<i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>レーガノミクス再来か。トランプ次期大統領の</i> トランポノミクスのもと、ドル/円は109円へ
2016-11-10
激しい接戦が予想され、異様な注目を集めた今回の米大統領選は、トランプ大統領の誕生という結末で終了しました。
【参考記事】
●米大統領選挙は予想外のトランプ氏勝利! リスクオフで米ドル/円急落も意外な動き…
激しい接線が予想され、異様な注目を集めた米大統領選挙はトランプ氏が当選
(C)Scott Olson/Getty Images
今回のマーケットの動きは、米大統領選挙の結果発表直前と直後の動きに限っては、Brexit(英国のEU離脱)の時と同じ展開。
【参考記事】
●ついに英国のEU離脱が確定的な状況に!! 英ポンド暴落、米ドル/円も100円割れ!
ヒラリー氏優勢と伝えられるとそれを織り込みにいく動きで、米ドル/円は105円台を回復。
その後、ヒラリー氏が優勢という状況は変わりませんでしたが、マーケットは「セル・ザ・ファクト」の動きで米ドル/円は反落開始。
そして、トランプ大統領誕生の可能性の高まりとともに米ドル/円の下落が加速しました。
【参考記事】
●激戦州のオハイオなどでトランプ氏勝利! ドル/円は101円台、日経平均は900円超安
米ドル/円は一気に101.20円まで急落。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
ここまでは、Brexitのときの米ドル/円の動きとまったく同じ。
ただ、その後の動きはまったく異なり、米ドル/円は急反発しました。
NY市場に入ると、状況は一変し、株が上昇。NYダウは一時、前日比300ドル以上のプラスに。
NYダウ 日足(出所:CQG)
米10年債利回りも2.00%を回復。
米長期金利(米10年物国債の利回り) 日足(出所:CQG)
日本国債利回りは日銀の政策により、当面0%で抑えられますので、米国債利回りの上昇は米ドル/円をサポート。
米ドル/円はあっという間に105円台後半まで急騰。
米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)
その背景は、「レーガノミクスの再来」という…