4日のドル円相場ときょうのひとこと(10/7 月)

WS000889.JPGのサムネール画像 
 
--------------10/4ドル円相場----------------------
 
雇用統計前のレンジは106.645-106.924。雇用統計直後はNFPの下ブレを嫌気して106.568まで下落したが、失業率の改善やNFPの前月分上方修正が見直されて107.131へと切り返した。ただ、ISMで広がった景気不安を一掃するには至らず売買一巡後は106.80-90円台でもみ合いとなった。
 
OP106.916 HI107.131  LO106.568 CL106.910
 
-----------10/4主な出来事----------------------------
 
10:30 オーストラリア8月小売売上高(前月比) +0.4
前回-0.1%(0.0%)
予想+0.5%
 
21:30 アメリカ9月非農業部門雇用者数変化(前月比)+13.6万人
前回+13.0万人(16.8万人)
予想+14.5万人
アメリカ9月失業率 3.5%
前回3.7%
予想3.7%
アメリカ9月平均時給(前月比) 0.0%
前回+0.4%
予想+0.3%
アメリカ9月平均時給(前年比) +2.9%
前回+3.2%
予想+3.2%
 
21:30 アメリカ8月貿易収支 -549億ドル
前回-540億ドル
予想-545億ドル
 
21:30 カナダ 8月貿易収支 -9.6億カナダドル
前回-11.2億カナダドル(-13.8億カナダドル)
予想-10.0億カナダドル
 
27:00 パウエルFRB議長講演
「失業率は半世紀ぶり低水準付近にあり、インフレ率は当局の2%目標付近だが、それをやや下回った水準で推移している」「米経済はいくらかリスクを抱えているものの、総じて良好な状態にある」
 
----------10/4株式・債券・商品-----------------------
 
日経平均 21410.2△68.46
豪ASX 6517.080 △24.090
上海総合 -----
英FT  77155.38△77.74
独DAX 12012.81△87.56
NYダウ 26573.72△372.68
 
日10年債利回り -0.2110%▼0.0150
豪10年債利回り 0.890%▼0.029
英10年債利回り 0.443%▼0.027
独10年債利回り -0.586%△0.003
米2年債利回り 1.4036%△0.0135
米10年債利回り 1.5290%▼0.0052
 
NY原油 52.81 △0.36
NY金 1512.90▼0.90
 
------------10/7注目材料------------------------------
 
<国内>
08:50  9月外貨準備高
14:00  8月景気動向指数速報値
 
<海外>
07:45  ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演
15:00  8月独製造業新規受注
16:30  デコス・スペイン中銀総裁、講演
23:20  カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
28:00  8月米消費者信用残高
-----  米中次官級貿易協議(ワシントン、8日まで)
 
------------10/7きょうのひとこと---------------------
 
米9月雇用統計は、強くもあり弱くもある内容でしたが、結果的にISM製造業&非製造業の悪化で広がった利下げ観測を払拭する事はできませんでした。それだけに米長期金利は低位横ばい、米株は上昇という展開となり、ドル/円は決め手を欠いて方向感出ずのまま越週となっています。市場の関心は米中貿易戦争の行方に向かうと見られ、早速今朝方には、ブルームバーグ社の観測記事にやや円買いの反応をい示しています。記事によると中国は今週後半の米国との閣僚級協議に向けて、協議の範囲を狭めようと考えており、米国側に提示する案には中国の産業政策や補助金などの改革が含まれない可能性があるとの事です。中国はトランプ大統領の弾劾リスクが台頭したことを受けて自国の交渉力が高まったと判断している模様としています。
 
本日もよろしくお願いします。
 
 

参照元:外為どっとコム総合研究所

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