昨日のドル円相場ときょうのひとこと(3/18 木)

 -------------3/17ドル円相場-------------------------
 
109.322まで強含むも、FOMCハト派堅持で108.746へと反落。
 
OP108.979 HI109.322  LO108.746 CL108.848

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-----------3/17主な出来事---------------------------
 
08:50 日本2月貿易統計(通関ベース)+2174億円
前回-3239億円(-3254億円)
予想+4200億円
 
19:00 ユーロ圏2月消費者物価指数(HICP)・改定値(前年比) +0.9%
前回+0.9%
予想+0.9%
 
21:30 カナダ2月消費者物価指数(前年比) +1.1%
前回+1.0%
予想+1.3%
21:30 アメリカ2月住宅着工件数(年率換算) 142.1万件
前回158.0万件(158.4万件)
予想156.0万件
21:30 アメリカ2月建設許可件数(年率換算) 168.2万件
前回188.1万件(188.6万件)
予想175.0万件
 
27:00 FOMC
「経済活動と雇用の指標は最近上昇している」
「FF金利の目標誘導レンジを0.00-0.25%に維持する」
「最大雇用と物価安定の目標に向けてさらに著しい進展が見られるまで、引き続き米国債の保有を少なくとも月800億ドル、エージェンシーローン担保証券の保有を少なくとも月400億ドル増やす」
 
27:00 FOMC経済・金利見通し(前回予測)
 
GDP予測
2021年+6.5%(+4.2%)
2022年+3.3%(+3.2%)
2023年+2.2%(+2.4%)
 
失業率予測
2021年4.5%(5.0%)
2022年3.9%(4.2%)
2023年3.5%(3.7%)
 
インフレ率(PCE)予測
2021年+2.4%(+1.8%)
2022年+2.0%(+1.9%)
2023年+2.1%(+2.0%)
 
政策金利予測
18人中11人が2023年末まで利上げなしの見通し(17人中12人)
 
27:30 パウエルFRB議長
「回復は一般的な予想よりも早く進んだ」
「経済回復は引き続き不均衡かつ不完全」
「今後数カ月でインフレは上昇するだろう」
「一時的にインフレ率が2%を超えたとしても利上げの要件を満たさない」
「テーパリング議論を始める時ではない」
「テーパリングのかなり前に進捗状況について話したい」
--------3/17株式・債券・商品-------------------------
 
日経平均 29914.33▼6.76
豪ASX  6795.231▼31.905
上海総合 3445.551▼1.182
英FT   6762.67▼40.941
独DAX  14596.61△39.03
NYダウ 33015.37△189.42
 
日10年債利回り 0.100%▼0.005
豪10年債利回り 1.719%△0.027
英10年債利回り 0.830%△0.045
独10年債利回り -0.291%△0.045
米02年債利回り 0.1330%▼0.0160
米10年債利回り 1.6427%△0.0248
 
NY原油 64.60▼0.20
NY金  1727.10▼3.80
 
------------3/18注目材料-----------------------------
 
<国内>
08:50  対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
 
 
<海外>
06:45  10-12月期ニュージーランドGDP
09:30  2月豪雇用統計
17:00  ラガルドECB総裁議会証言
17:30  2月スウェーデン失業率
18:00  ノルウェー中銀政策金利
19:00  1月ユーロ圏貿易収支
20:00  トルコ中銀政策金利
20:00  カンリフBOE副総裁講演
21:00  BOE政策金利
21:00  BOE議事録
21:30  3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
21:30  前週分の米新規失業保険申請件数
21:30  ホールデン英MPC委員講演
22:00  デギンドスECB副総裁講演
23:00  2月米景気先行指数
24:30  エルダーソンECB専務理事講演
24:55  パウエルFRB議長あいさつ
27:00  シュナーベルECB専務理事講演
 
------------3/18きょうのひとこと---------------------
 
FOMCは成長率とインフレ率の見通しを引き上げ、失業率の見通しを引き下げる楽観的な予測を公開。一方で、それでも2023年末まで利上げはしないとの見通しを維持しました。パウエルFRB議長もインフレが上ブレしても利上げしないと改めて強調しており、全体としてバブルを容認するかのようなFOMCとなりました。株高・資源高・ドル安・円安(クロス円上昇)の流れが再開して当然といったところです。
 
本日もよろしくお願いいたします。
 

参照元:外為どっとコム総合研究所

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