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※本記事は、2026年9月1日時点で確認できたBitcoin Asia、BIT、香港政府などの公開情報をもとに作成しています。
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2026年8月27日から28日に香港で開催された「Bitcoin Asia 2026」が閉幕しました。
Bitcoin Asiaは、Bitcoinを中心に世界の企業や投資家、金融関係者などが集まる大型イベントです。
公式サイトでは、125カ国以上、150人以上の登壇者、1万人超の参加見込みという規模が掲げられていました。
登壇者にはBinance共同創業者のChangpeng Zhao(CZ)氏や、日本企業MetaplanetのSimon Gerovich CEOなども名を連ねています。
今回の大会で印象的だったのは、「Bitcoinはいくらまで上がるのか」という価格の話だけではありません。
大手投資家がBitcoinをどう持つのか、企業が保有するBTCをどう活用するのか、さらに株やファンドをブロックチェーン上で取引する仕組みまで、Bitcoinの周辺にある金融サービスについて幅広く議論されました。
簡単にいえば、Bitcoinを「値上がりを期待して買う資産」として見るだけではなく、既存の金融システムの中でどう使っていくかという話が増えています。
この記事ではBitcoin Asia 2026を振り返りながら、初心者でも分かりやすいように、注目したい4つの変化を整理します。
- Bitcoin Asia 2026が香港で開催
- 変化① 大手投資家もBitcoinを「普通の投資先」として考える時代へ?
- 変化② 企業はBTCを「持つだけ」ではなく活用する?
- Metaplanet CEOは「アジアの時代」をテーマに登壇
- 変化③ 株やファンドもブロックチェーンで取引する「RWA」
- 香港ではステーブルコインを金融取引に使う構想も
- 変化④ Bitcoinは「価格」だけを見る市場ではなくなる?
- 企業がBitcoinを持てば株価が上がるわけではない
- 【独自視点】Bitcoin Asiaで一番大きな変化は「使い道」?
- 日本の投資家は何に注目すればいい?
- Bitcoinを購入するなら国内取引所も比較
- 自分に合う国内仮想通貨取引所を診断
- まとめ:Bitcoinは「買うもの」から「金融で使うもの」へ?
- 出典・参考
Bitcoin Asia 2026が香港で開催
Bitcoin Asia 2026は、2026年8月27日から28日に香港で開催されたBitcoin関連イベントです。
主催者は「Asia's Largest Bitcoin Event」として、125カ国以上、150人以上の登壇者、1万人超の参加見込みという規模を掲げていました。
なお、1万人超という数字は実際の来場者数ではなく、主催者が事前に公表していた参加見込みです。
大会には、Bitcoinや暗号資産関連企業だけではなく、金融機関、資産運用会社、上場企業、政策関係者なども参加しています。
今回の主なテーマを分かりやすく整理すると、次のようになります。
| テーマ | 簡単にいうと |
|---|---|
| 大手投資家 | Bitcoinを投資先としてどう取り入れるか |
| 企業のBTC保有 | 企業が持っているBitcoinをどう管理・活用するか |
| RWA | 株やファンドなどをブロックチェーン上でも扱う動き |
| アジア市場 | 日本や香港でBitcoin関連サービスがどう広がるか |
大会全体を見ると、「Bitcoinを買うかどうか」だけではなく、「Bitcoinやブロックチェーンを金融の中でどう使うか」という話が増えていたことが分かります。
変化① 大手投資家もBitcoinを「普通の投資先」として考える時代へ?
一つ目の注目点は、大手投資家によるBitcoinへの向き合い方です。
Bitcoin Asiaでは、機関投資家と呼ばれる金融機関や資産運用会社が、Bitcoinをどのように投資へ取り入れるかについて複数の議論が行われました。
機関投資家とは、簡単にいえば銀行、保険会社、年金基金、資産運用会社など、大きなお金を動かす投資家のことです。
こうした大手投資家にとって、Bitcoinを直接買って保管することは簡単ではありません。
どこで保管するのか、誰が管理するのか、会計や監査をどうするのか、価格が大きく下落したときにどう対応するのか、といった問題があります。
そこで重要になったのが、現物Bitcoin ETFです。
Bitcoin ETFを使えば、投資家がBitcoinそのものを自分で管理しなくても、証券市場を通じてBitcoin価格へ投資できます。
つまり、「Bitcoinを直接買って保管する」のではなく、「株や投資信託に近い感覚でBitcoin価格へ投資する」方法が増えたことになります。
今回のBitcoin Asiaでは、その次の段階として、「Bitcoinを投資資産の何%くらい持つのか」「価格が下がったときにどこまで耐えられるのか」といった、より一般的な資産運用に近い議論も行われました。
Bitcoinは大手投資家にとって、「買えるのかどうかを考える特殊な資産」から、「どのくらい持つかを考える投資先」へ近づいているといえそうです。
個人投資家の場合も同じで、Bitcoinを購入するときは価格だけを見るのではなく、取引所ごとの手数料やスプレッド、最低注文金額なども確認することが重要です。
変化② 企業はBTCを「持つだけ」ではなく活用する?
