその他アルトコインでも大幅な下落が見られており、上位15位の仮想通貨はステーブルコインであるテザー(USDT)以外は全て大幅なマイナスとなっています。過去24時間の動きで見ると10%以上マイナスとなっている仮想通貨がほとんどであり、大幅な回復を見せていたXRPも13%マイナスで21円台まで急落しています。
(画像:CoinMarketCap)
今年1月にビットコイン価格が100万円を突破し、アルトコインでも上昇傾向が見られていたことなどから、仮想通貨業界ではビットコインの半減期に向けた価格回復に期待が高まっていましたが、今回の急落によって再びさらなる下落を不安視する意見が出始めています。
昨年末に反発が見られたビットコインの安値である70万円も迫ってきているため、今後はこの価格帯を維持することができるかにも注目です。
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