月: 2017年11月

コラム:黒田総裁と片岡委員、日銀「温度差」の真偽=嶋津洋樹氏 News

コラム:黒田総裁と片岡委員、日銀「温度差」の真偽=嶋津洋樹氏

[東京 21日] - 黒田東彦日銀総裁が13日にスイスで行った講演で金融緩和策の副作用に言及し、注目を集めている。ロイターが16日に報じた記事によると、「さらなる追加緩和の効果は限定的として市場をけん制することが狙い」との見方に加え、「将来的な超低金利の調整を見据えた地ならしとの思惑」もあるようだ。

財政試算見直しへ、物価2%・名目成長4%前提を下方修正=関係筋 News

財政試算見直しへ、物価2%・名目成長4%前提を下方修正=関係筋

[東京 21日 ロイター] - 来年1月に発表する「中長期の経済財政試算」で、政府が消費者物価(CPI)の2%上昇を前提としていた高成長モデルを下方修正する方向となった。複数の政府関係者が明らかにした。4%成長と2%の物価上昇を前提にした同モデルを前提に、無理に財政収支の改善を図れば、経済を損ねるとの見方が政府内で台頭。仮に高成長が続いても、2%の物価上昇の実現は難しいとの見方が広がっている。

ドル112円半ば、方向感も値幅も乏しい News

ドル112円半ば、方向感も値幅も乏しい

[東京 21日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の112円後半。米国が北朝鮮を9年ぶりにテロ支援国家に指定するなど潜在的なリスク回避要因はある一方、内外の株価が堅調なことや、前日の米長期金利の反発がドル買い材料として意識された。

反発、欧米株高が支援 買い一巡後伸び悩む News

反発、欧米株高が支援 買い一巡後伸び悩む

[東京 21日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発した。欧米株の上昇を手掛かりに幅広く買いが先行し、上げ幅は一時300円を超えた。ただ国内材料は乏しく、買い一巡後は利益確定売りに押される展開だった。前日の下げを帳消しにしたものの、大引け前に先物主導で売られ、安値引けとなった。

アングル:ベネズエラ債務再編、投資継続で収益確保目指す動きも News

アングル:ベネズエラ債務再編、投資継続で収益確保目指す動きも

[ニューヨーク/ロンドン/カラカス 20日 ロイター] - ベネズエラ政府が対外債務再編を表明した当初は、多数の投資家の撤退につながった可能性がある。しかし一部の投資ファンドはこうした状況が投資の好機に結び付くと見込んでポートフォリオを維持し、買い増す例さえ見られる。