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米ドル円中心で9月は攻めます 【トラリピ運用2019年8月最終結果 運用開始から30ヶ月目】 ブログ

米ドル円中心で9月は攻めます 【トラリピ運用2019年8月最終結果 運用開始から30ヶ月目】

 2019年8月も無事利益となりました。 まったり売買ながら、2018年の利益を超えて、過去最高目指して取組中です。トラリピ運用30ヶ月目の成績です。9月は、米ドル円買いそのままで手動売買を使っていきます。トラリピの特徴などはここでは、下記ページにてまとめています。マネースクエア トラリピ検証中私のトラリピ運用の特徴運用実積⇒月1万円利益ペースで2017年3月より運用中運用開始時資金は100万円決済トレールを活用した設定がおおいです。自動売買主力で、たまに手動での豪ドル円売りをいれます。相場急変などでの強制ロスカットはいまのところありません。完全放置の自動売買ではありませんが、運用通貨ペアを絞って手動売買を組み合わせることにより、リスクを抑えて運用効率を高めているつもりです。では、はじめましょう2019年8月最終成績8月の最終成績は、+2,504円となっています。8月には入り、メキシコペソ円両建て設定を停止しています。参考記事:メキシコペソ円でのトラリピ設定3つの誤算因果なもので、停止した後に想定していた「大き目のメキシコペソ円下落」がありました。動かないメキシコペソ円に業をにやして停止さたのですが、短期は損気というところですね。めげずに、この後に米ドル円買い設定を入れています。参考記事:米ドル円100円割れまでを想定した仕掛けこれも不思議なもので、設定当初は「米ドル円が、ここまでは下がらることはないかもしれない」という気もちがありました。ただ、現実には定期的にドーンとこの設定水準まで米ドル円が落ちてくる展開が続いていて、利益になっています。9月も状況をみながら、追加設定を検討していく予定です。新規成立50万通貨ごとに10000ポイント(8000円相当)で最大60000ポイント(48000円相当)キャッシュバックキャンペーンも実施中です。次は、現在の設定内容と考え方です。トラリピ現在の設定と考え方2019年9月2日現在、トラリピ口座で稼働させてある設定は米ドル円買いのみで2本あります。各設定内容は以下のようになっています。米ドル円買い設定 1本目トラリピ口座画面の上2つは「米ドル円買い設定」です。1番上の設定内容はこうなっています。仕掛けた値幅:米ドル円111.14~120.94円最大ポジション数:50本1本の売買数量:1000通貨売買方針:20銭買い下がり利益確定:10銭決済トレール設定:あり損きり:なし2本目は、米ドル円がかなり下がってから設定しています。米ドル円買い設定 2本目米ドル円105.394円から99.400円までの買い下がり設定です。画像でわかってしまうかもしれませんが、設定内容は以下のようになっています。1本の売買数量1000通貨売買本数 最大10本利益金額 300円(30銭)決済トレール:あり損きり設定:なし米ドル円の100円割れまでをカバーしています。当面、米ドル円の買い設定はこの2本でやっていきます。あとは、随時「豪ドル円売り」などを1本仕掛け的に入れていくような形で、「上げ相場」「下げ相場」を柔軟に狙っていければと考えています。以上が、大まかな考え方です。今後も運用状況を定期的にまとめていく予定です。先程全体の成績をご覧頂きましたが、月別・年度別の成績は以下のようになっています。トラリピ運用 ここまでの総合成績トラリピ口座、2019年度の月別成績はこんな感じです。トラリピ 月別運用成績2019年度運用元金 1,197,817円トラリピ運用原資 1,000,000円年月利益額2019利益利益率2019年1月2,115円2,115円0.17%2019年2月15,594円17,709円1.47%2019年3月18,022円35,731円2.98%2019年4月8,904円44,635円3.72%2019年5月17,882円62,517円5.22%2019年6月6,826円69,343円5.79%2019年7月2,179円71,522円5.97%2019年8月2,504円74,026円6.18%table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}為替相場の流れは、2018年から2019年にかけて大きく変化してきています。トラリピ運用は、その動きに敏感に対応する必要はありません。早く動き過ぎると逆に不利になるところもあるからです。大きな流を見ながら、ゆっくりと変化していく方が無難に運用できます。その辺をお見せしていければと思っています。トラリピ 年度別成績運用開始年月 2017年3月運用原資 100万円運用原資は2017年は増減していたのですが、2018年からは元金100万円で固定しています。年利益額累計利益2017年135,334円135,334円2018年62,483円197,688円2019年74,026円271,714円table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}コツコツと2019年の利益を伸ばしています。ここからの方針 追加設定は慎重に口座管理画面+含み損状況など2019年損益累計利益含み損益74,026円271,714円-139,679円運用原資ここまでの利益率運用開始年月1,000,000円27.17%2017年3月(30カ月目)table.tbl_adcc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_adcc{width:100%;}table.tbl_adcc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_adcc th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_adcc,table.tbl_adcc td,table.tbl_adcc th{border:solid 1px #C0C0C0;}口座管理画面とここまでの成績状況です。現状含み損は、-139,679円と気にするほどのレベルにはありません。米ドル円はもっと上昇しても良いという気はしています。でも、米中問題やトランプ大統領の突拍子もない発言が切れないうちは、米ドル円が大きく上昇することは無いのかもしれませんね。9月も、どこかで大きな流れがでてくるかもしれません。チャンスがあれば、1本仕掛けの売り設定などで攻めていければと考えています。新規成立50万通貨ごとに10000ポイント(8000円相当)で最大60000ポイント(48000円相当)キャッシュバックキャンペーンも実施中です。トラリピの関連ページトラリピ運用の主要ページトラリピ 検証中トップページトラリピ 運用記録トラリピ設定内容と考え方サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
月1万円FX積立 毎月の入金から連続注文設定までの流れを解説 2019年9月積立 ブログ

