オンライン投資プラットフォーム「ウィブル」がカナダで暗号資産取引開始、コインベース基盤活用

WebullとCoinbaseの提携をカナダに拡大

米フロリダ州に本部を置くオンライン投資プラットフォーム「ウィブル(Webull)」が、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)のインフラを活用し、カナダで暗号資産取引サービスを開始した。コインベースが8月31日に発表した。

今回のサービスは、コインベースの「クリプト・アズ・ア・サービス(Crypto-as-a-Service:CaaS)」上に構築されている。コインベースは、ウィブルのカナダ事業における中核的な暗号資産インフラパートナーとして、機関投資家向け水準の取引・カストディサービスを提供する。

これによりカナダのユーザーは、ウィブルのモバイルアプリおよびデスクトップアプリを通じて、暗号資産の購入・売却・価格確認が可能となる。株式や上場投資信託(ETF)などと暗号資産を同じプラットフォーム上で管理できるという。

ウィブル・カナダ(Webull Canada)の公式サイトによると、取扱銘柄はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、XRP、カルダノ(ADA)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、シバイヌ(SHIB)、ドージコイン(DOGE)、ペペ(PEPE)の計10銘柄。取引手数料は一律1%となっている。

今回の取り組みは両社による新たな提携ではなく、米国、ブラジル、豪州で展開してきた既存提携をカナダへ拡大するものだ。

コインベースによると、ウィブルは取扱資産の充実度やグローバルでの事業展開、柔軟性、拡張性、競争力のある価格などを理由に、同社をインフラパートナーとして選定したという。また両社の提携を通じ、ウィブルのプラットフォームでは暗号資産の取引金額が増加しているとのこと。

ウィブル・カナダのマイケル・コンスタンティノ(Michael Constantino)CEOは、カナダの投資家が幅広い資産クラスへのアクセスを求めるなか、暗号資産の重要性が高まっていると説明。コインベースとの提携により、顧客が求める規模と信頼性を備えたサービスを提供できるとした。

カナダ・オンタリオ州証券委員会(OSC)がカナダ人2,360人を対象に実施した調査では、暗号資産の保有率が2023年の10%から25%に上昇した。また暗号資産を認知している人の割合は59%だった。

なお、ウィブルにおける暗号資産取引は、ウィブル・カナダ・クリプト(Webull Canada Crypto Limited)が注文執行専用(Order Execution Only)のサービスとして提供する。同社はカナダ投資規制機構(CIRO)の規制下にあり、カナダ投資者保護基金(CIPF)の会員となっている。ただし、暗号資産はCIPFによる保護の対象外だ。

またコインベース・カナダ(Coinbase Canada)は、カナダの全州および準州で制限付ディーラー(Restricted Dealer)として登録されている。

ウィブル・カナダでは今後、取扱銘柄の拡充に加え、暗号資産の入出庫、スワップ、対象銘柄のステーキング機能を提供する予定だ。

参考:コインベース
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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