月: 2019年3月

都区部物価、3月は+1.1%で3カ月連続で変わらず ガソリンはプラスへ News

都区部物価、3月は+1.1%で3カ月連続で変わらず ガソリンはプラスへ

総務省が29日に発表した3月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は101.3となり、前年同月比1.1%上昇した。1.1%上昇は3カ月連続。ロイターがまとめた民間予測はプラス1.1%だった。足元の原油強含みを反映して、ガソリンの前年比が3カ月ぶりにプラスとなった。一方、宿泊料や外国パック旅行費の上昇幅が縮小した。

鉱工業生産、2月速報は前月比+1.4% 4カ月ぶりのプラス=経産省 News

鉱工業生産、2月速報は前月比+1.4% 4カ月ぶりのプラス=経産省

経済産業省が29日発表した2月鉱工業生産指数速報は前月比1.4%上昇となった。4カ月ぶりのプラス。ロイターの事前予測調査では前月比1.0%上昇と予想されていたが、発表数値は予想を上回った。自動車や半導体製造装置、エアコンなどの増加が寄与した。もっとも指数は1月に前月比3.4%減(確報)と大幅なマイナスとなっており、1-2月平均の指数は101.8と昨年10━12月の105.1を下回っており、「1-3月が10-12月を上回るのは難しい」(経産省)とみられる。中国経済や世界的な半導体需要一服の影響が響いている恰好だ。

寄り付きの日経平均は反発、米株高が支え 鉱工業生産の予想上振れも安心感 News

寄り付きの日経平均は反発、米株高が支え 鉱工業生産の予想上振れも安心感

寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比194円75銭高の2万1228円51銭となり、反発した。前日の米国株市場で主要3指数が上昇した流れを引き継ぎ、買いが先行している。為替がやや円安方向に振れたことも下支え。業種別では、保険、情報・通信、鉱業などが値上がり率上位となっている。