日銀「9月利上げ」観測強まる、円高進行。ビットコイン円価格への影響は?

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※本記事は、2026年9月7日時点で確認できた日本銀行、Reuters、Coincheckなどの公開情報をもとに作成しています。
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日本のビットコイン(BTC)保有者が注意したいのが、BTCのドル価格が変わらなくても、円高が進むだけで円建てBTC価格が下がる可能性があることです。

日銀が実際に利上げした場合、ビットコインにはどのような影響が考えられるのでしょうか。

特に金融政策の発表前後は、為替とBTCの双方が動くことで、円建て価格の値動きが大きくなる可能性があります。

 

こうした局面でBTCを購入する場合は、一度にまとまった金額を投じるのではなく、少額から価格の動きを確認する方法もあります。

国内の暗号資産取引サービスでは少額からBTCを購入でき、Coincheckの販売所では円建て500円相当から購入可能です。

日銀の利上げや円相場の動きを見ながら取引を検討したい場合は、最低購入金額や購入方法をあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

 

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日銀「9月利上げ」観測、なぜ強まった?

日銀の次回金融政策決定会合は、9月17日~18日に開催されます。

現在、日銀は無担保コール翌日物金利が1.0%程度で推移するよう促す金融市場調節方針を示しています。

市場では、9月会合で0.25%ポイント引き上げ、1.25%とする見方が強まっています。

 

Reutersによると、高市早苗首相の経済顧問を務める会田卓司氏は、日銀が9月に追加利上げを実施するとの見通しを示しました。

会田氏はこれまで日銀の利上げに慎重な立場で知られていたため、今回の見通しは市場でも注目されています。

また、日銀の高田創審議委員は9月2日、一定の間隔にとらわれず、経済・物価情勢を確認しながら機動的に金融政策を調整していく必要性を示しました。

こうした発言に加え、円安による物価上昇への警戒なども、日銀の追加利上げ観測を強めています。

 

ただし、9月利上げはまだ正式に決まっていません。

Reutersは9月7日の記事で、25bpの利上げが一部市場でほぼ織り込まれていると報じる一方、同日の為替市場記事では利上げ確率を75%程度としています。

現時点では「9月利上げが決まった」のではなく、市場の利上げ観測がかなり強まっている段階です。

円高になるとビットコイン円価格はどうなる?

日本の取引所などで見るBTCの円価格には、BTCのドル価格だけでなくドル円相場も影響します。

単純換算の目安としては『BTCのドル価格 × ドル円相場 = BTCの円換算価格』という関係になります。

たとえば、BTCが8万ドルで変わらなかった場合を比べてみます。

 

ドル円 8万ドルの円換算額
1ドル160円 約1,280万円
1ドル155円 約1,240万円

ドル円が160円から155円へ下落、つまり円高になると、BTC/USDが同じ8万ドルでも円換算額は約40万円低くなります。

BTCのドル価格が横ばいでも、円高だけで日本円から見たBTC価格に下押し圧力がかかることがあります。

もちろん、実際の国内取引所のBTC価格には各市場の需給やスプレッドなども影響するため、単純なドル換算額と完全に一致するわけではありません。

Reutersによると、9月7日のBitcoinは8万ドル前後で推移していました。

日本の投資家にとっては、BTC/USDだけでなくドル円の動きも確認したい局面です。

日銀が利上げしてもBTCが必ず下がるわけではない

もう一つ注目したいのが、日銀の利上げが世界の金融市場に与える影響です。

日本の金利が上昇すると、低金利の円で資金を調達し、海外資産へ投資する「円キャリートレード」の魅力が低下する可能性があります。

Reutersは最近の円高について、キャリートレードの巻き戻しや、日本への資金還流への期待も背景にあると報じています。

こうした動きが大きくなれば、海外の株式などリスク資産から資金が引き揚げられ、市場全体の値動きが不安定になる可能性があります。

暗号資産もこうしたリスク選好の変化の影響を受ける可能性があります。

 

ただし、「日銀が0.25%ポイント利上げする=Bitcoinが必ず下落する」わけではありません。

 

Bitcoinの価格には、

  • 米国の金利見通し
  • 米国の現物Bitcoin ETFへの資金流入・流出
  • ドルの強弱
  • 株式市場の動向
  • 地政学リスク

など、複数の要因が影響します。

 

現在は米国でも9月の追加利上げ観測が高まっており、Reutersによると9月7日時点では、市場が織り込む利上げ確率は約57%です。

さらに、9月11日には米国の8月消費者物価指数(CPI)が発表される予定です。

CPIの結果によって米国の金利見通しが変われば、ドルやBitcoinの値動きにも影響する可能性があります。

そのため、日銀だけを理由にBTC価格の方向を決めつけるのは難しい状況です。

日本のBTC保有者は「BTC価格+ドル円」に注目

今回の利上げ観測で重要なのは、海外ニュースで「Bitcoinが8万ドル前後」と報じられていても、日本円で見た値動きはドル建て価格と同じにならないことです。

たとえば、

  • BTC/USDが上昇+円安 → 円建てBTCは上昇しやすい
  • BTC/USDが横ばい+円高 → 円建てBTCは下落しやすい
  • BTC/USDが下落+円高 → 円建てBTCには二重の下押し要因となりやすい

といった違いがあります。

9月17~18日の日銀会合に向けては、BTCのドル価格とドル円相場の両方を確認しておきたいところです。

 

Coincheckの販売所では、BTCを円建て500円相当から購入できます。

一方、暗号資産には価格変動リスクがあり、為替や金融政策などをきっかけに短期間で値動きが大きくなる場合もあります。

 

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日銀の9月利上げ観測が強まり、円は前週に対ドルで2%超上昇しました。

日本のBTC保有者にとって重要なのは、「日銀利上げでBitcoinが下がるか」だけでなく、円高によって円建てBTC価格が押し下げられる可能性があることです。

一方、9月利上げは市場で相当程度織り込まれているため、実際に利上げが発表されても、そこから必ずさらに円高が進むとは限りません。

市場は事前の予想を価格に反映するため、発表内容が想定通りだった場合には、為替の反応が限定的になる可能性もあります。

今後は9月17~18日の日銀会合に加え、ドル円相場、米国の金融政策、BTCのドル建て価格をあわせて確認する必要があります。

 

BTCを取り扱う国内取引所はCoincheckだけではありません。

最低購入金額や取引方法、手数料などを比較して選びたい場合は、CoinChoiceの国内取引所比較ページも参考にしてください。

 

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出典・参考

  • 日本銀行「公表予定」
  • 日本銀行 高田創審議委員「わが国の経済・物価情勢と金融政策」
  • Reuters「Takaichi's reflationist aide projects Bank of Japan rate hike in September」
  • Reuters「Dollar barely gets lift from boost in Fed hike expectations」
  • Reuters「Yen's changing fortunes might finally be spooking the bears」
  • 米労働省労働統計局「Consumer Price Index」
  • Coincheck「販売所での取引注文ルール」

 

※本記事は、ビットコインその他の暗号資産の購入・売却を推奨するものではありません。

※暗号資産は価格が大きく変動する可能性があり、購入価格を下回ることで損失が生じる場合があります。

※金融政策や為替相場は市場予想と異なる動きをする場合があります。本記事に記載した日銀・FRBの利上げ確率や市場の織り込み状況は2026年9月7日時点のものであり、実際の利上げを保証するものではありません。

最新情報を確認したうえで、自身の判断で取引してください。

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