ビットコインに短期下落警戒。含み益33%で利益確定圧力高まる

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※本記事は、2026年9月30日時点でCryptoQuant、CoinMarketCapなどから確認できる情報をもとに作成しています。暗号資産の価格は常に変動しています。

 

ビットコイン(BTC)の短期トレーダーが抱えるオンチェーン上の含み益率が33%に達し、2024年12月以来21カ月ぶりの高水準となりました。

さらにCryptoQuantによると、9月22日には利益が実現されたBTCの規模が2万5,700BTCに達し、2026年では最大となりました。

 

ビットコインは直近で一時8万7,400ドルまで上昇した一方、9月30日午前には8万3,000ドル台で推移しています。

含み益が大きくなれば利益確定の動きが増える可能性がありますが、今回のデータだけで「暴落が始まる」と判断することはできません。

なぜ短期的な価格調整が警戒されているのか、オンチェーンデータから整理します。

 

1BTC=8万ドルを超えると高額に感じますが、ビットコインは1BTC単位で購入する必要はありません。

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BTCの含み益率33%、21カ月ぶりの高水準

CryptoQuantのリサーチ責任者Julio Moreno氏によると、短期トレーダーのオンチェーン上の未実現利益率は33%まで上昇しました。

2024年12月以来、約21カ月ぶりの高水準です。

ここでいう33%は「投資家の33%が利益を抱えている」という意味ではありません。

CryptoQuantの指標では、短期保有者が持つBTCの取得時の価格と現在価格などから、保有額に対してどの程度の含み益があるかを示しています。

 

含み益が大きくなるほど、上昇局面で利益を確定しようとする動きが増えやすくなります。

Moreno氏は、過去にも未実現利益率が同程度まで高まった局面では、利益確定が増えやすかったと指摘しています。

実際、9月22日には利益が実現されたBTCの規模が2万5,700BTCとなり、2026年で最大を記録しました。

ただし、これは「2万5,700BTCが取引所で一斉に売却された」という意味ではありません。

オンチェーン上で、取得時より高い価格の状態で移動したBTCについて、利益が実現した規模を示したものとして見る必要があります。

利益確定に加え、BTCの需要鈍化も警戒材料

CryptoQuantが短期調整の可能性を指摘する理由は、利益確定の増加だけではありません。

同社が算出する「見かけ上の現物需要」は、過去30日間で17万BTC縮小しました。

さらに、今回の上昇を支えてきたと分析されている先物市場の投機的需要にも鈍化がみられています。

 

CryptoQuantによると、先物市場の需要増加幅は9月14日時点の約16万4,000BTCから、9月29日には約1万6,000BTCまで縮小しました。

利益確定圧力が高まる一方、新たな需要の伸びが弱くなれば、価格上昇を維持する力も弱まりやすくなります。

 

今回の警戒材料を整理すると『短期トレーダーの含み益率が上昇』⇒『利益確定が増えやすくなる』⇒『現物・先物の需要指標は鈍化』⇒『短期的な価格調整への警戒が高まる』という流れです。

 

ただし、17万BTCや1万6,000BTCという数字は、実際の取引所での買い注文量そのものではありません。

CryptoQuantがオンチェーンデータや市場データをもとに算出した独自の需要指標です。

 

また、BTC価格はオンチェーン指標だけで決まりません。現物ETFなどを通じた資金フロー、米国の金利、市場全体の投資家心理なども価格を左右します。

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短期的な値動きが大きい局面では、BTCを扱っているかだけでなく、販売所と取引所のどちらを利用できるか、取引手数料や入出庫条件も確認しておきたいところです。

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ただし、販売所では提示される購入価格と売却価格に差があるため、取引方法ごとの違いを理解したうえで利用することが重要です。

 


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弱気相場入りとは限らない、まず8万ドル付近に注目

短期的な警戒材料が増えている一方で、Moreno氏はビットコインがすでに弱気相場へ転換したとはみていません。

同氏は、BTCが365日移動平均線を上回ったことについて、新たな強気相場を確認する材料との見方を示しています。

CryptoQuantのBitcoin Bull Score Indexも90/100となり、同社が「極めて強気」とする水準です。

 

今回の分析は「BTCの強気相場が終了した」というものではなく、上昇相場の中で利益確定圧力と需要鈍化がみられ、短期調整への警戒が高まっているという内容です。

仮に価格調整が進んだ場合、Moreno氏が最初の注目水準として挙げているのが、365日移動平均線がある約8万ドルです。

その下では、200日移動平均線の約7万1,000ドル、トレーダーのオンチェーン上の実現価格となる約6万7,000ドルも挙げています。

 

ただし、BTCがこれらの価格まで下落すると予測しているわけではありません。

Moreno氏は、こうした水準を維持できれば、価格調整が起きても強気相場の中での健全な値固めと捉えられる可能性があるとの見方を示しています。

 

9月30日午前のBTCは8万3,000ドル台で推移しており、まずは約8万ドルに位置する365日移動平均線を維持できるかが一つの焦点になります。

含み益率33%や2万5,700BTC規模の利益実現は短期的な警戒材料ですが、これだけで今後の価格方向を断定することはできません。

今後は利益確定の規模だけでなく、鈍化している現物や先物の需要が再び拡大するかも確認したいポイントです。

 

ビットコインを取り扱う国内取引所は複数あり、購入方法や手数料、サービス内容などはそれぞれ異なります。

CoincheckやSBI VCトレード以外も含めて比較したい場合は、取扱銘柄やサービスの違いを確認してから選ぶとよいでしょう。

 

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※本記事は、特定の暗号資産、株式、その他の金融商品の購入や売却を推奨するものではありません。

※金融庁・財務局への登録を受けた国内暗号資産取引所を利用しても、暗号資産の価格変動、元本割れ、システム障害、サイバー攻撃、不正アクセス、入出庫停止などのリスクがなくなるわけではありません。各社の最新情報や利用条件を確認し、自身の判断で取引を行ってください。

出典・参考

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参照元:CoinChoice(コインチョイス)

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