月1万円FX積立 毎月の入金から連続注文設定までの流れを解説 2019年9月積立

米ドル円でやっているFX積立、毎月の流れを解説させていただきます。2019年7月から始めたFX積立も3回目となりました。毎月の積立前に決めること1万円の積立実行の前に決めておくべきことが一つあります。「今月の1万円積立金、レバレッジ何倍のポジションにするか」私のルールでは、毎月1万円の積立金を「レバレッジ0~レバレッジ4倍以内」と決めています。売買数量自体は丸い数字にしています。毎月の買い数量目安レバレッジ0倍:1万円積立のみで買いポジション作らない。レバレッジ1倍:米ドル円買いポジション100通貨レバレッジ2倍:米ドル円買いポジション200通貨(内連続注文100通貨レバレッジ3倍:米ドル円買いポジション300通貨(内連続注文100通貨)レバレッジ4倍:米ドル円買いポジション400通貨(内連続注文200通貨)米ドル円現在値106円前半です。この通りに買いポジションを作るとレバレッジは1.06倍という具合に超えてしまうのですが、その辺は「数字を丸く」という範囲内としています。今後米ドル円が120円台くらいになるようなことがあれば、買い数量は少し調整する予定でいます。このレバレッジは、積立対象通貨ペアである米ドル円値が安値近辺にあればあるほど高くしていく方針です。買い数量の約半分が連続注文設定先程の毎月の買い数量目安のところで内連続注文●●●通貨となっているのにお気づきになられたかと思います。これは、今月の買い数量の中で連続注文として発注する数量のことです。今のところの基準としては、「買い数量の半分を連続注文」にしています。連続注文は、マネーパートナーズFXで提供されている「リピート系注文機能」です。参考記事: マネーパートナーズFX 連続注文を使いこなすための6つチップスどの辺が調度良いかはやりながら、決めていく予定です。2019年9月は、米ドル円が安値近辺にあるという認識なので、レバレッジ4倍で米ドル円400通貨買いポジション作成(内200通貨連続注文)と決めています。この方針に基づき、入金をします。1万円積立金入金クィック入金で今月積立分を1万円入金です。100通貨売買ができるマネーパートナーズFXnano口座に直接入金しています。入金処理が終わったら、すぐに注文が出せます。連続注文 設定連続注文の設定画面です。最初のうちは、ここの設定は悩むかもしれません。ただ、ここはあまり悩まず自分の基準を決めて淡々と実行するのが良いだろうと思っています。私は、現状以下のような基準でやっています。私の連続注文設定ルール設定値は、00銭・50銭というキリの良いところ設定値は、現在値からちょっと下げたところ売買本数は基本的に1本利益確定値幅は、現在50銭で固定売買回数は3回(全部で4回売買⇒意味はこの中で解説しています)月初に設定したら翌月までは基本的にいじらない。軽く解説させていただきます。本日朝方の米ドル円値は、106円前半でした。この場合、ルール1設定値は、00銭・50銭というキリの良いところとルール2設定値は、現在値からちょっと下げたところに従い、買い値設定は106円ちょうどとします。数量は200通貨で、この1万円の積立金で設定するのはこれ1本のみです。利益確定幅は50銭です。いずれ別の値幅を使うこともあるかもしれませんが、今のところは単純に50銭で利益確定の設定をしています。連続注文設定回数は3回です。月に3回も回転してくれれば上出来かなと思っているからです。今のところ1回くらいしか回転していないので、これで十分な気がしています。ちなみに、連続注文設定を3回とすると、現実にはこの値幅で4回売買が起きます。これは、通常注文が1回あるためで、「連続注文3回+通常注文1回=4回」という仕組みになっているためです。これが、連続注文設定時の画像です。連続注文3回で設定したはずなのに、右上の回転数が4回になっています。この辺は、何となく疑問に思ってしまう部分ですが、売買の体制には影響はありません。やりながら、このFX積立に適切と思われる売買回数を見つけていくつもりでいます。この連続注文とは、別に200通貨の米ドル円買いポジションも作ります。通常注文200通貨 米ドル円買いポジション画像薄赤色部分の200通貨米ドル円買いポジションが、今月通常注文で作ったポジションです。これは、成行注文でサクッと作ってしまいます。画像下の2本は、先月作った米ドル円買いポジション400通貨です。前月も、「通常注文200通貨+連続注文200通貨」でやっています。連続注文の回転は、ありませんでした。こういう場合は、連続注文を一旦外しています。米ドル円は、時折大きく上昇することがある通貨ペアです。そういう時に連続注文を残しておくと、上昇途中で利益確定されてしまうので、大きな利益を取りそこなう事にもなりかねません。そういう事態を防ぐための措置です。連続注文を目先の往来を使って利益上乗せの手段として使いながら、大きな上昇があれば既存のポジションで取っていければと考えています。2019年7月から始めたこのFX積立全体のポジションもご覧ください。FX積立 2019年9月ポジション状況今月、保有ポジションが1000通貨になりました。この後、連続注文でのポジションが約定すれば、保有ポジション数量は200通貨増えて1200通貨になります。運用開始時資金10万円+月1万円積立でやっていますので、今のところはこんな感じです。これから。毎月こんな感じでポジションを増やしていきます。使っているのは、100通貨売買+連続注文の使えるマネーパートーナーズFXnano口座です。
米ドル/円に2つのシナリオ。いずれにせよ 大幅な円高はなく103円台後半が円高の限界 ブログ

