昨日のドル円相場ときょうのひとこと(3/15 木)

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 ----------3/14ドル円相場--------------------------
 
トランプリスク(保護主義+孤立主義)で106.00円台まで軟化。
 
OP106.551 HI106.745 LO106.064 CL106.321
  
-----------3/14主な出来事---------------------------
 
06:45 (NZ) 10-12月期経常収支 (対GDP比) -2.7%
前回-2.6%→-2.5%
予想-2.6%  
 
08:50 (日) 1月機械受注 (前月比) +8.2%
前回-11.9%→-9.3%
予想+5.2%  
 
08:50 (日) 日銀・金融政策決定会合議事要旨(1月22-23日開催分)
・現在の金融調整方針のもと、強力な金融緩和を粘り強く進めていくことが適切
・企業の賃金・価格設定スタンスはなお慎重、注意深く点検が必要
・金融緩和の効果と副作用、金融仲介機能への影響を含めて多面的な点検・評価の継続が重要
・銀行の収益と貸出態度に正の相関、貸出スタンスにも意識向ける必要あり 
 
19:00 (ユーロ圏) 1月鉱工業生産 (前月比) -1.0% 
前回+0.4% 
予想-0.5% 
 
21:30 (米) 2月小売売上高 (前月比) -0.1%
前回-0.3%→-0.1%
予想+0.3%  
(米) 2月小売売上高 (前月比:除自動車) +0.2%
前回0.0%→+0.1%
予想+0.4%  
 
21:30 (米) 2月生産者物価指数 (前月比) +0.2%
前回+0.4% 
予想+0.1%  
(米) 2月生産者物価指数 (前年比) +2.8%
前回+2.7% 
予想+2.8%  
(米) 2月生産者物価指数 (コア:前年比) +2.5%
前回+2.2% 
予想+2.6%  
 
23:00 (米) 1月企業在庫 (前月比) +0.6%
前回+0.4%→+0.6%
予想+0.6%  
 
英政府、元スパイ暗殺未遂でロシア人外交官23人を国外退去
 
トランプ政権、中国に1000億ドルの貿易黒字削減を求めた
 
ドラギECB総裁「資産の買い入れ終了後かなり先まで主要政策金利を現在の水準で維持するとの誓約をわれわれは維持する」
 
クドロー次期NEC委員長
「ドルは現状よりも若干高い水準が望ましいが、安定が重要だ」
 
------------3/14株式・債券・商品---------------------
 
日経平均 21777.29▼190.81
豪ASX 5935.312 ▼39.402
上海総合 3291.382 ▼18.857
英FT 7132.69▼6.09
独DAX 12237.74△16.71
NYダウ 24758.12▼248.91
 
日10年債利回り 0.0500%▼0.0030
豪10年債利回り 2.738%▼0.066
英10年債利回り 1.437%▼0.050
独10年債利回り0.593%▼0.027
米2年債利回り 2.2580%△0.0041
米10年債利回り 2.8170%▼0.0255
 
NY原油 60.96 △0.25
NY金 1325.60▼1.50
 
------------3/15きょうの注目材料----------------------
 
<国内> 
08:50  対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース) 
 
<海外> 
06:45  NZ10-12月期GDP
16:00  トルコ12月失業率
16:45  仏2月消費者物価指数・改定値
17:15  スイス2月生産者輸入価格 
17:30  スイス中銀政策金利発表 
18:00  ノルウェー中銀政策金利発表 
21:30  米3月ニューヨーク連銀製造業景気指数
21:30  米新規失業保険申請件数
21:30  米3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
21:30  米2月輸入物価指数 
23:00  米3月NAHB住宅市場指数
24:45  ラウテンシュレーガーECB理事、講演 
29:00  1月対米証券投資
 
 
------------3/15きょうのひとこと----------------------
 
ドル円はまたも105円台へ押し戻されています。アメリカが中国に対して1000億ドル規模の貿易黒字削減を要求するとの事で、世界貿易戦争の懸念が再燃した格好です。ただ、これはトランプ大統領の常套手段で、まずは思い切り高めにつり球を投げて相手の目線を上げておいて、そこからハードルを下げて落としどころを探るやり方でしょう。鉄鋼・アルミ関税のときもそうだったように、これだと最終的にアメリカが譲歩したように見えてしまいます。そんなこんなで105円割れまではないだろうと思っていますが、目先は上値が限られる展開となりそうです。

本日もよろしくお願いします。

参照元:外為どっとコム総合研究所

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