米ドル/円の連騰を演出しているのは誰? 上値メドは? 感謝祭明けたら空気一変か
2016-11-24
【参考記事】
●トランプ相場で「米国買い」状態だがすべて憶測による値動き。崩れる局面あるかも…(11月24日、今井雅人)
実際、米ドル/円は、先週(11月14日~)末には110円台後半にまで上昇。
今週(11月21日~)に入ってからは、21日(月)に111円台前半で上げ止まる兆しを見せ、22日(火)早朝に起きた福島県沖地震による津波警報の発令をきっかけに、一気に売り仕掛けられる場面も見られたものの、結局110.27円までと、約1円程度の下押しに留まりました。
そして、その日のNY市場では、再び111円台前半まで買い戻されるといった底堅い動きとなったのです。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
■米ドル/円は、ついに113円台まで上昇 11月23日(水)は、勤労感謝の日で東京市場が休場だったにもかかわらず、米ドル/円は海外市場で急騰。
10月米耐久財受注が前月比4.8%と市場予想の1.7%を大幅に上回る強い数字となったことから、米10年債利回りが2.4147%まで急上昇したことを受けて、一時112.975円まで買い上げられました。
本日11月24日(木)も、欧州時間に一時113.386円まで買われています(※)。
(編集部注:11月24日(木)、米ドル/円は当コラム公開準備中に、一時113円台半ばあたりまで上昇した)
米長期金利(米10年債利回り) 1時間足(出所:CQG)
米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)
果たして、この米ドル/円の連騰は誰が演出して…