米ドル/円に2つのシナリオ。いずれにせよ 大幅な円高はなく103円台後半が円高の限界

■米ドル/円の下落は103円台後半が限界 トランプ砲で、先週末(8月23日)の相場は再度波乱となり、今週週明け(8月26日)、米ドル/円は一時2019年年初来安値を更新した。

米ドル/円 日足(出所:TradingView)

 ここで、米ドル/円の内部構造の再考を迫られる。2015年高値からの大型保ち合いは大きく延長され、同保ち合いはシンメトリカル・トライアングル型を形成中だ。

 この場合、足元は子波Cの最終段階と推測されるが、主に以下の2つのカウント方法を提示できる。

 1つは、2015年6月高値は125.86円、2016年6月安値(約99.12円)までの下落を、同トライアングルにおけるA子波、同安値から2016年12月高値118.67円までの上昇をB波と見なし、8月26日(月)の安値は1月安値をいったんブレイクしただけではなく、2018年3月安値も下回ったので、2016年12月高値以降の下落をすべてC子波と数えるカウント方法である。

米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:TradingView)

 この場合、おおむねの計算としてB波はA波の約73%ぐらいの値幅を有し、同じ比率なら、C波もB波値幅の73%程度の値幅になりやすいから、次の安値ターゲットは104円台の前半と推測される。

 そして、よく使われる76.4%の計算では、約103.60~65円前後のターゲットが得られる。結局、さらなる下値打診があっても、103円台後半が円高の限界かと思われる。

■米ドル/円はすでに底打ちした可能性も もう1つは、8月26日(月)に一時、安値トライしたことを「ダマシ」と見なし、従来のカウントを維持するカウント方法だ。このように「ダマシ」と解釈した方がむしろ、米ドル/円がすでに底打ちした可能性が高まる。

 この場合、結果的に8月26日(月)は「リバーサル・デー」として記録される。この可能性について、8月28日(水)のレポートで解説したので、原文を開示しておきたい。

米ドル/円 日足(8月30日再制作・クリックで拡大)(出所:TradingView)

 ドル/円は26日一時年初来安値更新してから切り返し、陽線引けをもって「リバーサル・ディー」の可能性を示唆。同サインがホンモノなら、これからの安値トライを回避でき、リバウンドにつながるでしょう。同サインの可能性について、以下の4つの視点で検証できるかとみる。

 A:1月安値や8月12日安値で形成されたサポートラインの割り込みがあっても一時に留まり、その後のリバウンドをもって「フォールス・ブレイクアウト」の可能性を示唆。

 B:下落トレンドの支持ラインに合致、安値トライがあっても大幅乖離した値動きではない。

 C:対照的に、RSIなどオシレーター系指標の強気ダイバージェンスの点灯、むしろ更に強化され、ベアトレンドの終焉を暗示。

 D:同日の罫線、前記のようにリバーサル・ティーの条件を有し、また同日の材料(トランプ砲)の特殊性に鑑み、一層蓋然性が強まる。

 まとめてみると、近々の値動きは重要、底打ちのパターンを形成していくかどうかは肝心なので、条件が備えつつある目下では、一層注目すべきだと思う。

 2つの異なるカウントを提示したが、これから安値更新があっても下値余地は限定的、またはすでに底打ちを果たした、という見方だったので、いずれも大幅な円高シナリオではない。

