月: 2017年11月

今日のテクニカル見通し:ドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、前週ボリンジャーバンドの-2シグマを押し下げる陰線が出現したことで、下値模索の局面に入りました。ただ、現状は週足が下落基調に入ったとは言いがたく、目先は目標値が複数集まる111円台後半が下値支持となるか注目です。


(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは11/20の11:25現在)

○下値目処について
冒頭で触れた111円台後半が焦点です。このゾーンには200日線(111.755円)や日足の一目均衡表の雲上限(111.672円)、75日線(111.638円)が固まっており、強い下値支持となりそうです。ただし、これらを割り込むようならば下押しは深くなる事が予想され、日足の一目均衡表の雲下限(110.376円)に向けた一段安もあるでしょう。

○上値目処について
現状は、ちょうど9月安値-11月高値の38.2%押し水準(111.900円)水準で下げ渋っています。この辺りで底堅く推移するようならば自立反発もあり得ますが、6日線(112.859円)や20日線(113.507円)が行く手を阻みそうです。現状ではボリンジャーバンド+2シグマ(114.694円)回復には時間が掛かる見通しです。

○上値目処
112.320円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
112.323円(週足の一目均衡表の雲上限)
112.407円(52週線)
112.859円(6日線)
112.956円(10/31安値)
112.976円(日足の一目均衡表の転換線)
113.100円(週足の一目均衡表の転換線)
113.191円(日足の一目均衡表の基準線)
113.507円(20日線)
113.568円(10/20高値)
114.640円(昨年12月高値118.661円-今年4月安値108.134円の61.8%戻し)
114.694円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
114.732円(11/6高値)

○下値目処
112.065円(13週線)
111.755円(200日線)
111.672円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.638円(75日線)
111.651円(10/16安値)
111.494円(26週線)
111.410円(月足の一目均衡表の転換線)
111.274円(月足の一目均衡表の基準線)
111.025円(週足の一目均衡表の基準線)
110.376円(日足の一目均衡表の雲下限)
コラム:ムーディーズが予想外のインド格上げ、改革を後押し News

コラム:ムーディーズが予想外のインド格上げ、改革を後押し

[ムンバイ 17日 ロイター BREAKINGVIEWS] - インドのモディ首相に絶好のタイミングで追い風が吹いた。ムーディーズ・インベスターズ・サービスが17日、予想外の格付け引き上げに動いたのだ。格上げは2004年以降で初めて。重要な州議会選挙と総選挙を控える与党・インド人民党(BJP)が政策の成果を強調する材料になるだろう。

17日のドル円相場ときょうのひとこと(20日 月) ブログ

17日のドル円相場ときょうのひとこと(20日 月)

 ----------11/17ドル円相場概況-------------------------
ロシアゲート再燃と税制改革不透明感がドルの重し OP-113.020 HI-113.142 LO-111.943 CL-112.165 -----------11/17主な出来事---------------------------- 22:30 (米) 10月住宅着工件数 129.0万件 前回112.7万件→113.5万件予想119.0万件  22:30 (米) 10月建設許可件数 129.7万件前回121.5万件→122.5万件予想125.0万件   22:30 (加) 10月消費者物価指数 (前月比) +0.1%前回+0.2% 予想+0.1%  (加) 10月消費者物価指数 (前年比) +1.4%前回+1.6% 予想+1.4%   ------------11/17株式・債券・商品---------------------  ------------11/20きょうの注目材料--------------------- 国内>08:50    10月貿易統計(通関ベース) <海外>16:00    10月独生産者物価指数20:45    ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演21:15    ラウテンシュレーガーECB理事、講演23:00    ドラギECB総裁、講演23:15    コンスタンシオECB副総裁、講演24:00    10月米景気先行指標総合指数----     NAFTA再交渉の第5回会合(メキシコ、21日まで) ------------11/20きょうのひとこと--------------------- ロシアゲートと税制改革への不透明感がドルを押し下げたとの事ですが、材料としての新鮮味に欠けると言わざるを得ません(なにをいまさら?というヤツです)。感謝祭休暇を前にした欧米勢のポジション調整の口実にはなったのかもしれませんが、持続性は乏しそうです。先ほど報じられたドイツの政局不安(メルケル首相が進めていた連立協議が決裂)のほうが気になるところです。  本日もよろしくお願いいたします。
テスラ、EVトラック開発などでさらなる資金調達は必至か News

テスラ、EVトラック開発などでさらなる資金調達は必至か

[17日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは、16日に発表したEVトラック「テスラ・セミ」とスポーツカー「ロードスター」の新型車の開発・生産のために、債権者や株主にさらなる投資を要請しなければならなくなるかもしれない──。複数のアナリストが17日、こうした見方を示した。

世界の大手銀行、米上院税制改革法案の税逃れ対策条項に懸念 News

世界の大手銀行、米上院税制改革法案の税逃れ対策条項に懸念

[ワシントン 17日 ロイター] - 世界的な大手銀行が加盟する国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA)と米証券業金融市場協会(SIFMA)は、銀行業界に打撃を与える可能性があるとして、米上院の税制改革法案に盛り込まれた、多国籍企業による税逃れをターゲットとする条項に懸念を示した。