昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/14 水)

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----------6/13ドル円相場概況---------------------
 
OP 109.850
HI 110.270
LO 109.825
CL 110.079
 
 
東京市場は、動意限定も109円台の底堅さはキープして110.10円台まで小じっかりの展開。欧州市場は110.270円まで上伸したが後が続かず、110.00円前後まで押し戻された。NY市場は米生産者物価指数の結果を受けて米長期金利の上昇とともに再び110.20円台へ。しかし、またしてもこの水準で抑えられると109.90円台に反落するなど一進一退の動き。その後も110.00円を挟んだもみ合いが続き、110.00円台で取引を終えた。
 
-----------6/13主な出来事----------------------------
 
17:30 (英) 5月消費者物価指数 (前年比) +2.9% 
前回+2.7% 
予想+2.7% 
 
17:30 (英) 5月小売物価指数 (前月比) +0.4% 
前回+0.5% 
予想+0.3% 
 
(英) 5月小売物価指数 (前年比) +3.7%
前回+3.5% 
予想+3.5% 
 
17:30 (英) 5月生産者物価指数 (前年比) +3.6%
前回+3.6% 
予想+3.6% 
 
18:00 (独) 6月ZEW景気期待指数 18.6
前回20.6 
予想21.7 
 
18:00 (ユーロ圏) 6月ZEW景気期待指数 37.7
前回35.1   
 
21:30 (米) 5月生産者物価指数 (前月比) 0.0% 
前回+0.5% 
予想0.0% 
(米) 5月生産者物価指数 (前年比) +2.4%
前回+2.5% 
予想+2.3%  
(米) 5月生産者物価指数 (コア:前年比)+2.1% 
前回+1.9% 
予想+1.9% 
 
------------6/13株式・債券・商品----------------------
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  ---------6/14きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
13:30    4月鉱工業生産確報
 
<海外>
07:45    1-3月期NZ経常収支
11:00    5月中国鉱工業生産
11:00    5月中国小売売上高
15:00    5月独消費者物価指数・改定値
16:15    コンスタンシオECB副総裁、講演
16:30    クノット・オランダ中銀総裁、講演
17:00    ハンソン・エストニア中銀総裁、講演
17:00    バイトマン独連銀総裁、講演
17:30    5月英雇用統計
18:00    4月ユーロ圏鉱工業生産
20:00    4月南アフリカ小売売上高
21:15    ビスコ・イタリア中銀総裁、講演
21:30    5月米消費者物価指数
21:30    5月米小売売上高
23:00    4月米企業在庫
23:30    EIA週間原油在庫統計
26:30    リムシェービッチ・ラトビア中銀総裁、講演
27:00    米FOMC政策金利発表
27:00    FOMC、経済・金利見通し発表
27:30    イエレン米FRB議長、定例記者会見
 
 
--------6/14きょうのひとこと------------------------
 
FOMC待ちで動きそうにない相場展開ですが、そのFOMCは今後の利上げペースとB/S縮小計画が焦点でしょう。ドルの浮沈もここがカギになりそうです。利上げペースについては、3月FOMCで示した今年3回の見通しが維持されるのか注目です。今のところ市場は、インフレ鈍化や政局不透明感などから今年3回目の利上げは五分五分と見ているようなので、3月見通し維持なら「ややタカ派的」と受け止める可能性があります。B/S縮小については5月議事録で計画の詳細を「近く発表する」としています。今回発表されれば9月に縮小開始の可能性もあるため要注目です。縮小が始まった場合に、利上げとの兼ね合いをどう取るのか(同時進行ではタカ派的すぎるとの見方が根強い)という点も気になります。
 
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 
 

参照元:外為どっとコム総合研究所

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