 その理屈に関して本コラムは繰り返し指摘してきたので、ここでは重複して説明しないが、一番重要なのはファンダメンタルズ上の材料をもってテクニカル上の節目と対照しないといけない、という考え方にある。

【参考記事】

●猫も杓子も警戒なら、危機は発生しにくい。もっとも危惧される英ポンド安に変化の兆し(2019年8月23日、陳満咲杜)

●世界経済が大混乱なのに米ドル/円は底割れを回避。それが意味するものは?(2019年8月16日、陳満咲杜)

 何回も言ってきたように、ファンダメンタルズ上の材料が…
米国株が割安? イールドスプレッド逆転現象が意味するもの 2019年8月 ブログ

米国株が割安? イールドスプレッド逆転現象が意味するもの 2019年8月

2019年8月現在、一般的には米国株は天井感がでてきたとみている投資家が多いです。でも、指標の中には「米国株は割安だ」というものもでてきています。それが今回紹介する「イールドスプレッド逆転現象」です。その「イールドスプレッド逆転現象」が、いかなるもので、どういう影響があるのかをまとめました。ここからの米国株は波乱必死です。イールドスプレッド逆転が意味するものイールドスプレッド逆転というのは、「株式配当利回り」が「米国長期債利回り」よりも高くなる現象のことです。現在、米国で実際に起きています。米国債利回り 2019年8月30日NYダウ 配当利回り推移上図をみて頂くと、米国債30年の長期債の利回りは1.98%です。これに対して、NYダウ平均の配当利回りは2.28%です。債券の利回りは株式の配当利回りよりも高くなるのが普通の状態です。それが、逆転して株式配当利回り>債券利回りという状況になっています。これがイールドスプレッド逆転現象と言われるものです。これと似たような状況は、過去に3度あります。19650年代の日本リーマンショック後の世界経済2019年現在、日本のゼロ金利時代最初の2つの時は、その後に株価も大きく上昇しています。日本は1999年以降ゼロ金利が続いています。日経225の配当利回りは1%以上ある状況が続いているので、もう20年以上「イールドスプレッド逆転現象」となっています。こんな状況なので、参考として良いのかどうかはわかりませんが、実は株価は上昇しています。このイールドスプレッド逆縁現象は、投資理論上は大きな意味があります。投資理論上のイールドスプレッド逆転現象イールドスプレッド逆転現象は、投資理論上は「株価は割安である」という目安として使われます。高リスク・高リターンである株式は、値上がり期待による株価上昇とともに配当利回りは低目になる傾向があります。これに対して、債券は大きな上昇が期待できない代わりに、株式に比べて高目の利息が得られるというものだからです。例えば、100万円を持っていたとしましょう。配当利回りが2%あって、元本保証はないものの値上がり可能性もある株式利息は1.8%で、元本保証がある債券この状況でどちらを選ぶでしょう。元本保証を重視して債権を選ぶ方も多いでしょう。一般的には「配当が高くて、値上がりも益も狙えるんだったら株にする」という方が多目になります。イールドスプレッド逆転という地点は、「株を選ぶ人が大きく増えるポイント」とされています。実は、私もそうなんです。先日、保有している米国債の半分を売却しました。保有していた米国債は、金利低下とともに上昇していて利益が出ている状況でした。長期米国債利回りは、現在1.8%まで低下しています。このまま長期保有するよりも「配当利回りの高い株式を購入」した方が良いと判断したので売却に踏み切っています。その売却資金で昨日米国株式を買っています。購入した株式の配当利回りは、2.1%です。業績も悪くなく、値上がりも期待できる株です。現在は、米中摩擦など懸念材料があるため米国株は上昇を抑えられています。でも、それが緩和されるような状況がでてくる可能性もあります。懸念材料が減って、冷静になったときに投資家は、手元資金をどこで運用するか考えるはずです。「債券」か「株式」か、この2つの中で選ぶのであれば、かなりの方が「株式」を選ぶことになるかもしれません。現在の米国長期債は、10年・20年預けても金利2%弱では魅力薄いです。株式市場をみれば、配当利回り4%や6%の大型優良株が沢山あります。「下げたら売らなきゃ損しない」この認識は、米国人投資家も同じです。損きりなんかしません。上がるまで保有するのが世界中の投資家の基本スタイルです。だから、多くの方が債券よりも高配当の株式に走りやすいということになります。イールドスプレツド逆転現象が起きている一方、景気後退の兆候となると言われている逆イールドカーブ(長気金利と短期金利の逆転現象)も起きています。難しい時代ですね。私自身は、今の時期に保有米国株を増やしておきます。少しでも、参考になれば幸いです。
米中当局間で展開される「ライアーゲーム」⁉ ドル/円は中期的に101円台へ向けて続落か ブログ

