昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/21 水)

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----------6/20ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.513
HI 111.784
LO 111.310
CL 111.464
 
 東京市場は、前日NY市場の流れを継いで買いが先行。5・10日のドル需要に加え、日本株高にも支援されて111.70円台へと上昇した。欧州市場では序盤に111.784円の高値を付けるも、原油安・株安の流れに押されて111.40円台へと反落。NY市場ではムニューシン発言(強いドルは輸出面の障害)に反応して111.310円まで下げる場面もあったが、NYダウが寄り付き直後に史上最高値を更新すると再び111.70円台へ反発。ただ、その後は株価が反落し、長期金利が低下する中、111.40円前後まで押し戻されるなど、終日方向感が掴めないまま取引を終えた。
 
-----------6/20主な出来事----------------------------
 
08:57 エバンズ米シカゴ連銀総裁
・データ分析時間のため次回利上げを12月まで先送りする公算
 
10:30 (豪) RBA議事録
・金利の据え置きは 持続的成長・インフレ目標と合致している
・労働市場・住宅市場は改善しているが、今後も注視する必要がある
・先行指標は、雇用の拡大に対し不透明感
・家計所得の低い伸びと高水準の債務は、消費見通しにリスクとなる
・GDPの伸び率は、3%へ加速すると依然として予想
・豪ドル高は経済の調整を複雑にする 
 
15:00 (独) 5月生産者物価指数 (前年比) +2.8% 
前回+3.4% 
予想+2.9% 
 
16:31 カーニーBOE総裁
・インフレ圧力は抑制されており、利上げの時ではない
 
20:45 ムニューシン米財務長官
・超長期債の発行を非常に真剣に検討中
・FRBにとって巨大なポートフォリオからの脱却は正しいこと
・強いドルはトランプ政権への信任投票
・強いドルは輸出面では障害
 
21:30 (加) 4月卸売売上高 (前月比) +1.0% 
前回+0.9%→+1.2%
予想+0.5% 
 
21:30 (米) 1-3月期経常収支 -1168億USD 
前回-1124億USD→-1140億USD
予想-1238億USD 
 
28:33 カプラン米ダラス連銀総裁
・さらなるインフレに関する兆候をみるために忍耐強く待つ
・インフレの弱さが一時的である証拠を見たい
 
------------6/20株式・債券・商品----------------------
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---------6/21きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    日銀金融政策決定会合議事要旨(4月26-27日分)
15:36    黒田日銀総裁、あいさつ
 
<海外>
17:00    5月南ア消費者物価指数
20:00    ホールデン英MPC委員、講演
23:00    5月米中古住宅販売件数
23:30    EIA週間原油在庫統計
30:00    RBNZ政策金利発表
 
--------6/21きょうのひとこと-------------------------
 
6月末(半期末)が間近に迫っており、時期的にも取引が盛り上がりにくいという面もあるのでしょうが、ドル円の日足ローソクは6月9日以来、陽線と陰線が日替わりで出現しており、方向性がはっきりしません。下げそうで下げずに、上げそうで上げない展開が続いています。その流れに倣えばきょうは下げそうで下げない日という事になります。きょうも手掛りが少ないとあって読みづらい相場展開が続きそうです。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 

参照元:外為どっとコム総合研究所

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