東京市場のドル/円は日本株の大幅反発を支えに113円台を回復しました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 11/16(木)18:30☆英10月小売売上高指数19:00 ユーロ圏10月消費者物価指数・改定値20:00 プラートECB専務理事、講演22:30 カナダ9月製造業出荷22:30 カナダ9月国際証券取引高22:30☆米新規失業保険申請件数22:30 米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数22:30 米10月輸入物価指数23:00☆カーニーBOE総裁、カンリフ副総裁、ブロードベント副総裁、ラムスデン副総裁、講演23:10 メスター米クリーブランド連銀総裁、講演23:15☆米10月鉱工業生産指数23:15 米10月設備稼働率23:30 ビルロワ・フランス中銀総裁、講演24:00 米11月NAHB住宅市場指数27:10 カプラン米ダラス連銀総裁、講演29:00 コンスタンシオECB副総裁、講演29:45 ブレイナード米FRB理事、講演30:45 NZ7-9月期生産者物価指数未定 ☆米下院議会、税制改革法案採決 ※☆は特に注目の材料 日経平均株価の連続下落記録が6日でストップ。本日は終値で322円高と昨日の下げをほぼ埋める形の反発となっており、欧米株式市場への好影響も期待されます。今夜は、米新規失業保険申請件数や米10月鉱工業生産指数などの重要統計の結果も気になりますが、やはり株価動向が最大の焦点でしょう。 また、今夜は米下院で税制改革法案の採決が行われる見通しです。たとえ下院で承認されても、上院での採決など難関が残っている事から楽観視できませんが、まずは下院を通過しない事には話が進まないのも事実です。採決前後の米議員の発言も気にしておきたいところです。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:112.200-113.500円)