米中当局間で展開される「ライアーゲーム」⁉ ドル/円は中期的に101円台へ向けて続落か

■米中貿易戦争が再び過熱 みなさん、こんにちは。

 先週(8月19日~)、23日(金)、多くのマーケット参加者は、ジャクソンホールでのFRB(米連邦準備制度理事会)、パウエル議長の講演に注目していました。

 ところが、米中貿易戦争の過熱がマーケットを大きく動かし、パウエルFRB議長の講演がマーケットに与える影響は、ほぼゼロという結果に。

【参考記事】

●1月のフラッシュクラッシュとの違いは何? ドル/円は窓を埋めたが中期的には101円へ!(8月26日、西原宏一&大橋ひろこ)

 米中貿易戦争の加熱を引き起こしたのが、中国。

 パウエルFRB議長の講演前というタイミングで、中国が米国への報復として追加関税を発表。

 追加関税は、9月1日(日)と12月15日(日)の2回発動。

 9月1日(日)は、米国産原油に10%課税。12月15日(日)には、米国の自動車や自動車部品への25%課税を再開するといった内容でした。

 これに対し、間髪を入れず、トランプ大統領は中国の関税措置に対応するとコメントしました。

 その発表が、なかなか強烈。

 「対中関税率、残り3000億ドルに対する10%関税を15%へ、10月1日(火)から、25%の関税を30%に引上げへ」

中国が米国への報復として追加関税を発表すると、間髪入れずに、トランプ大統領は対中国への関税率を引き上げるというように、米中貿易戦争は再び過熱  (C) Chip Somodevilla/Getty Images News

 この発表を受けて、週明け(8月26日)の日経平均は暴落、米ドル/円は一時、年初来安値を更新して、104.46円に急落しています。

日経平均 日足(出所:Bloomberg)

米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)

 ところが、この流れが一変します。

 トランプ大統領が、「中国から2回の電話を受けた。中国は取引を望んでいる」と発言したとの報道で、米ドル/円は急反発(高値は105.99円)。

 ただ、中国は電話協議を否定(米ドル/円は105円台前半まで急落)。

 しかし、トランプ大統領が、「米国が中国と最高位レベルで電話会談した」と発言したことで、米ドル/円は105.50円~106.50円で方向感なく乱高下しました。

米ドル/円 2時間足(出所:Bloomberg)

■米国と中国当局のコメントを整理すると… NYダウも、2万6000ドルを挟んで激しく上下するマーケットが続いています。

 ここで、米国と中国当局のコメントを整理してみます。

 繰り返しになりますが、トランプ大統領は8月26日(月)、中国側から「米国の貿易担当トップ」に「交渉の席に戻ろう」と電話で伝えてきたと主張。合意成立に中国が必死になっていると語ったとの報道がありました。

 しかし、これに関しては「中国政府内で何を指しているか理解した者はいなかった」とブルームバーグは報じています。

 それどころか、中国側が圧力に屈しているかのようにトランプ氏が述べたことで、中国はトランプ氏に抱いていた最悪の不安を確認したとしています。

 つまり、合意を成立させるには、トランプ氏は信用できないとの懸念を持っていると結論づけています。

 結果、トランプ大統領なのか、中国側なのかはわかりませんが、両者の意見はかみ合わないまま。

 シンプルにいえば、どちらかがウソをいっているという「ライアーゲーム」が繰り広げられていることになります。

 米中貿易協議は…
円高になりやすいのは自明の理。ドル/円の 106円台半ばあたりは、良い売りレベルか ブログ

円高になりやすいのは自明の理。ドル/円の 106円台半ばあたりは、良い売りレベルか

■トランプ大統領の暴走止まらず! 米企業が中国から撤退!? トランプ米大統領の暴走が、さらに酷くなってきています。

 中国が報復として関税の引き上げを決定したことを受けて、激しい口調で中国を攻撃し、中国に対しての、さらなる関税措置を発表しました。

中国が報復措置として米国からの輸入品に対する追加関税を決定したことを受け、トランプ米大統領は激しい口調で中国を攻撃し、中国に対するさらなる関税措置を発表。今井氏はトランプ米大統領の暴走が、さらに酷くなってきていると指摘 (C) Chip Somodevilla/Getty Images News

 それを受けて、USTR(米通商代表部)は8月28日(水)、トランプ米大統領が提示した総額3000億ドル相当の中国製品に対する関税率を5%引き上げ、15%にすると官報で正式に発表しました。

 引き上げは2段階で行われ、9月1日(日)に約1250億ドル相当の製品を対象とし、残りは12月15日(日)付で実施することになります。

 9月の引き上げでは、スマートウォッチ・Bluetooth(ブルートゥース)ヘッドフォン・薄型テレビ・靴などが対象となり、12月分は携帯電話・ノート型パソコン・おもちゃ・衣類などが対象となります。

 また、これまで25%の関税をかけていたものに対しても、5%の関税引き上げを10月1日(火)に実施することを明らかにしています。さらには、トランプ米大統領は米国企業に対して、「中国から撤退するように」と発言するありさまです。

【参考記事】

●1月のフラッシュクラッシュとの違いは何? ドル/円は窓を埋めたが中期的には101円へ!(8月26日、西原宏一&大橋ひろこ)

●投機筋の円買いはまだ積み上がる余地あり! 米ドル/円は106円台後半にかけて戻り売りか(8月27日、バカラ村)

....better off without them. The vast amounts of money made and stolen by China from the United States, year after year, for decades, will and must STOP. Our great American companies are hereby ordered to immediately start looking for an alternative to China, including bringing..

— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) August 23, 2019■振り回されて、非常にやりにくい相場に… こうしたことを受けて、一時、急激な円高が進み、米ドル/円も104円台まで米ドル安・円高が進む展開となりました。

 しかしその後、「中国が再交渉をしたいと言ってきている」とトランプ米大統領が発言すると、一転して円安の展開となっています。

米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)

 こういう政治相場は、要人の発言などで振り回されてしまうので、非常にやりにくいというのが実際です。

 少し、脇で見ているしかないかなと、考えているところです。

■円には上昇圧力。米ドル/円の戻り売り水準は? ただ、世界経済全体が減速傾向に入ってきているのは間違いないと思うので、金融緩和の余地がもっとも少ない円に上昇圧力がかかるのは、自明の理ではないかと考えています。

【参考記事】

●円高はあっても、米ドル安にはならない!? 荒れ相場で勝者になるためのトレードは?(8月16日、今井雅人)

●米ドル/円は107円近辺へ反発すれば売り! 円安に戻っていく可能性は極めて低い!?(8月8日、今井雅人)

 そうであれば、円安になったところで、米ドル/円、クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)で円買いポジション(=売り)を作るのが、一番、確度の高いトレードではないかと思います。

 米ドル/円の106円台半ばあたり、ユーロ/円では118円台は、良い売りレベルではないでしょうか。

米ドル/円 日足(出所:TradingView)

ユーロ/円 日足(出所:TradingView)

 政治の混乱は、英国でも続いています…
サヤチャートからみたNYダウー日経225の仕掛けどころ 【くりっく株365サヤ取り 2019年8月29日】 ブログ

サヤチャートからみたNYダウー日経225の仕掛けどころ 【くりっく株365サヤ取り 2019年8月29日】

NYダウと日経225のサヤが動き出してきています。いつも記入している場帖とサヤチャートの両面から仕掛けどころを考察しています。現在の保有ポジション只今保有中のポジションです。前回と同じです。NYダウ買い5枚ー日経225売り5枚のままサヤ変動を見ているところです。参考:サヤ取り仕掛けパターンNYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:NYダウ買いー日経225売りNYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い今回は、1番目のNYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:NYダウ買いー日経225売りをしています。ここからの売買は、2つに分かれます。サヤ拡大:目論見通りにNYダウと日経225の価格差が拡大していけば利益となります。サヤ縮小:目論見に反して縮小していくようであればこのポジション自体は含み損となるため、次の一手を投下することになります。私の、次の大まかな仕掛け時目安を、先日より提供の始まった「くりっく株365 サヤチャート」でも確認できます。サヤチャートでの仕掛けどころサヤチャートで、サヤ変動とバリンジャバンドを表示した画像です。私の売買ではボリンジャーバンドは使いません。でも、不思議とボリンジャーバンドと私の仕掛けタイミングはにている時が多いので、大まかな目安として使わせて頂いております。8月29日時点ですと、こんな感じです。28日終値時点のNYダスー日経225サヤは、5456です。拡大⇒縮小狙いの仕掛け検討:一番上の2×σ値の5680までサヤが拡大したとき縮小⇒拡大狙いの仕掛け検討:一番下の-2×σ値の5187までサヤが縮小したときこの辺が、仕掛け検討タイミングとなります。私は、サヤ変動を日足でみています。そのため、明日にはこの水準はボリンジャーバンド値に合わせて変化していきます。実際に使っている場帳値などは、この記事最後の方で載せさせて頂いております。くりっく株365の口座を開設して最大50000円もらうこの後、「ここまでの成績」「サヤ取り 次の売買タイミング」と続きます。サヤ取り売買に興味があれば、最後までお付き合いくださいませ。NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績くりっく株365サヤ取り 運用成績運用原資:7,797,081円2019年運用元金 9,819,128円(くりっく株365とGMOクリック証券CFD口座合計)運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。年度損益額累計損益額2017年1,202,919円1,202,919円2018年819,128円2,022,047円2019年-1,098,345円922,702円table.gdyecd{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gdyecd td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gdyecd th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.gdyecd,table.gdyecd td,table.gdyecd th{border:solid 1px #C0C0C0;}始めてから3年目です。ルールを守っていけば大怪我をしないという自信はあるのですが、たまに我慢出来なくなってしまうところがあります。私の悪いクセであり未熟なところです。2019年以降、この未熟さを克服することが私の課題です。サヤ取り 場帳状況とまとめくりっく株365サヤ取りに使っている場帳(NYダウ・日経225の価格差を記入する帳簿)の最近の状況です。NYダウー日経225 サヤ取り場帳状況月日NYダウ日経225価格差(サヤ)8月21日262302069755338月22日262212057856438月23日256672013055378月26日259422052654168月27日257422041053328月28日26038204785560table.lqjlmr{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.lqjlmr td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.lqjlmr th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.lqjlmr th.rowh{padding:5px;background-color:#F5F5F5;color:#000;}table.lqjlmr,table.lqjlmr td,table.lqjlmr th{border:solid 1px #C0C0C0;}一気に縮小していきそうな流れが止まり、昨日は大幅な拡大となっています。このサヤ変動とは関係ないのですが、ここのところ米国金利がさらに低下しています。満期まで25年あるような超長期債の金利が1.8%台まで下がっていて、米国の長期債としては見たこともない低金利水準です。ここまで下がると、大きな資金移動が起きる可能性があります。つまり、「債券⇒株式への資金流入」です。米国の大型高配当株は、配当利回り4~6%くらいのものがゴロゴロあります。1.8%の利回りにしかならない米国長期債を保有するよりも、高配当株を保有した方が良いという判断をする人がでても普通ですよね。米中の貿易摩擦も、ここで一旦の合意となる可能性もでてきています。金利低下と米中貿易摩擦の合意、この2つが重なれば米国の株式市場が大きく動くことになるでしょう。サヤ変動にも何らかの影響がでてくるかもしれません。くりっく株365の口座を開設して最大50000円もらうくりっく株365関連ページくりっく株365運用の主要ページくりっく株365の活用記録くりっく株365の特徴と4銘柄の特徴日経225-NYダウのサヤ取りチャートの使い方サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
トルコリラ円のフラッシュクラッシュ2019年8月 このとき両建て派の対策 ブログ

