焦点:TPPでGDP12兆円拡大試算、非関税障壁の撤廃効果で News

焦点:TPPでGDP12兆円拡大試算、非関税障壁の撤廃効果で

[東京 5日 ロイター] - 環太平洋連携協定(TPP)が5日、大筋合意に達した。日本にとって関税撤廃の効果は他の加盟国よりも相対的に大きくなるが、輸出入手続きの簡素化や取引ルールの統一など非関税障壁の大幅な引き下げが、一段と日本企業にとって恩恵となりそうだ。国内総生産(GDP)を約12兆円引き上げるとの試算も出ている。

訂正:ドル120円付近、株高や一部の追加緩和期待で下値堅い News

訂正:ドル120円付近、株高や一部の追加緩和期待で下値堅い

[東京 5日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場2日午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の120円付近。明日から2日間の日程で始まる日銀金融政策決定会合での追加緩和に期待を寄せる一部の海外投機筋もあるなか、株高が好感され下値は堅い。ただ、大方の予想では金融政策据え置きが見込まれるほか、今週から本格化する米企業決算への警戒感もあり、120円台では上値の重さが意識された。

日経平均は4日続伸、半月ぶりに1万8000円回復 TPPも追い風 News

日経平均は4日続伸、半月ぶりに1万8000円回復 TPPも追い風

[東京 5日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続伸。終値で9月18日以来、約半月ぶりに節目の1万8000円を回復した。9月米雇用統計が予想を大きく下回ったことを受け、米利上げ先送りとの見方から前週末の米国株が上昇。これを受け日本株も買い優勢となり、日経平均の上げ幅は一時350円超となった。

焦点:新興国通貨安が日本企業の収益圧迫、円安効果目減り要因に News

焦点:新興国通貨安が日本企業の収益圧迫、円安効果目減り要因に

[東京 5日 ロイター] - 新興国通貨の対ドルでの下落が、日本企業の収益を圧迫している。これまで米利上げ観測の強まりでブラジル・レアル<BRL=>やロシア・ルーブル<RUB=>などが下落してきたが、部品や材料の調達が「外国から外国」の場合、基軸通貨のドルに対する下落はコスト増となる。