Bitcoin Asiaでは、企業が保有するBitcoinの使い方についても議論されました。
近年は、企業が会社の資産としてBitcoinを購入するケースが増えています。
日本ではMetaplanet、海外ではStrategyなどがよく知られています。
これまでは、「企業が何BTC買ったのか」「合計でいくら分のBitcoinを持っているのか」といった部分が注目されることが多くありました。
しかし今回のBitcoin Asiaでは、その先となる「保有しているBitcoinを使って、さらに収益を得ることはできないか」という話もテーマになりました。
例えば、
・Bitcoinの現物と先物の価格差を利用する
・Bitcoinの送金ネットワークへ資金を提供する
・金融商品を使って収益機会を作る
といった方法です。
専門的な仕組みも多いですが、簡単にいえば、「買ったBitcoinを金庫に置いておくだけではなく、保有したまま活用できないか」という考え方です。
ただし、これは「企業がBitcoinを運用すれば必ず儲かる」という話ではありません。
複雑な金融商品を利用すれば、Bitcoin自体の価格変動以外にも損失が発生する可能性があります。
取引相手の問題や、必要なときに売買できないリスクなども考えなければなりません。
Bitcoin Asiaで見えたのは、企業のBitcoin戦略が「買う・持つ」だけでなく、「どう使うか」まで議論されるようになったという変化です。
Metaplanet CEOは「アジアの時代」をテーマに登壇
日本の投資家にとって注目したいのが、MetaplanetのSimon Gerovich CEOです。
Gerovich氏は「The First Asian Cycle」というセッションに登壇しました。
このセッションでは、今後のBitcoin市場でアジアが大きな役割を担う可能性がテーマとして掲げられています。
Bitcoin市場では、これまで米国の動きが強く注目されてきました。
米国では現物Bitcoin ETFが登場し、Strategyのように大量のBitcoinを保有する上場企業もあります。
一方、日本ではMetaplanetがBitcoin保有を進めています。
香港でも暗号資産やステーブルコインに関する制度整備が進んでいます。
つまり、「Bitcoinの大きなニュースはアメリカを見る」だけではなく、「日本や香港など、アジアで何が起きているか」も重要になりつつあります。
ただし、「これからBitcoin市場はアジアが中心になる」と決まったわけではありません。
あくまでBitcoin Asiaで示されたテーマの一つとして、今後のアジア市場に注目が集まっているという段階です。
変化③ 株やファンドもブロックチェーンで取引する「RWA」
Bitcoin Asiaでは「RWA」も注目テーマになりました。
RWAとは「Real World Assets」の略です。
言葉だけを見ると難しく感じますが、簡単にいえば、株式、債券、ファンド、不動産など、これまで普通の金融市場で扱われてきた資産をブロックチェーン上でも取引できるようにする仕組みです。
例えば、株式をもとにしたデジタルトークンを発行し、そのトークンをブロックチェーン上で売買するといった形です。
これが実現すれば、従来の証券市場とは違った方法で金融商品を取引できる可能性があります。
一方で、課題もあります。
例えば、「そのトークンを持っていれば、本当に株式と同じ権利を持てるのか」「売りたいときに買ってくれる人がいるのか」「トラブルが起きた場合、誰が責任を負うのか」といった問題です。
また、元の株式がたくさん売買されていたとしても、その株式をもとにしたトークンも同じように活発に売買されるとは限りません。
RWAでは「株やファンドをトークンにできるか」だけでなく、「実際に安心して売買できる市場を作れるか」が重要になっています。
香港ではステーブルコインを金融取引に使う構想も
Bitcoin Asiaの開催地である香港では、RWAとステーブルコインを組み合わせる動きも進んでいます。
ステーブルコインとは、米ドルや香港ドルなどの法定通貨と価値が連動するように作られたデジタル資産です。
Bitcoinのように価格が大きく動くことを前提としたものとは性質が異なります。
香港では2025年8月1日にステーブルコイン発行者のライセンス制度が始まりました。
2026年4月には、香港金融管理局が2社へステーブルコイン発行者ライセンスを付与しています。
さらに香港政府は、ライセンスを取得した事業者の構想として、規制されたステーブルコインを使ってトークン化された資産をリアルタイムで取引する仕組みを紹介しています。
例えば将来的には、「ブロックチェーン上でファンドなどを購入する → 支払いにステーブルコインを使う → 売却した代金もステーブルコインで受け取る」といった取引が広がる可能性があります。
香港では、ステーブルコインを単なる暗号資産として扱うのではなく、金融商品の売買に使うお金として利用することも視野に入っています。
変化④ Bitcoinは「価格」だけを見る市場ではなくなる?