トルコリラ円のフラッシュクラッシュ2019年8月 このとき両建て派の対策

今週月曜日の朝のトルコリラ円の動き凄かったですね。2019年8月26日のトルコリラ円の大きな下落は、第二のフラッシュクラツシュと呼んでよいような動きをしています。スワップポイントサヤ取りで両建てポジションを保有していた場合などは、この辺を想定した対策を練っておくことが大切です。実際の値動きとともに、今後の対策を考えてみました。
【覇国積立 FX積立概要】米国の覇権が続くときに恩恵を受けられる積立ルールと考え方 ブログ

【覇国積立 FX積立概要】米国の覇権が続くときに恩恵を受けられる積立ルールと考え方

覇国積立の概要をご紹介します。まずは、米国編からです。米国部門 概要覇国積立米国編の大まかな布陣はこうです。投資分野 FX内容 米ドル円買い運用開始元金:10万円積立額 月1万円運用開始時元金の10万円は、積立金が貯まるまでの預け金の意味合いです。資金がある程度の規模になったら出金する予定です。(2019年8月29日ルール変更。10万円は入れたまま続けていきます。)米国部門は「FX」で攻めます。FX口座はマネーパートナーズFXnano口座を使います。多くの特徴と持つ口座なのですが、積立投資では以下の機能が有効に使えそうです。最小売買単位 100通貨スワップポイント振替機能あり。リピート系注文である連続注文が使える(手数料無料)。簡単な自動売買機能も備えている。証拠金を外貨両替で外貨に変更もできる。もともとここ独自の特徴をいくつもあるユニークなFX口座です。100通貨単位で売買できるので、毎月1万円の積立金でも運用資金としては充分です。毎月の買い注文は、「通常注文の買い」+「連続注文設定」の2本立てで行います。米ドル円は、一定値幅で往来相場をする時期の長い通貨ペアです。その往来期には、連続注文で利益を伸ばすような運用が出来ればと思っています。スワップポイント振替機能もあるので、貯まったスワップポイントと損きりを一緒にやるようなポジション調整も手軽にできます。マネーパートナーズには、移動平均線を使った「自動売買機能」もあるのですが、この活用は今後の課題です。外貨両替の機能は、マネーパートナーズのお家芸といっても良いほど充実しています。運用上も「証拠金を外貨にする」という小技も使えます。 そうすると、何が良いの? 円安傾向のときは、「ポジションと証拠金の両方に利益」が乗っていく展開にできるんです。ちょっと、面白そうでしょう。無論、円高時には「ポジションと証拠金の両方で損失が増える」ことになるので、この方法は諸刃の剣ともなります。使う時は慎重に選ばねばなりません。この小技は、どこかで使うかもしれません。売買の基本ルール大まかですが、現在決めてあるルールをご紹介します。毎月の積立ルール運用口座:100通貨売買のできるマネーパートナーズFXnano毎月の積立額:1万円毎月の買い数量:0~400米ドル最大レバレッジ目安 4倍以内売買頻度:月1回+連続注文毎月のポジションの作成は、2つに分けてやっています。単純に成行注文で作成する米ドル円買いポジション。連続注文による米ドル円買い⇒売り⇒買いのリピート系自動売買2019年8月は、1万円積立で合計400通貨の買いでした。内訳はこうです。200通貨 単純に買いポジション作成 買値106,692円200通貨 連続注文で設定 ⇒買い106.50 利益50線 連続回数3回連続注文は、106.50円で買い⇒50銭上昇したら利益確定という内容です。これを最高3回繰り返すように設定してあります。今月に関して言えば、この連続注文は買いポジションを作ったままで、決済までの上昇はありません。この辺は、このまま来月まで放ったらかしです。連続注文がうまく入る月もあれば、入らない月もあるのは想定内です。たまに、うまく入って利益上乗せとして貢献しれくれれば良いからです。こんな感じで「手間なく」「気楽に」買っていきます。 利益確定 2つの基準利益確定は、当面2つの基準で行います。