2017-11

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今日のテクニカル見通し:豪ドル/円

豪ドル/円相場は、先月はボリンジャーバンド+2シグマ押上げが期待されましたが、底までの力はなかったのか、押し上げる事無く反落。その後の下押しで-2シグマが下方向に拡大しており、短期的に調整局面を迎えた可能性があります。

なお、週足を見ると、一目均衡表は「雲<ローソク足」となっていることや、移動平均は「13週線>ローソク足>26週線>52週線」である事から、上昇トレンドは継続している様子です。とはいえ、これらの図式が崩れるようならばトレンドが変化する可能性も出てきますので、慎重な対応が求められる局面に入ったと考えられます。


AUDJPY_171114.JPG
(上記豪ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは11/14の10:45現在)

○下値目処について
ボリンジャーバンド-2シグマ(86.213円)を押し下げる陰線が出現するようならば、週足の一目均衡表の基準線(86.051円)や200日線(86.035円)、52週線(85.899円)などが位置する86円ちょうど前後が次のメドとなるでしょう。このあたりでも下げ止まらない場合は週足の一目均衡表の雲上限(84.231円)に向けた下押しも考えられます。

○上値目処について
87.70円前後に75日線(87.628円)や13週線(87.709円)があるほか、88円台前半に日足の一目均衡表の雲上限(88.216円)や週足の一目均衡表の転換線(88.388円)があり、上値を阻みそうです。仮にこれらを突破したとしても、ボリンジャーバンド+2シグマ(88.958円)を押し上げる陽線が出現しないようならば、上値余地は限られそうです。

○上値目処
87.628円(75日線)
87.709円(13週線)
87.766円(日足の一目均衡表の基準線)
87.882円(日足の一目均衡表の雲下限)
88.216円(日足の一目均衡表の雲上限)
88.388円(週足の一目均衡表の転換線)
88.728円(月足の一目均衡表の雲下限)
88.958円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
89.067円(10/23高値)
90.312円(9/21高値)
90.720円(15年12月高値)
91.187円(14年11月高値102.837円-16年6月安値72.339円の下げ幅61.8%戻し)
91.047円(月足の一目均衡表の雲上限)

○下値目処
87.585円(20日線)
87.275円(日足の一目均衡表の転換線)
87.255円(10/10安値)
86.999円(6日線)
86.731円(26週線)
86.213円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
86.051円(週足の一目均衡表の基準線)
86.035円(200日線)
85.904円(月足の一目均衡表の転換線)
85.898円(52週線)
85.451円(8/11安値)
84.231円(週足の一目均衡表の雲上限)
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(11/14 火)

 ----------11/13ドル円相場概況---------------------
WS001324.JPG

 日・欧株安で113.714円から113.245円へと下げたが、米株上昇で113.60円台に持ち直した
 
OP-113.466 HI-113.714 LO-113.245 CL-113.615
 
-----------11/13主な出来事----------------------------
 
「英議会の保守党(与党)議員40人がメイ首相に対する不信任を表明する書簡の署名に同意」-英サンデータイムス(12日)
 
09:12 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「低インフレを懸念」「労働市場にたるみは見られない」「バランスシートの最終的な規模は今後決定する」「バランスシートの縮小、退屈で自動操縦に」
 
 
18:36 コンスタンシオECB副総裁
「ユーロ圏の回復は幅広く安定感があり活発」「金融安定リスクは抑制されている」
 
19:55 ホールデン英MPC委員
「英CPIは今後数年間は目標を上回るだろう」
 
26:51 黒田日銀総裁
「日銀は強力な金融緩和を進めている」「2%の物価安定目標の実現にはなお距離がある」
 
 
------------11/13株式・債券・商品---------------------
 
WS001325.JPG 
 
------------11/14きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
なし
 
<海外>
09:30    10月豪NAB企業景況感指数
11:00    10月中国鉱工業生産
11:00    10月中国小売売上高
16:00    7-9月期独GDP速報値
16:00    10月独消費者物価指数改定値
17:05    エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演
17:15    10月スイス生産者輸入価格
18:00    ラウテンシュレーガーECB理事、講演
18:30    10月英消費者物価指数
18:30    10月英小売物価指数
18:30    10月英卸売物価指数
19:00    9月ユーロ圏鉱工業生産
19:00    11月独ZEW景況感指数
19:00    11月ユーロ圏ZEW景況感指数
19:00    7-9月期ユーロ圏GDP改定値
19:00    ドラギECB総裁、イエレンFRB議長、カーニーBOE総裁、黒田日銀総裁、パネルディスカッション
21:45    ビルロワ・フランス中銀総裁、講演
22:15    ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
22:30    10月米生産者物価指数
26:30    カンリフBOE副総裁、講演
27:05    ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演
 
------------11/14きょうのひとこと---------------------
 
昨日のドル円は、日経平均の300円安に続き、メイ英首相の求心力低下を嫌気して欧州株が下げると113.20円台へと下落する場面がありました。しかし、NYダウがプラ転すると113.60円台を回復するなど、株価睨みの相場展開となりました。きょうも株価睨みの相場展開となりそうですが、まずは、このところ不安定な値動きが続く日経平均の動きに注目です。昨日の米株上昇を支えに下げ止まるのか、米株高にもかかわらず続落してしまうのかによって投資家心理は大きく違ってきそうです。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
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イラン・イラク国境の地震、死者450人超 今後さらに増加も

[アンカラ/バグダッド 14日 ロイター] - イラン・イラク国境付近で発生したマグニチュード(M)7.3の地震で、イランの国営テレビは13日、同国で少なくとも450人が死亡したと伝えた。イランの英語メディア、プレスTVは、死者が450人以上、負傷者が7000人と報道。
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アングル:主要中銀、金融政策正常化に向け問われる対話能力

[フランクフルト 13日 ロイター] - 世界金融危機後に大規模な資産買い入れや劇的な利下げを通じて経済を安定させてきた主要中央銀行の多くは、政策正常化への道を歩みつつある。そこで中銀に求められるのは、将来の政策に関する市場の期待形成を促すために慎重に言葉を選び、市場の過剰反応と誤解を避ける能力になる。
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くりっく株365 原油・金ETF新規上場 サヤ取りが多彩にできそうです。

くりっく株365で金と原油売買ができるようになりそうです。2018年4~6月をメドに金ETF・原油ETF上場予定の発表が先日ありました。ETFというのは上場投資信託のことで原油・金に値動きを連動させる形で運用されます。このため、投資家にとっては原油・金を売買するのとほぼ同じ効果があります。これが実現すれば、1口座内で同じ証拠金で、金・原油と株式が出来るようになります。今やっているくりっく株365サヤ取りにも使えそうなので楽しみです。くりっく株365 高配当と安定性 私の使い方