もちろんBitcoin Asiaでは、Bitcoin価格について強気な発言もありました。
Binance共同創業者のCZ氏も登壇し、The Blockは、CZ氏が次の強気相場でBitcoinの時価総額が金を上回る可能性について語ったと報じています。
こうした価格予想はニュースとして非常に目を引きます。
一方、大会全体を見ると、
・大手投資家はBitcoinをどう持つのか
・企業は保有BTCをどう活用するのか
・株やファンドをどうブロックチェーン上で扱うのか
・ステーブルコインを決済にどう使うのか
といった話も多くありました。
つまり、Bitcoinやブロックチェーン市場を見るときに、「BTCはいくらになるのか」だけでは十分ではなくなってきています。
Bitcoin Asia 2026では、「Bitcoinを買って値上がりを待つ」という話だけでなく、「Bitcoinやブロックチェーンを金融の仕組みとしてどう使うか」という議論が広がっていました。
企業がBitcoinを持てば株価が上がるわけではない
一方、企業のBitcoin保有が注目されているからといって、「Bitcoinを買った会社は株価も上がる」とは限りません。
企業の株価は、Bitcoin価格だけではなく、本業の業績や財務状況、資金調達などさまざまな要因によって動きます。
また、借り入れや株式発行などでお金を集め、その資金でBitcoinを購入する企業の場合、Bitcoin価格が下落すると財務への負担が大きくなる可能性もあります。
保有BTCを使った運用でも同じです。
より高い収益を狙えば、その分リスクも増える可能性があります。
「企業がBitcoinを持っているから安心」「保有BTCを運用しているから利益が増える」と単純に判断しないことが重要です。
【独自視点】Bitcoin Asiaで一番大きな変化は「使い道」?
今回のBitcoin Asia 2026をCoinChoice独自の視点で見ると、一番興味深いのはBitcoinやブロックチェーンの「使い道」が増えていることです。
これまでは、「Bitcoinを買う」「価格が上がるのを待つ」という投資の話が注目されやすい市場でした。
しかし今回のBitcoin Asiaでは、
・大手投資家がBitcoinを資産として持つ
・企業がBitcoinを財務に利用する
・株やファンドをブロックチェーン上で扱う
・ステーブルコインを金融商品の決済に使う
といった話まで広がっています。
これらはすべて同じ仕組みではありません。
Bitcoin ETFとRWA、ステーブルコインはそれぞれ別の市場です。
ただ、共通しているのは、暗号資産やブロックチェーンが「投資するもの」だけではなく、「金融サービスを動かす仕組み」として使われ始めていることです。
今後の仮想通貨市場を見るときは、BTC価格だけでなく、「実際に何に使われるのか」を見ることも重要になりそうです。
日本の投資家は何に注目すればいい?
日本の投資家にとって、まず確認したいのが企業によるBitcoin保有です。
日本ではMetaplanetがBitcoin財務戦略を進めています。
今後、ほかの日本企業でも同じようにBitcoinを保有する動きが広がるのかは注目したいポイントです。
次に確認したいのが、日本の制度です。
海外ではBitcoin ETF、RWA、ステーブルコインなど新しい金融サービスが広がっています。
しかし、海外で利用できる商品がそのまま日本でも利用できるとは限りません。
日本でも暗号資産やステーブルコインをめぐる制度整備が進んでいるため、海外のサービスが日本でどこまで利用できるようになるかも重要です。
そして何より、「Bitcoinの利用が広がること」と「BTC価格が必ず上がること」は別です。
Bitcoin Asiaで強気な発言があったからといって、すぐに購入する必要はありません。
価格だけでなく、利用する取引所や購入方法、リスクも確認しましょう。
Bitcoinを購入するなら国内取引所も比較
Bitcoin AsiaのニュースをきっかけにBTCへ興味を持った場合も、まずは利用する国内取引所の違いを確認しておきましょう。
取引所によって『購入できる最低金額』『売買方法』『手数料やスプレッド』『積立サービス』『外部ウォレットへの送金』などが異なります。
ここでは、Bitcoinを購入する際の候補となる国内取引所を3社紹介します。
Coincheck|初めてBitcoinを購入する人の候補
Coincheckは、Bitcoinを含む複数の暗号資産を取り扱っています。
スマートフォンアプリから暗号資産の価格を確認し、そのまま売買できます。
Bitcoin以外の暗号資産も含めて、分かりやすい操作で取引したい場合は比較候補の一つです。

SBI VCトレード|購入後のサービスも比較したい人の候補
SBI VCトレードでもBitcoinを取り扱っています。
取引所を選ぶ際は、BTCを買えるかだけでなく、取扱銘柄や暗号資産関連サービス、外部への入出庫なども確認しておきましょう。
Bitcoinを購入した後も、複数の暗号資産サービスを利用したい場合は比較候補になります。

bitFlyer|Bitcoinを中心に取引所を選びたい人の候補
bitFlyerもBitcoinを取り扱う国内暗号資産取引所です。