上昇後の往来で利益確定連続注文で利益確定米ドル円は、「大きな動き」⇒「一定レンジでの往来相場」⇒「大きな動き」⇒「一定レンジでの往来相場」といった感じで動くことが多い通貨ペアです。利益確定として狙っていくのは、「大きな上昇のあとの往来相場」です。あとは、為替水準を考慮しながらやっていきます。2019年8月現在、米ドル円は104~6円台を往来しています。この水準は、長期的にみて「かなりの安値水準」です。こういうところで作った買いポジションは将来大きく上昇したときに大きな利益を生み出してくれる可能性があります。なので、少々の上昇で売ることはしません。概ね、買値から10円くらいの上昇で売る予定でいるのですが、現在のような安値水準のポジションは、もっと大きく上昇してからにしようという感じで考えています。連続注文は、月初の積立時に設定します。そのまま1か月間放っておいて、自動売買として利益を上乗せしていくつもりでいます。現在のところ、こういう大まかなルールでやっています。米国編の勝算始めたばかりですが、この「米ドル円 FX積立」はほどほどの利回りは確保できそうです。当面5%は大丈夫かなと思っています。5%はスワップポイントで確保できそう米ドル円は、「高スワップポイント」も魅力の一つです。現在、FX積立で使っているマネーパートナーズFXnano口座では米ドル円1万通貨で65円のスワップポイントになっています。1年分のスワップポイント概算:65円×365日=23,725円100万円の証拠金で1万通貨(約レバレッジ1倍相当)の保有でも1年で2.3%相当の利回りになります。レバレッジ2倍でやれば、スワップポイント受取だけで2.3×2倍=4.5%の利回りが確保できる水準です。私のFX積立は、月1万円でレバレッジ2~4倍くらいを目安にやっていく予定でいます。なので、これだけで5%の利回りは確保できそうです。参考記事:月1万円積立 20年後の資産額  20年間の月1万円の単純な積立金総額は240万円です。この期間、5%運用が出来れば、最終積立金額は411万円まで増えます。まずは、スワップポイントで411万円までを確保、あとは米ドル円の単純売買+連続注文で利益上乗せを目指します。利回り10%に出来れば約759万円、20%に出来れば約3109万円という水準に到達します。どこまでいけるか・・・頑張っていきましょう。米国株は、NISA枠で購入中米国は、現在の覇権国(ここでは覇国と呼んでいます)であり、今後も覇国継続が有力です。少なくとも私はそう思っていますし、日本人の大多数が同意見だろうと思われます。なので、読者の中には、FXではなく米国株購入でいきたいという方もいるでしょう。米国株は、1株単位で購入できるので、それも良いと思います。私自身、NISA枠を使って毎年米国株を購入しています。その資金は、株式売却後も米ドルのまま運用を続けています。今年の年初に、米国株売却⇒米国債購入としてあったのを売却して、再度米国株購入に充てています。参考記事:米国株が割安? イールドスプレッド逆転現象が意味するもの  月1万円積立で米国株購入する場合、予め意識して欲しいことが2つあります。1株の株価が結構高い世界同時株安のリスクまず、米国株は1株でもそれなりの高値の銘柄が多いというところです。代表株として有名な「Anazon」などは1株約18万円以上です。月1万円の積立を1年続けても1株も買えません。だからといって、数百円の安い株を狙うのも相当注意が必要です。全体がこれだけ上昇しているのに安値で放置されている株です。米国は、大企業であっても倒産リスクはどの企業でもあります。もう一つ、「世界同時株安のリスク」もあります。米中の争いが激化するなどの要因があると、米国・中国関係なく世界中の株価が大きく下落する可能性があります。この覇国積立では、投資分野をFX・CFD・株式に分けています。こうすることで、大きな下落の影響を少しでも緩和出来ればと考えています。3つの積立を全て株式関連にしてしまうと、世界同時株安では全て含み損という悲しい状況も有り得ます。積立対象を米国株とする場合は、これらを考慮のうえで実行下さいませ。