
FFとESPORTSの売却制限を巡り提訴
暗号資産(仮想通貨)のマーケットメイクや投資を手がけるDWFラボ(DWF Labs)の関連会社2社が、米暗号資産カストディ企業ビットゴー(BitGo)を提訴したという。英経済紙「フィナンシャル・タイムズ(Financial Times:FT)」が10月9日に報じた。
原告は、英領バージン諸島を拠点とするDWFマース(DWF Maas)と、パナマのファルコン・デジタル(Falcon Digital)だ。両社はロンドンの高等法院に提訴し、1億4,100万ドルの損害賠償を求めているとのこと。
報道によると、今回の争点は、ファルコン・ファイナンス(Falcon Finance)のトークン「FF」と、ゲーム関連のトークン「ESPORTS」を対象とした相対取引(OTC)の契約だ。
原告側は、ビットゴーに対し、一定期間の売却制限を条件にトークンを割引価格で販売する契約を結んだと主張している。契約には、当初3か月間の売却制限(ロックアップ)と、その後の段階的な解除条件が設けられていたという。
原告側によると、ビットゴーは最初の制限解除の約2か月前にトークンを取引所へ移したとのこと。原告側は、ビットゴーによる期限前の売却が価格下落を招き、両社が保有を続けるトークンの価値も減少したと訴えているという。
DWFラボはFTに対し、4月と5月にビットゴーへ問題を提起したものの、必要な確約を得られず、提訴に至ったと説明したとのこと。一方で、同社は紛争の解決に引き続き応じる姿勢を示しているという。
ビットゴーはFTの取材に対し、今回の訴訟についてのコメントを控えたとのこと。なお契約違反や損害に関する原告側の主張は、報道時点で裁判所によって認定されたものではない。
DWFラボは2025年4月、ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial)のガバナンストークン「WLFI」を2,500万ドル分購入したと発表している。同事業にはドナルド・トランプ米大統領とその一族が関与している。
ビットゴーも、同事業の米ドル連動型ステーブルコイン「USD1」の発行・償還や準備資産の保管を担っている。
参考:FT・DWFラボ・ワールド・リバティ・ファイナンシャル
画像:PIXTA
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参照元:ニュース – あたらしい経済

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