
この記事の要点
- 米大手USバンク、独自ステーブルコインUSBDCで欧米間送金を実証
- 公開型チェーン「ステラ」で実取引、資金管理拡大へ
まずはステーブルコインを詳しく
米5位のUSバンク、USBDCで欧米間送金に成功
米国の大手銀行であるUSバンク(U.S. Bank)は2026年9月9日、米ドルを裏付け資産とする独自ステーブルコイン「USBDC」を使い、北米と欧州の拠点間で越境送金の実証を完了したと発表しました。
送金にはStellar(ステラ)ブロックチェーンが使われ、USBDCをパブリックブロックチェーン上で実際に移転することで、国境をまたぐ資金移動を成立させています。
同行はこの実証を通じて、既存の財務・リスクなどの管理体制と連携しながら、24時間365日の取引に対応できることを確認したとしています。
USバンクは今回の実証について、グローバルな資金管理や送金機能の拡大につながる取り組みと位置づけています。
JPYSC裏付け資産10億円を国債で運用
自社決済基盤で発行や償還など4機能を検証
ミント・償還・凍結・クローバックを評価
USバンクは越境送金のパイロットで、独自開発した「Digital Asset Platform(デジタルアセットプラットフォーム)」の機能も検証したとしています。
パイロットでは、USBDCの発行(ミント)・決済時の償還・凍結・強制回収(クローバック)の4機能が評価対象となりました。
同行によると、Digital Asset Platformは既存の財務・リスク・コンプライアンス・業務基盤との連携を維持しながら、トークン化資産の発行・管理・移転を担う基盤となっています。
今回の実証では、こうした機能を既存の銀行インフラと連携させた状態で運用できるかどうかも検証されました。
流動性管理と担保移動の応用を検討
USバンクは今後の検討領域として、流動性管理の高度化、担保の移動、越境トレジャリー(財務)業務などを挙げています。
このほか、ブロックチェーンによって効率性や透明性、決済速度の改善が見込める機関投資家向けの用途も対象としています。
USバンクとSDFは今後も、顧客による資金の移動・管理を改善する新たな機会について共同で評価するとしています。
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Source:U.S. Bank
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用





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