Bitcoinを中心に取引を始めたい場合は、売買方法や最低注文金額、手数料、入出庫条件などをほかの取引所と比較してみましょう。
3社を簡単に整理すると、次のようになります。
| 取引所 | こんな人の比較候補 |
|---|---|
| Coincheck | 初めてBitcoinや暗号資産を購入したい人 |
| SBI VCトレード | 購入後の暗号資産サービスも比較したい人 |
| bitFlyer | Bitcoinを中心に取引所を選びたい人 |
どの取引所が合うかは、購入金額や利用したいサービスによって異なります。
複数の取引所を比較したうえで選びましょう。
自分に合う国内仮想通貨取引所を診断
「結局どの取引所を選べばいいか分からない」という場合は、自分がどのように暗号資産を購入・保有したいのかを整理してみましょう。
CoinChoiceでは、5つの質問から自分の投資スタイルに合った国内取引所を探せる診断を用意しています。

まとめ:Bitcoinは「買うもの」から「金融で使うもの」へ?
2026年8月27日から28日に香港で開催されたBitcoin Asia 2026では、Bitcoinの価格だけでなく、企業や金融機関がBitcoinやブロックチェーンをどう利用するかについて幅広い議論が行われました。
大手投資家の間では、Bitcoinへ投資できるかどうかだけではなく、資産の一部としてどのように組み込むかという話が増えています。
企業についても、Bitcoinを購入して保有するだけではなく、保有BTCをどう活用できるかという議論が行われました。
さらに、株やファンドをブロックチェーン上で扱うRWAや、ステーブルコインを金融取引の決済に使う仕組みも注目されています。
香港ではすでにステーブルコイン発行者のライセンス制度が始まり、トークン化された金融資産との組み合わせも検討されています。
Bitcoin Asia 2026から見えてくるのは、「BTCはいくらになるのか」という価格の話だけではなく、Bitcoinやブロックチェーンを実際の金融サービスでどう使うかという変化です。
今後の仮想通貨市場を見るときは、BTC価格だけではなく、「企業がどう利用するのか」「金融機関がどんなサービスを作るのか」「日本でも利用できるようになるのか」といった部分にも注目してみましょう。
出典・参考
- Bitcoin Asia「Bitcoin Asia 2026 Official Website」
- Bitcoin Asia「Press」
- Bitcoin Asia「Speakers」
- Bitcoin Asia「Agenda」
- Bitcoin Asia「The First Asian Cycle」
- Bitcoin Asia「How Institutional Investors Generate Yield Using Bitcoin Holdings」
- Bitcoin Asia「Structured and Tokenized Bitcoin Products for Institutional Allocators」
- Bitcoin Asia「The Bitcoin Century」
- Bitcoin Asia「Bitcoin Week / Bitcoin for Corporations Symposium」
- BIT「The Next Generation of Crypto ETFs: From Bitcoin to RWA and Beyond」2026年8月31日
- The Government of the Hong Kong SAR「Stablecoins Ordinance to commence operation on August 1, 2025」2025年6月6日
- The Government of the Hong Kong SAR「Granting of stablecoin issuer licences」2026年4月10日
- The Government of the Hong Kong SAR「Development and regulation of stablecoins」2026年6月10日
- The Block「Binance co-founder Changpeng 'CZ' Zhao says bitcoin could surpass gold in next bull market」2026年8月27日
※本記事は、特定の暗号資産や金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。
※暗号資産には価格変動、元本割れ、流動性低下、システム障害、不正アクセスなどのリスクがあります。
投資を行う場合は、各サービスの公式情報や市場状況を確認し、自身の判断で行ってください。
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The post Bitcoin Asia 2026総まとめ。機関投資家・企業保有・RWA、香港で見えた「次の仮想通貨市場」 first appeared on CoinChoice(コインチョイス).

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