東京市場のドル/円は113円台後半で小幅な値動きにとどまりました。注目の日経平均株価は、やや不安定な動きを見せてほぼ横ばいで引けましたが、為替相場にはあまり響きませんでした。欧米市場の動きに期待したいところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 11/14(火)17:05 エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演17:15 スイス10月生産者輸入価格18:00 ラウテンシュレーガーECB理事、講演18:30☆英10月消費者物価指数18:30☆英10月小売物価指数18:30☆英10月生産者物価指数19:00☆ユーロ圏9月鉱工業生産19:00☆独11月ZEW景況感指数19:00 ユーロ圏11月ZEW景況感指数19:00 ユーロ圏7-9月期GDP改定値19:00☆ドラギECB総裁、イエレンFRB議長、カーニーBOE総裁、黒田日銀総裁、パネルディスカッション21:45 ビルロワ・フランス中銀総裁、講演22:15 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演22:30☆米10月生産者物価指数26:30 カンリフBOE副総裁、講演27:05 ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演 11/15(水)08:50☆日本7-9月期GDP・1次速報 ※☆は特に注目の材料 ここ数日間、世界的に株価は不安定ですが米長期金利(10年債利回り)は上昇基調です。ドル/円が方向感を欠いているのはこのためでしょう。きょうも欧米株式市場の動向と米長期金利の動きがカギとなりそうです。その他、今夜は欧州中銀(ECB)主催のパネルディスカッションに主要先進国の中銀トップが揃って登壇します。どんな話が飛び出すのか要注目です。